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not

シンボリック式の論理否定

構文

説明

~A は論理 NOT を表します。A が偽のとき、~A は真です。A が真のときは偽です。

関数 not(A) は、関数 ~A と等価です。

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~ を使用して論理条件を作成します。

syms x y
cond = ~(x > y);

assume を使用して、この条件で表される仮定を設定します。

assume(cond)

仮定が設定されていることを確認します。

assumptions
ans =
~y < x

論理演算子 ~ および & を使用して条件を作成して x の範囲を指定します。

syms x
range = abs(x) < 1 & ~(abs(x)<1/3);

subs を使用して x への代入を行うことで、0 および 2/3 における条件を返します。関数 subs は、自動的には条件を評価しません。

x1 = subs(range,x,0)
x2 = subs(range,x,2/3)
x1 =
0 < 1 & ~0 < 1/3
x2 =
2/3 < 1 & ~2/3 < 1/3

isAlways を使用して、これらの不等式を logical 1 または 0 に評価します。

isAlways(x1)
isAlways(x2)
ans =
  logical
     0

ans =
  logical
     1

入力引数

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入力。数値、ベクトル、行列、または配列、あるいはシンボリック数、変数、配列、関数、または式で指定されます。

ヒント

  • シンボリックな部分式を含む論理式に対して simplify を呼び出す場合には、シンボリック定数 symtruesymfalse を取得できます。これら 2 つの定数は、logical 1 (true) および logical 0 (false) と同じではありません。シンボリックな symtruesymfalse を logical 値に変換するには、logical を使用します。

バージョン履歴

R2012a で導入

参考

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