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fsurf
3 次元表面のプロット
構文
説明
fsurf(
は、f
,[xmin xmax ymin ymax]
)f(x,y)
を x
の区間 [xmin xmax]
と y
の区間 [ymin ymax]
でプロットします。関数 fsurf
は symvar
を使用して、変数を並べ替え、区間を割り当てます。
fsurf(
は、パラメトリックな表面 funx,funy,funz
)x = x(u,v)
、y = y(u,v)
、z = z(u,v)
を、u
と v
の区間 [-5 5]
でプロットします。
fsurf(
は、パラメトリックな表面 funx,funy,funz
,[uvmin uvmax]
)x = x(u,v)
、y = y(u,v)
、z = z(u,v)
を、u
と v
の区間 [uvmin uvmax]
でプロットします。
fsurf(
は、パラメトリックな表面 funx,funy,funz
,[umin umax vmin vmax]
)x = x(u,v)
、y = y(u,v)
、z = z(u,v)
を、u
の区間 [umin umax]
と v
の区間 [vmin vmax]
でプロットします。関数 fsurf
は symvar
を使用して、パラメトリック変数を並べ替え、区間を割り当てます。
fsurf(___,
は、1 つ以上の Name,Value
)Name,Value
引数ペアを使用して、ラインのプロパティを指定します。このオプションは、前述の構文のすべての入力引数の組み合わせの後で使用できます。
fsurf(
は、現在の axes オブジェクト ax
,___)gca
ではなくオブジェクト ax
をもつ座標軸にプロットします。
は、表面のタイプによって、関数表面オブジェクトまたはパラメーター化された関数表面オブジェクトを返します。このオブジェクトを使用して、特定の表面のプロパティのクエリと変更を行います。詳細は FunctionSurface のプロパティ および ParameterizedFunctionSurface のプロパティ を参照してください。fs
= fsurf(___)
例
シンボリック式の 3 次元表面プロット
シンボリック関数の 3 次元表面プロット
表面プロットのプロット区間の指定
プロット区間を fsurf
の 2 番目の引数に与えることで、 を区間 と にプロットします。
syms x y f = sin(x) + cos(y); fsurf(f, [-pi pi -5 5])
パラメーター化された表面プロット
次のパラメーター化された表面のプロットを
と で行います。
camlight
を使用してプロットの外観を改善します。
syms s t r = 2 + sin(7*s + 5*t); x = r*cos(s)*sin(t); y = r*sin(s)*sin(t); z = r*cos(t); fsurf(x, y, z, [0 2*pi 0 pi]) camlight view(46,52)
区分的式の表面プロット
クラインの壺の区分的式のプロット
と で行います。
クラインの壺には片側の表面しかないことを示します。
syms u v; r = @(u) 4 - 2*cos(u); x = piecewise(u <= pi, -4*cos(u)*(1+sin(u)) - r(u)*cos(u)*cos(v),... u > pi, -4*cos(u)*(1+sin(u)) + r(u)*cos(v)); y = r(u)*sin(v); z = piecewise(u <= pi, -14*sin(u) - r(u)*sin(u)*cos(v),... u > pi, -14*sin(u)); h = fsurf(x,y,z, [0 2*pi 0 2*pi]);
タイトルと座標軸ラベルの追加、および目盛りの書式設定
と について から まで、3 次元表面 をプロットします。タイトルと座標軸ラベルを追加します。
x 軸の範囲を pi/2
の間隔にして、x 軸の目盛りを作成します。round
を使用して座標軸の範囲を pi/2
の倍数に正確に変換し、S
の目盛りのシンボリックな値を取得します。XTick
プロパティを使用して、これらの目盛りを表示します。arrayfun
を使用して texlabel
を S
に適用して、x 軸ラベルを作成します。XTickLabel
プロパティを使用して、これらのラベルを表示します。以上の手順を、y 軸について繰り返します。
プロットに LaTeX を使用する方法については、latex
を参照してください。
syms x y fsurf(y.*sin(x)-x.*cos(y), [-2*pi 2*pi]) title('ysin(x) - xcos(y) for x and y in [-2\pi,2\pi]') xlabel('x') ylabel('y') zlabel('z') ax = gca; S = sym(ax.XLim(1):pi/2:ax.XLim(2)); S = sym(round(vpa(S/pi*2))*pi/2); ax.XTick = double(S); ax.XTickLabel = arrayfun(@texlabel,S,'UniformOutput',false); S = sym(ax.YLim(1):pi/2:ax.YLim(2)); S = sym(round(vpa(S/pi*2))*pi/2); ax.YTick = double(S); ax.YTickLabel = arrayfun(@texlabel,S,'UniformOutput',false);
