subplot
タイル状に配置された Axes の作成
構文
説明
メモ
tiledlayout
は、調整可能なタイルの間隔、Figure のサイズに応じてリフローするタイル、より適切に配置されたカラーバーと凡例を使用してレイアウトを作成できるため、subplot
よりも推奨されます。 (R2019b 以降)
subplot(
は現在の Figure を m
,n
,p
)m
行 n
列のグリッドに分割し、p
で指定された位置に座標軸を作成します。MATLAB® は行ごとにサブプロットの位置に番号を付けます。1 番目のサブプロットは 1 行目の 1 列目、2 番目のサブプロットは 1 行目の 2 列目となり、以下同様に続きます。指定した位置に座標軸がある場合、このコマンドはその座標軸を現在の座標軸にします。
subplot(___,
は、1 つ以上の名前と値のペア引数を使用して、座標軸のプロパティを変更します。座標軸のプロパティは他のすべての入力引数の後に設定します。Name,Value
)
例
入力引数
ヒント
Figure の内容をクリアするには、
clf
を使用します。たとえば、新しいサブプロット レイアウトを作成する前に、Figure から既存のサブプロット レイアウトをクリアできます。座標軸を重ねるには、代わりに
axes
コマンドを使用します。関数subplot
は、新しい座標軸とオーバーラップしている既存の座標軸を削除します。たとえば、subplot('Position',[.35 .35 .3 .3])
は基となる座標軸をすべて削除しますが、axes('Position',[.35 .35 .3 .3])
は基となる座標軸を削除せずに、Figure の中央に新しい座標軸を配置します。subplot(111)
は例外で、subplot(1,1,1)
とは動作が同一ではありません。subplot(111)
は下位互換性を確保するための特殊なサブプロットで、すぐには座標軸を作成せず、次のグラフィックス コマンドがclf reset
を実行するように Figure を設定します。次のグラフィックス コマンドは Figure の子をすべて削除し、既定の位置に新しい座標軸を作成します。subplot(111)
はAxes
オブジェクトを返さず、コードで戻り引数を指定するとエラーが発生します。
代替機能
設定可能なプロットのタイル配置を作成するには、関数 tiledlayout
と関数 nexttile
を使用します。次を含む設定オプションがあります。
プロット間およびレイアウトの縁周辺の間隔の制御
レイアウトの上部に共有タイトルを表示するためのオプション
x 軸と y 軸の共有ラベルを使用するためのオプション
タイル配置を固定サイズとするかリフロー可能な可変サイズとするかを制御するオプション
詳細については、複数のプロットの結合を参照してください。
バージョン履歴
R2006a より前に導入