Computer Vision System Toolbox

映像処理、表示、およびグラフィックス

映像処理のためのアルゴリズムとツールが用意されている Computer Vision System Toolbox を使用することにより、一般的な映像形式の読み書き、デインターレースや彩度のリサンプリングなどの一般的な映像処理アルゴリズムの実行、および、テキストやグラフィックを映像に取り入れた結果の表示が可能です。MATLAB での映像処理には、処理するデータを一度に 1 フレームずつストリーミングして過剰なメモリの使用を避ける、System object™ を使用します。

Video deinterlacing in MATLAB.
MATLAB での映像のデインタレース。

ビデオ入出力

Computer Vision System Toolbox では、AVI、MPEG、WMV など多様な形式のマルチメディア ファイルを読み書きできます。さらに、インターネットまたはローカル ネットワークを介して、MMS ソースとの間で映像をストリーミングできます。Image Acquisition Toolbox™ を使用すると、Web カメラ、フレーム グラバー、DCAM 互換カメラなどの画像機器から映像を直接取得することができます。Simulink ユーザーは、MATLAB ワークスペースを映像ソースまたはシンクとして使用することも可能です。

ビデオの表示

このシステム ツールボックスにはビデオ ビューアーが付属しており、次のことが可能です。

  • データを処理しながら、ループ内のビデオ ストリームを表示
  • コードまたはブロック線図内のビデオ信号を表示
  • 複数のビデオ ビューアーを同時に使用
  • 表示を固定し、現在のフレームを評価
  • フレーム内の任意の領域に関するピクセル情報を表示
  • シミュレーションの実行中に、さらに詳しく調べるためのパンおよびズーム機能
  • Simulink でのシミュレーション中に、フレームごとに、開始、停止、一時停止、コマ送り
Model with viewers for four videos.
(左から) オリジナル映像、推定背景、前面ピクセル、および追跡結果の 4 つのビデオ ビューアーをもつモデル。

グラフィックス

グラフィックスをビデオに追加すると、抽出した情報の可視化やシステム設計のデバッグを行いやすくなります。テキストを挿入して、オブジェクトの数を表示したり、その他の重要な情報を記録しておくことができます。また、マーカーや、線、多角形などのグラフィックスを挿入して、検出された特性をマークしたり、オブジェクトの輪郭を描いたり、その他の重要な特性を強調表示することも可能です。このシステム ツールボックスでは、挿入したテキストとグラフィックスは、独立したレイヤーとして維持されるのではなく、画像やビデオ自体に追加されます。さらに、2 つのビデオ ソースを 1 つに合成して、オブジェクトや重要な領域を強調表示できます。

Images with text and graphics inserted.
テキストとグラフィックスが挿入された画像。これらの要素を追加することで、抽出した情報の可視化や、設計のデバッグが行いやすくなります。
次のトピック: 固定小数点とコード生成

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