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ne

説明

A ~= B は、シンボリック不等式を作成します。

関数 ne(A,B) は、関数 A ~= B と等価です。

"等しくない" を使用した仮定の設定および使用

assume と関係演算子 ~= を使用して、x が 5 と等しくないという仮定を設定します。

syms x
assume(x ~= 5)

次の方程式を解きます。ソルバーは、変数 x に設定された仮定を考慮します。そのため、解を 1 つのみ返します。

solve((x - 5)*(x - 6) == 0, x)
ans =
6

入力引数

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入力。数値、ベクトル、行列、配列、シンボリック数、シンボリック スカラー変数、シンボリック行列変数、シンボリック配列、シンボリック関数、シンボリック行列関数、またはシンボリック式として指定します。

入力。数値、ベクトル、行列、配列、シンボリック数、シンボリック スカラー変数、シンボリック行列変数、シンボリック配列、シンボリック関数、シンボリック行列関数、またはシンボリック式として指定します。

ヒント

  • シンボリック オブジェクトではない A および B において ~= または ne を呼び出すと、MATLAB® 関数 ne が呼び出されます。この関数は、要素が logical 1 (true) に設定された logical 配列を返します。ここで、AB と等しくありません。そうでない場合は、logical 0 (false) を返します。

  • AB の両方が配列の場合は、これらの配列は同じ次元でなければなりません。A ~= B は、不等式の配列 A(i,j,...) ~= B(i,j,...) を返します。

  • 一方の入力がスカラーでもう一方が配列の場合には、スカラー入力はもう一方の配列と同じ次元数の配列に拡張されます。つまり、A が変数 (x など)、B が m 行 n 列の行列であれば、A は、各要素に x が設定された m 行 n 列の行列に拡張されます。

代替方法

eq (またはそのショートカット ==) および論理否定 not (または ~) を使用して、不等式を定義することもできます。つまり、A ~= B は、~(A == B) と等価です。

バージョン履歴

R2012a で導入

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