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intersect

Simulink.VariableUsage オブジェクトの 2 つの配列の共通部分を返す

説明

VarsOut = intersect(VarsIn1,VarsIn2) は、Simulink.VariableUsage オブジェクトの配列である VarsIn1VarsIn2 に記述されている変数を識別する配列を返します。変数が VarsIn1VarsIn2 の両方の Simulink.VariableUsage オブジェクトに記述されている場合、この関数はその変数の使用情報を両方のオブジェクトから取得して Users プロパティに格納した Simulink.VariableUsage オブジェクトを返します。

intersect は、VarsIn1 に含まれる Simulink.VariableUsage オブジェクトの NameSourceSourceType の各プロパティを VarsIn2 に含まれるオブジェクトの同じプロパティと比較します。これらの 3 つのプロパティの値が同じ Simulink.VariableUsage オブジェクトが VarsIn1VarsIn2 のそれぞれに含まれていると、両方で同じ変数を記述していると見なされます。

モデル内での変数の使用について記述する Simulink.VariableUsage オブジェクトを作成するには、関数 Simulink.findVars を使用します。

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2 つのモデルについて、両方のモデルに必要な変数を調べます。

model1Vars = Simulink.findVars('model1');
model2Vars = Simulink.findVars('model2');
commonVars = intersect(model1Vars,model2Vars);

入力引数

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比較する 1 つ目の変数の配列。Simulink.VariableUsage オブジェクトの配列として指定します。

比較する 2 つ目の変数の配列。Simulink.VariableUsage オブジェクトの配列として指定します。

出力引数

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両方の入力配列に記述されている変数。Simulink.VariableUsage オブジェクトの配列として返されます。この関数は、VarsIn1VarsIn2 に記述されている変数ごとに 1 つのオブジェクトを返します。

バージョン履歴

R2012b で導入