Communications System Toolbox

通信システムの実装

固定小数点モデリング

多くの通信システムでは、設計を固定小数点で表現することを要求するハードウェアを使用しています。Communications System Toolbox では、関連するすべてのブロックと System object で固定小数点モデリングをサポートしており、固定小数点属性の設定に役立てることができます。

この System Toolbox では、次のような固定小数点データ タイプがサポートされています:

  • 1 ~ 128 ビットまでのワード サイズ
  • 任意のバイナリ ポイントの配置
  • オーバーフロー処理手法 (ラップまたは飽和)
  • ceil、convergent、floor、nearest、round、simplest、zero などの丸め関数

Fixed-Point Designer™ の Fixed-Point Tool を使用することで、簡単に浮動小数点データ タイプを固定小数点データ タイプに変換することができます。このツールでは、固定小数点の属性を設定するために、オーバーフロー、最大値および最小値が追跡されます。

コードの生成

アルゴリズムまたは通信システムの開発が完了したら、C コードを自動生成して、検証、ラピッド プロトタイピング、および実装を行うことができます。Communications System Toolbox のほとんどの System object、関数、およびブロックでは、MATLAB CoderSimulink Coder、または Embedded Coder を使用して ANSI/ISO C コードを生成できます。また、System object と Simulink ブロックの一部には、HDL コード生成に対応したものもあります。

既存の IP を有効に活用するために、特定のプロセッサ アーキテクチャに最適なものを選択し、生成されたコードに既存の C コードを統合することができます。また、浮動小数点および固定小数点の両方のデータ タイプから C コードを生成することが可能です。

DSP プロトタイピング

DSP は、通信システムの実装において、検証、ラピッド プロトタイピング、または最終的なハードウェア実装に使用されます。Embedded Coder の Processor-In-the-Loop (PIL) シミュレーション機能を使用すると、アルゴリズムの実装コードをターゲット プロセッサで実行することで、生成されたソース コードとコンパイルされたコードを検証することができます。

FPGA プロトタイピング

FPGA は、通信システムにおいて、高速信号処理アルゴリズムの実装に使用されます。HDL Verifier の FPGA-in-the-loop (FIL) 機能を使用すれば、すでにある任意の HDL コード (手作業で作成した HDL コード、または自動生成した HDL コード) に対し、実際のハードウェアで RTL コードをテストできます。

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MATLAB/Simulink によるレーダーシステムモデリングとシミュレーション

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