表面プロットのライン スタイルおよび幅
の異なる値に対し異なるライン スタイルを使用して、パラメトリックな表面 、、 をプロットします。 に対しては、緑のドット マーカー付きの破線を使用します。 に対しては、LineWidth
に 1
を、面の色に緑を使用します。 について、EdgeColor
を none
に設定してラインを非表示にします。
syms s t fsurf(s*sin(t),-s*cos(t),t,[-5 5 -5 -2],'--.','MarkerEdgeColor','g') hold on fsurf(s*sin(t),-s*cos(t),t,[-5 5 -2 2],'LineWidth',1,'FaceColor','g') fsurf(s*sin(t),-s*cos(t),t,[-5 5 2 5],'EdgeColor','none')
表面の作成後の変更
パラメトリックな表面をプロットします
fcontour
がプロット オブジェクトを返すように出力を指定します。
syms u v x = exp(-abs(u)/10).*sin(5*abs(v)); y = exp(-abs(u)/10).*cos(5*abs(v)); z = u; fs = fsurf(x,y,z)
fs = ParameterizedFunctionSurface with properties: XFunction: exp(-abs(u)/10)*sin(5*abs(v)) YFunction: exp(-abs(u)/10)*cos(5*abs(v)) ZFunction: u EdgeColor: [0 0 0] LineStyle: '-' FaceColor: 'interp' Use GET to show all properties
fs
の URange
プロパティを使用して u
の範囲を [-30 30]
に変更します。EdgeColor
プロパティを使用してラインの色を青に設定し、Marker
プロパティと MarkerEdgeColor
プロパティを使用して白色のドット マーカーを指定します。
fs.URange = [-30 30]; fs.EdgeColor = 'b'; fs.Marker = '.'; fs.MarkerEdgeColor = 'w';
複数の表面プロットおよび透明な表面
fsurf
へのベクトル入力を使用して複数の表面をプロットします。または、hold on
を使用して、連続して同じ Figure にプロットします。同じ Figure に複数の表面を表示する場合、透明度が有用です。FaceAlpha
プロパティを使用して表面プロットの透明度を調整します。FaceAlpha
は、0
から 1
の値を取ります。0
は完全な透明で、1
は不透明です。
fsurf
へのベクトル入力を使用して平面 および をプロットします。FaceAlpha
を使用して平面を半透明にし、両方の平面を表示します。
syms x y h = fsurf([x+y x-y]); h(1).FaceAlpha = 0.5; h(2).FaceAlpha = 0.5; title('Planes (x+y) and (x-y) at half transparency')
表面プロットの解像度の制御
'MeshDensity'
オプションを使用して、表面プロットの解像度を制御します。'MeshDensity'
を増やすとプロットがより滑らかで正確になり、減らすとプロット速度が上がります。
subplot
を使用して、Figure を 2 つに分割します。最初のサブプロットでは、パラメトリックな表面 、、および をプロットします。表面には大きなギャップがあります。第 2 サブプロットで 'MeshDensity'
を 40
に増やしてこの問題を修正します。fsurf
によってギャップが埋められます。これは、'MeshDensity'
を増やすとプロットの解像度が向上することを示します。
syms s t subplot(2,1,1) fsurf(sin(s), cos(s), t/10.*sin(1./s)) view(-172,25) title('Default MeshDensity = 35') subplot(2,1,2) fsurf(sin(s), cos(s), t/10.*sin(1./s),'MeshDensity',40) view(-172,25) title('Increased MeshDensity = 40')
表面プロットより下の等高線の表示
'ShowContours'
オプションを 'on'
に設定して、式 f
の表面プロットに対して等高線を表示します。
syms x y f = 3*(1-x)^2*exp(-(x^2)-(y+1)^2)... - 10*(x/5 - x^3 - y^5)*exp(-x^2-y^2)... - 1/3*exp(-(x+1)^2 - y^2); fsurf(f,[-3 3],'ShowContours','on')
表面プロットのアニメーションの作成
表面プロットのアニメーションを作成するには、表示されている式を Function
、XFunction
、YFunction
、および ZFunction
のプロパティを使用して変更した後、drawnow
を使用してプロットを更新します。GIF にエクスポートする方法については、imwrite
を参照してください。
変数 を 1 から 3 まで変えることによって、パラメトリックな表面をアニメーション化します。
範囲は および とします。MeshDensity
