onehotencode
構文
説明
は、categorical 配列 B
= onehotencode(A
,featureDim
)A
のデータ ラベルを one-hot 符号化された配列 B
に符号化します。関数は、featureDim
で指定された次元に沿って、A
の各要素を A
の一意のクラスの数と等しい長さの数値ベクトルに置き換えます。このベクトルにおいて、A
のラベルのクラスに対応する位置には 1
、それ以外のすべての位置には 0
が格納されます。<undefined>
値は NaN
値に符号化されます。
___ = onehotencode(___,
は、ラベルを typename
)typename
のデータ型の数値に符号化します。この構文は、前の構文におけるいずれかの入力引数および出力引数と組み合わせて使用します。
例
入力引数
出力引数
代替機能
データ ラベルの符号化には、グループ化変数からダミー変数を作成する dummyvar
も使用できます。次の表は、関数 onehotencode
と dummyvar
をさまざまな使用例について比較したものです。
使用例 | onehotencode を使用する場合 | dummyvar を使用する場合 |
---|---|---|
複数の変数の符号化 | onehotencode をループで使用します。例については、複数の変数をもつ one-hot 符号化 tableを参照してください。 | 入力引数 group を cell 配列または正の整数の行列として指定します。例については、複数のグループ化変数からのダミー変数の作成と数値グループ化変数からのダミー変数の作成を参照してください。 |
cell 配列形式の変数の符号化 | cell 配列変数を categorical 配列に変換します。 | 入力引数 group を 1 つ以上のグループ化変数を含む cell 配列として指定します。 |
非カテゴリカル データ ラベルの符号化 | データ ラベルを categorical 配列として指定するか、符号化するクラスを名前と値の引数 ClassNames を使用して指定します。例については、クラスの one-hot 符号化サブセットを参照してください。 | dummyvar は非カテゴリカル グループ化変数を入力として受け入れるため、データ ラベルを変換する必要はありません。 |
データ ラベルの配列の符号化 | 展開する次元 (featureDim ) を指定します。 | 展開する次元がソフトウェアで自動的に判定されます。dummyvar は、ダミー変数を入力されたグループ化変数の列から作成された列をもつ数値配列として返します。 |
多くの場合、関数 onehotencode
または dummyvar
を使用した符号化は必要はありません。Statistics and Machine Learning Toolbox™ のほとんどの関数は、カテゴリカル応答データを直接操作できます。分類関数や回帰関数も、ほとんどがカテゴリカル予測子を受け入れます。
バージョン履歴
R2021b で導入