SimEvents 3.1
製品紹介
- 概要・主な機能
- SimEvents の利用
- モデルのデバッグ
- 統計解析
- Simulink® と Stateflow® のインタフェース
SimEvents の利用
SimEvents はシステムにおけるエンティティの動作をモデリングするためのブロック ライブラリを提供します。待ち行列とサーバーによって構成される単純な、あるいは複雑なネットワークをモデリングすることが可能です。ゲートおよびスイッチング ブロックを接続することで、イベントに対応してエンティティの移動が発生する経路を作成することができます。これらの経路には、遅延や選択可能なスイッチング条件が含まれています。SimEvents 内の多くのパラメータは、システム内部の確率的な変動をモデル化するために、統計的に設定することが可能です。
SimEvents のブロックライブラリには離散的なイベントシミュレーションモデルを構築するための一般的な要素が含まれています。また、スコープにより、エンティティの属性や統計情報を表示することが可能です。
エンティティの作成と属性の設定
理時間や遅延、あるいは関連するデータなど、各種アプリケーションに適したエンティティの属性を設定することが可能です。また、パケットベースシステムにおけるより大きなペイロードをモデリングするために、属性にベクトルや行列を用いることも可能です。属性値は、Embedded MATLAB™(英語) 関数として実装されたアルゴリズムに基づいて、シミュレーション中に修正することができます。例えば、Embedded MATLAB 関数として記述された複雑なスイッチング アルゴリズムを SimEvents モデル内で使用して、スイッチ構成全体のシミュレーションを実行することができます。
待ち行列、サーバーのモデリング
SimEvents は FIFO (first-in/first-out) や LIFO (last-in/first-out) といった待ち行列ブロックを提供します。 また、入力されたエンティティを、その属性値に基づいて並び替える優先待ち行列ブロックも提供します。サーバー ブロックはブロッキングを持つシングル サーバーから全ての入力を許容する無限サーバーまで用意されています。シングル サーバーのプリエンプション機能と優先待ち行列ブロックの組み合わせにより、様々なプリエンプション ポリシーを実装することができます。
エンティティのルーティングおよびゲーティング
SimEvents のエンティティは、決定論的、あるいは入力信号や属性値、統計的、最初に利用可能なポート、ラウンドロビン、等確率なスイッチング条件などにより動作するスイッチによって、ルーティングまたはゲーティングされます。これらのスイッチをカスケード接続することで、より複雑なスイッチを形成することができます。またモデル内部のエンティティの動作の管理や許可制御の手順を実装するために様々なゲートを組み合わせて使用することができます。

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