を 9 に減らしてプロット速度を上げます。
syms s t h = fsurf(t.*sin(s), cos(s), sin(1./s), [-0.1 0.1 0 1]); h.MeshDensity = 9; for i=1:0.1:3 h.ZFunction = sin(i./s); drawnow end
表面プロットの外観の改善
関数のシンボリック式 f
を作成します。
f
式を表面としてプロットします。fsurf
によって返されるハンドルのプロパティ、ライティング プロパティおよび colormap
を使用して、表面プロットの外観を改善します。
camlight
を使用してライトを作成します。brighten
を使用して輝度を上げます。EdgeColor
を 'none'
に設定してラインを削除します。AmbientStrength
を使用して周囲光の強度を高めます。詳細は、ライティング、透明度、およびシェーディングを参照してください。座標軸のボックスをオンにします。タイトルについては、latex
を使用して f
を LaTeX に変換します。最後に、座標軸の目盛り、座標軸のラベルおよびタイトルの外観を改善するために、'Interpreter'
を 'latex'
に設定します。
syms x y f = 3*(1-x)^2*exp(-(x^2)-(y+1)^2)... - 10*(x/5 - x^3 - y^5)*exp(-x^2-y^2)... - 1/3*exp(-(x+1)^2 - y^2); h = fsurf(f,[-3 3]); camlight(110,70) brighten(0.6) h.EdgeColor = 'none'; h.AmbientStrength = 0.4; a = gca; a.TickLabelInterpreter = 'latex'; a.Box = 'on'; a.BoxStyle = 'full'; xlabel('$x$','Interpreter','latex') ylabel('$y$','Interpreter','latex') zlabel('$z$','Interpreter','latex') title_latex = ['$' latex(f) '$']; title(title_latex,'Interpreter','latex')
制限付き平面をもつ表面プロット
平面で下を、 平面で上を区切られた円筒シェルをプロットします。
syms r t u fsurf(cos(t),sin(t),u*(cos(t)+2),[0 2*pi 0 1]) hold on;
平面 の表面プロットを追加します。
fsurf(r*cos(t),r*sin(t),r*cos(t)+2,[0 1 0 2*pi])
表面プロットへの回転と平行移動の適用
トーラスの表面プロットに回転と平行移動を適用します。
トーラスはパラメトリックに次のように定義できます。
ここで、
は極角、 は方位角です。
はチューブの半径です。
はチューブの中心からトーラスの中心までの距離です。
および の値をそれぞれ 1 および 5 に定義します。fsurf
を使用してトーラスをプロットします。
syms theta phi a = 1; R = 4; x = (R + a*cos(theta))*cos(phi); y = (R + a*cos(theta))*sin(phi); z = a*sin(theta); fsurf(x,y,z,[0 2*pi 0 2*pi]) hold on
トーラスに 軸周りの回転を適用します。回転行列を定義します。トーラスを 90 度または ラジアンの角度で回転します。
alpha = pi/2; Rx = [1 0 0; 0 cos(alpha) -sin(alpha); 0 sin(alpha) cos(alpha)]; r = [x; y; z]; r_90 = Rx*r;
トーラスの中心を、 軸に沿って 5 シフトします。既存のグラフに、回転し平行移動したトーラスの 2 番目のプロットを追加します。
fsurf(r_90(1)+5,r_90(2),r_90(3))
axis([-5 10 -5 10 -5 5])
hold off
入力引数
f
— プロットする 3 次元式または関数
シンボリック式 | シンボリック関数
プロットする式または関数。シンボリック式またはシンボリック関数として指定します。
[min max]
— x 軸と y 軸のプロット区間
[–5 5] (既定値) | 2 つの数値のベクトル
x 軸と y 軸のプロット区間。2 つの数値のベクトルとして指定します。既定値は [-5 5]
です。
[xmin xmax ymin ymax]
— x 軸と y 軸のプロット区間
[–5 5 –5 5] (既定値) | 4 つの数値のベクトル
x 軸と y 軸のプロット区間。4 つの数値のベクトルとして指定します。既定値は [-5 5 -5 5]
です。
funx,funy,funz
— u
と v
のパラメトリック関数
シンボリック式 | シンボリック関数
u
と v
のパラメトリック関数。シンボリック式またはシンボリック関数として指定します。
[uvmin uvmax]
— u
と v
のプロット区間
[–5 5] (既定値) | 2 つの数値のベクトル
u
軸と v
軸のプロット区間。2 つの数値のベクトルとして指定します。既定値は [-5 5]
です。
[umin umax vmin vmax]
— u
と v
のプロット区間
[–5 5 –5 5] (既定値) | 4 つの数値のベクトル
u
と v
のプロット区間。4 つの数値のベクトルとして指定します。既定値は [-5 5 -5 5]
