OptimizationEquality
説明
OptimizationEquality
オブジェクトには、OptimizationVariable
オブジェクトまたは OptimizationExpression
オブジェクトに関する等式および等式制約が含まれます。各等式では比較演算子 ==
を使用します。
1 つのステートメントによって 1 つの等式配列を表すことができます。たとえば、行列変数 x
の各行の和を 1 とする等式を、この 1 つのステートメントで表すことができます。
constrsum = sum(x,2) == 1
OptimizationEquality
オブジェクトは、制約として OptimizationProblem
で使用するか、方程式として EquationProblem
で使用します。
ヒント
完全なワークフローについては、問題ベースの最適化ワークフローまたは方程式を解くための問題ベースのワークフローを参照してください。
作成
比較演算子 ==
のある最適化式を使用して、等式を作成します。
ドット表記を使用して、最適化問題の Constraints
プロパティまたは方程式問題の Equations
プロパティに等式を含めます。
prob = optimproblem; x = optimvar('x',4,6); SumToOne = sum(x,2) == 1; prob.Constraints.SumToOne = SumToOne; % Or for an equation problem: eqprob = eqnproblem; eqprob.Equations.SumToOne = SumToOne;
optimeq
または optimconstr
を使用して、空の最適化等式を作成することもできます。通常は、その後、ループで等式を設定します。例については、ループでの等式の作成を参照してください。ただし、問題の定式化の効率を重視する場合は、ループで等式を設定しないでください。詳細については、効率的な最適化問題の作成を参照してください。
プロパティ
オブジェクト関数
infeasibility | 点における制約違反 |
show | 最適化オブジェクトの情報表示 |
write | 最適化オブジェクトの説明の保存 |
例
バージョン履歴
R2019b で導入