DSP System Toolbox

信号生成、I/O、および可視化

信号の生成とインポート

作業に使う信号は、さまざまなソースから取得することができます。以下を行うことができます。

  • マルチメディア ファイルから音声信号をインポート
  • サウンドカードから音声データを記録
  • マルチチャネルの音声データをリアルタイムで取り込む
  • IP ネットワーク ポートから UDP パケットを受け取る

シミュレーション結果は音声ファイルやオーディオ デバイスにエクスポートしたり、IP ネットワークを通じて UDP パケットとして送信したりできます。

また、DSP System Toolbox の関数を使用すれば、バイナリ信号、ランダム信号、あるいは正弦波やチャープ信号などの一般的な波形を生成できます。

時間領域と周波数領域における信号の可視化

DSP System Toolbox では、時間領域と周波数領域の可視化のために、Time Scope、Spectrum Scope、Vector Scope、および Waterfall Scope の各ツールが提供されています。

Visualizing time-domain signals in the Time Scope tool.
Time Scope ツールを使用した時間領域信号の可視化。シミュレーション制御により、Time Scope の内部からシミュレーションの開始、一時停止、停止を実行できます。

Time Scope では、信号が時間領域で表示され、連続と離散、固定サイズと可変サイズ、浮動小数点と固定小数点のデータ、および N 次元の信号など、さまざまな信号がサポートされています。また、各入力信号が異なる次元、サンプル レート、およびデータ タイプをもつ場合でも、複数の信号を同じ軸に表示できます。Time Scope のシミュレーション制御では、ウィンドウを切り替えずに、シミュレーションの開始、一時停止、続行、停止を実行できるうえ、スナップショットをとることも可能です。

Spectrum Scope では、時間領域の入力信号のスペクトルが推定され、線形スケールまたは対数スケールに周波数スペクトルが表示されます。Scope のパラメーターでは、FFT の長さ、バッファーのサイズとオーバーラップ、およびスペクトルの単位を指定できます。

Vector Scope は、デジタル オシロスコープと同様の総合的な表示ツールです。ベクトルからの連続した時間サンプルや、フィルター係数やスペクトルの振幅などのデータを含むベクトルをプロットする場合に使用できます。

Waterfall Scope は、各ベクトルが連続するサンプル時間の入力データを表す場合に、複数のデータ ベクトルを一度に表示できます。このツールでは、実数の倍精度のデータのみが表示されます。

次のトピック: DSP システム モデルのための固定小数点の実装とコード生成

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