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cos
シンボリック余弦関数
構文
説明
例
数値引数およびシンボリック引数に対する余弦関数
引数に応じて、cos
は浮動小数点解またはシンボリック厳密解の結果を返します。
次の数値について余弦関数を計算します。これらの数値はシンボリック オブジェクトではないため、cos
は浮動小数点の結果を返します。
A = cos([-2, -pi, pi/6, 5*pi/7, 11])
A = -0.4161 -1.0000 0.8660 -0.6235 0.0044
シンボリック オブジェクトに変換された数値に対する余弦関数を計算します。ほとんどのシンボリックな (厳密な) 数値に対して、cos
は未解決のシンボリックな呼び出しを返します。
symA = cos(sym([-2, -pi, pi/6, 5*pi/7, 11]))
symA = [ cos(2), -1, 3^(1/2)/2, -cos((2*pi)/7), cos(11)]
vpa
を使用し、これらの解を浮動小数点数で近似します。
vpa(symA)
ans = [ -0.41614683654714238699756822950076,... -1.0,... 0.86602540378443864676372317075294,... -0.62348980185873353052500488400424,... 0.0044256979880507857483550247239416]
余弦関数のプロット
余弦関数を から までの範囲でプロットします。
syms x fplot(cos(x),[-4*pi 4*pi]) grid on
余弦関数を含む式の処理
diff
、int
、taylor
、rewrite
などの多くの関数は cos
を含む式を処理することができます。
余弦関数の 1 次および 2 次導関数を求めます。
syms x diff(cos(x), x) diff(cos(x), x, x)
ans = -sin(x) ans = -cos(x)
余弦関数の不定積分を求めます。
int(cos(x), x)
ans = sin(x)
cos(x)
のテイラー級数展開を計算します。
taylor(cos(x), x)
ans = x^4/24 - x^2/2 + 1
余弦関数を指数関数に書き換えます。
rewrite(cos(x), 'exp')
ans = exp(-x*1i)/2 + exp(x*1i)/2
cos
関数による単位の評価
cos
は、自動的に radian
、degree
、arcmin
、arcsec
、および revolution
の単位を数値的に評価します。
x
° および 2
ラジアンの余弦を求めることで、この挙動を示します。
u = symunit; syms x f = [x*u.degree 2*u.radian]; cosinf = cos(f)
cosinf = [ cos((pi*x)/180), cos(2)]
subs
を使用して x
への代入を行い、double
または vpa
を使用して cosinf
を計算することができます。