です。
ax
— axes オブジェクト
axes オブジェクト
axes オブジェクト。axes オブジェクトを指定しない場合、fsurf
は現在の座標軸を使用します。
LineSpec
— ライン スタイル、マーカー、色
string スカラー | 文字ベクトル
ライン スタイル、マーカー、色。記号を含む string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。記号の順序は任意です。3 つの特性すべて (ライン スタイル、マーカー、色) を指定する必要はありません。たとえば、ライン スタイルを省略してマーカーを指定すると、プロットにはマーカーのみが表示され、ラインは表示されません。
例: "--or"
は円マーカーをもつ赤い破線です。
ライン スタイル | 説明 | 結果として得られるライン |
---|---|---|
"-" | 実線 |
|
"--" | 破線 |
|
":" | 点線 |
|
"-." | 一点鎖線 |
|
マーカー | 説明 | 結果として得られるマーカー |
---|---|---|
"o" | 円 |
|
"+" | プラス記号 |
|
"*" | アスタリスク |
|
"." | 点 |
|
"x" | 十字 |
|
"_" | 横線 |
|
"|" | 縦線 |
|
"square" | 正方形 |
|
"diamond" | 菱形 |
|
"^" | 上向き三角形 |
|
"v" | 下向き三角形 |
|
">" | 右向き三角形 |
|
"<" | 左向き三角形 |
|
"pentagram" | 星形五角形 |
|
"hexagram" | 星形六角形 |
|
色の名前 | 省略名 | RGB 3 成分 | 外観 |
---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | |
"green" | "g" | [0 1 0] | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | |
"black" | "k" | [0 0 0] | |
"white" | "w" | [1 1 1] | |
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は関係ありません。
R2021a より前では、コンマを使用して名前と値の各ペアを区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: 'Marker','o','MarkerFaceColor','red'
ここでは、プロパティの一部だけを紹介しています。一覧については、FunctionSurface のプロパティ を参照してください。
MeshDensity
— 方向ごとの評価点の数
35 (既定値) | 数値
方向ごとの評価点の数。数値として指定します。既定値は 35
です。fsurf
オブジェクトは適応評価を使用するため、評価点の数は実際の数の方が大きくなります。
例: 100
ShowContours
— プロットの下に等高線図を表示
'off'
(既定値) | on/off logical 値
プロットの下に等高線図を表示。'on'
または 'off'
として指定するか、数値または 1
(true
) か 0
(false
) の logical 値として指定します。値 'on'
は true と等価で、'off'
は false
と等価です。したがって、このプロパティの値は logical 値として使用できます。値は、matlab.lang.OnOffSwitchState
型の on/off logical 値として保存されます。
EdgeColor
— ラインの色
[0 0 0]
(既定値) | 'interp'
| RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
ラインの色。'interp'
、RGB 3 成分、16 進数のカラー コード、色の名前、または省略名として指定します。既定の RGB 3 成分の値 [0 0 0]
は、黒に相当します。値 'interp'
を指定すると ZData
の値に基づいてエッジをカラーリングします。
カスタム色には、RGB 3 成分または 16 進数のカラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数のカラー コードは、string スカラー、またはハッシュ記号 (
#
) の後に 3 つまたは 6 つの0
からF
までの範囲の 16 進数の桁を続けた文字ベクトルです。この値では大文字と小文字は区別されません。そのため、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、一般的な色を名前で指定できます。この表は、名前の付いた色のオプションと、等価な RGB 3 成分および 16 進数のカラー コードの一覧です。
色の名前 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 適用不可 | 適用不可 | 適用不可 | 色なし |
MATLAB® で多くの種類のプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数のカラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
LineStyle
— ライン スタイル
"-"
(既定値) | "--"
| ":"
| "-."
