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stlread

STL ファイルから三角形分割を作成します。

説明

TR = stlread(filename) によって返される triangulation オブジェクト TR には、STL ファイルで定義されている三角形が含まれています。

[TR,fileformat,attributes,solidID] = stlread(filename) は、filename のファイル形式、ファイルがバイナリの場合は属性、およびファイルがテキストの場合は立体識別番号も返します。

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ファイル tristltext.stl に含まれているデータから triangulation オブジェクトを作成し、プロットします。

TR = stlread('tristltext.stl');
triplot(TR)

Figure contains an axes object. The axes object contains an object of type line.

入力引数

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STL ファイル名。文字ベクトルまたはスカラー string として指定します。ファイル名は .stl または .STL の拡張子で終わらなければなりません。ファイルに縮退した三角形が含まれる場合、stlread によって自動的に削除されます。

例: 'stltextfile.stl'

出力引数

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三角形分割。triangulation オブジェクトとして返されます。

ファイル形式。'binary' または 'text' のいずれかとして返されます。

バイナリ属性。uint16 ベクトルとして返されます。入力ファイルがバイナリの場合、attributes には、三角形に関する符号化された情報が含まれます。その長さは三角形分割の三角形の数と等しくなります。その入力ファイルがテキスト ファイルである場合、attributes は空の配列になります。

立体グループ化インデックス。識別番号のベクトルとして返されます。入力ファイルがテキスト ファイルの場合、識別番号によって各三角形が三角形分割内の三角形のグループ化に割り当てられます。入力ファイルがバイナリの場合、solidID にはすべて 1 が含まれます。solidID の長さは、三角形分割の三角形の数と等しくなります。

データ型: double

拡張機能

スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool を使用してコードを高速化します。

バージョン履歴

R2018b で導入