MathWorks 製品リリーススケジュール

年 2 回リリース

MathWorks では、年 2 回の正式リリースを行います。3 月に 1 回目、9 月に 2 回目のリリースを実施します。正式リリースは各回とも、MATLAB® および Simulink®全製品ファミリで同時に行われ、既存製品の新機能やバグ修正のほか、利用可能な場合は新製品も提供されます。

リリース名

リリースの命名規則には、年 2 回のスケジュールを反映させています。リリース名は、リリースされた暦年の後ろに、その年の初回リリースには "a" を、2 回目のリリースには "b" を加えたものとなります。たとえば、2013 年 3 月のリリース名は Release 2013a (R2013a)、2013 年 9 月のリリース名は Release 2013b (R2013b) と命名されます。

プレリリースおよびリリースの入手

MathWorks ソフトウェア保守サービスにご加入いただいているお客様には、正式リリースの数週間前に、プレリリース版のお知らせをお送りします (Student License、Home License、Primary and Secondary School License は対象外です)。

プレリリース期間中に、新しいリリースの変更点の確認や検証を行い、導入計画の立案にお役立ていただけます。また、プレリリース版を使用して、ソフトウェアの問題点を報告することもできます。これにより、正式リリースの品質の最終検証を行っていただくことができます。

MathWorks ソフトウェア保守サービスのご契約者には、正式リリースの公開後、MathWorks Web サイトから新しいリリースがダウンロード可能となったことをお知らせします。正式リリース以外でも、新製品やアップデート製品をご提供することがあります。MathWorks ソフトウェア保守サービスのご契約者には、お持ちの製品の新しいバージョンがダウンロード可能になったことをお知らせします。

この方式を採用している理由

年 2 回のリリース方式にはさまざまな利点があります。

  • 頻繁なリリースにより、特定の機能に対する要望に素早く対応
  • 新機能の段階的な開発により、互換性に不具合が生じるリスクを低減すると同時に、バグ修正を迅速に提供することで、高い品質と下位互換性を確保
  • アップグレードの利便性を提供。リリーススケジュールを事前に把握することで、新しいリリースの評価、テスト、および導入方法とその実施時期のプランニングが可能