| "none"
ライン スタイル。次の表のいずれかのオプションに指定します。
ライン スタイル | 説明 | 結果として得られるライン |
---|---|---|
"-" | 実線 |
|
"--" | 破線 |
|
":" | 点線 |
|
"-." | 一点鎖線 |
|
"none" | ラインなし | ラインなし |
LineWidth
— ライン幅
0.5
(既定値) | 正の値
ライン幅。ポイント単位の正の値として指定します。1 ポイント = 1/72 インチです。ラインがマーカーをもつ場合、ライン幅はマーカー エッジにも影響します。
ライン幅はピクセルの幅よりも細くすることはできません。ライン幅をシステムのピクセル幅よりも小さい値に設定すると、線は 1 ピクセルの幅で表示されます。
Marker
— マーカー記号
"none"
(既定値) | "o"
| "+"
| "*"
| "."
| ...
マーカー記号。この表にリストされたいずれかの値として指定します。既定では、オブジェクトにマーカーが表示されません。マーカー記号を指定すると、各データ点または頂点にマーカーが追加されます。
マーカー | 説明 | 結果として得られるマーカー |
---|---|---|
"o" | 円 |
|
"+" | プラス記号 |
|
"*" | アスタリスク |
|
"." | 点 |
|
"x" | 十字 |
|
"_" | 横線 |
|
"|" | 縦線 |
|
"square" | 正方形 |
|
"diamond" | 菱形 |
|
"^" | 上向き三角形 |
|
"v" | 下向き三角形 |
|
">" | 右向き三角形 |
|
"<" | 左向き三角形 |
|
"pentagram" | 星形五角形 |
|
"hexagram" | 星形六角形 |
|
"none" | マーカーなし | 適用不可 |
MarkerEdgeColor
— マーカーの輪郭の色
'auto'
(既定値) | RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
マーカーの輪郭の色。'auto'
、RGB 3 成分、16 進数のカラー コード、色の名前、または省略名として指定します。既定値 'auto'
では EdgeColor
プロパティと同じ色が使用されます。
カスタム色には、RGB 3 成分または 16 進数のカラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数のカラー コードは、string スカラー、またはハッシュ記号 (
#
) の後に 3 つまたは 6 つの0
からF
までの範囲の 16 進数の桁を続けた文字ベクトルです。この値では大文字と小文字は区別されません。そのため、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、一般的な色を名前で指定できます。この表は、名前の付いた色のオプションと、等価な RGB 3 成分および 16 進数のカラー コードの一覧です。
色の名前 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 適用不可 | 適用不可 | 適用不可 | 色なし |
MATLAB で多くの種類のプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数のカラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
例: [0.5 0.5 0.5]
例: 'blue'
例: '#D2F9A7'
MarkerFaceColor
— マーカーの塗りつぶし色
'none'
(既定値) | 'auto'
| RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 'r'
| 'g'
| 'b'
| ...
マーカーの塗りつぶし色。'auto'
、RGB 3 成分、16 進数のカラー コード、色の名前、または省略名として指定します。'auto'
の値には MarkerEdgeColor
プロパティと同じ色が使用されます。
カスタム色には、RGB 3 成分または 16 進数のカラー コードを指定します。
RGB 3 成分は、色の赤、緑、青成分の強度を指定する 3 成分の行ベクトルです。強度は
[0,1]
の範囲でなければなりません。たとえば[0.4 0.6 0.7]
のようになります。16 進数のカラー コードは、string スカラー、またはハッシュ記号 (
#
) の後に 3 つまたは 6 つの0
からF
までの範囲の 16 進数の桁を続けた文字ベクトルです。この値では大文字と小文字は区別されません。そのため、カラー コード"#FF8800"
、"#ff8800"
、"#F80"
、および"#f80"
は等価です。
あるいは、一般的な色を名前で指定できます。この表は、名前の付いた色のオプションと、等価な RGB 3 成分および 16 進数のカラー コードの一覧です。
色の名前 | 省略名 | RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 外観 |
---|---|---|---|---|
"red" | "r" | [1 0 0] | "#FF0000" | |
"green" | "g" | [0 1 0] | "#00FF00" | |
"blue" | "b" | [0 0 1] | "#0000FF" | |
"cyan" | "c" | [0 1 1] | "#00FFFF" | |
"magenta" | "m" | [1 0 1] | "#FF00FF" | |
"yellow" | "y" | [1 1 0] | "#FFFF00" | |
"black" | "k" | [0 0 0] | "#000000" | |
"white" | "w" | [1 1 1] | "#FFFFFF" | |
"none" | 適用不可 | 適用不可 | 適用不可 | 色なし |
MATLAB で多くの種類のプロットで使用されている既定の色の RGB 3 成分および 16 進数のカラー コードを次に示します。
RGB 3 成分 | 16 進数のカラー コード | 外観 |
---|---|---|
[0 0.4470 0.7410] | "#0072BD" | |
[0.8500 0.3250 0.0980] | "#D95319" | |
[0.9290 0.6940 0.1250] | "#EDB120" | |
[0.4940 0.1840 0.5560] | "#7E2F8E" | |
[0.4660 0.6740 0.1880] | "#77AC30" | |
[0.3010 0.7450 0.9330] | "#4DBEEE" | |
[0.6350 0.0780 0.1840] | "#A2142F" |
例: [0.3 0.2 0.1]
例: 'green'
例: '#D2F9A7'
MarkerSize
— マーカー サイズ
6
(既定値) | 正の値
マーカー サイズ。ポイント単位の正の値として指定します。1 ポイント = 1/72 インチです。
出力引数
fs
— 1 つ以上のオブジェクト
スカラー | ベクトル
1 つ以上のオブジェクト。スカラーまたはベクトルとして返されます。このオブジェクトは、プロットのタイプによって、関数表面オブジェクトかパラメーター化された表面オブジェクトのいずれかになります。これらのオブジェクトを使用して、特定のラインのプロパティのクエリと変更を行います。詳細は FunctionSurface のプロパティ および ParameterizedFunctionSurface のプロパティ を参照してください。
アルゴリズム
fsurf
は f
のシンボリック変数を x 軸に、次に y 軸に割り当て、symvar
は割り当てられる変数の順番を決定します。そのため、変数名と軸名が対応しない場合があります。fsurf
が x または y を対応する軸に割り当てるように強制するには、プロットするシンボリック関数を作成し、そのシンボリック関数を fsurf
に渡します。
たとえば、次のコードは f(x,y) = sin(y) を 2 つの方法でプロットします。1 つ目の方法では、y 軸に対して波形を振動させます。つまり、1 つ目のプロットでは変数 y を対応する y 軸に割り当てます。2 つ目のプロットでは、y を x 軸に割り当てます。これがシンボリック関数内で最初の (および唯一の) 変数であるためです。
syms x y; f(x,y) = sin(y); figure; subplot(2,1,1) fsurf(f); subplot(2,1,2) fsurf(f(x,y)); % Or fsurf(sin(y));
バージョン履歴
R2016a で導入
参考
関数
プロパティ
トピック
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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