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unifrnd

説明

r = unifrnd(a,b) は、下限端点が a で上限端点が b である連続一様分布に従う乱数を生成します。

r = unifrnd(a,b,sz1,...,szN) は一様乱数の配列を生成します。ここで、sz1,...,szN は各次元のサイズを示します。

r = unifrnd(a,b,sz) は一様乱数の配列を生成します。ここで、サイズ ベクトル szsize(r) を指定します。

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パラメーターの下限が 0 でパラメーターの上限が 1 である連続一様分布に従う乱数を生成します。

r = unifrnd(0,1)
r = 0.8147

区間 (0,1)、(0,2)、...、(0,5) について、連続一様分布から 5 つの乱数を生成します。

a1 = 0;
b1 = 1:5;
r1 = unifrnd(a1,b1)
r1 = 1×5

    0.8147    1.8116    0.3810    3.6535    3.1618

既定では、unifrnd は、すべてのスカラーが他の入力の次元と一致する形に拡張されるよう、必要なスカラー拡張後の a および b と同じサイズの配列を生成します。

配列の次元 sz1,...,szN を指定する場合、これらは必要なスカラー拡張後の a および b の次元と一致しなければなりません。

パラメーターの下限が 0 でパラメーターの上限が 1 である連続一様分布に従う乱数から成る 2 行 3 列の配列を生成します。

sz = [2 3];
r2 = unifrnd(0,1,sz)
r2 = 2×3

    0.0975    0.5469    0.9649
    0.2785    0.9575    0.1576

区間 (0,1)、(1,2)、...、(5,6) について、6 つの乱数を生成します。

a3 = 0:5;
b3 = 1:6;
r3 = unifrnd(a3,b3,1,6)
r3 = 1×6

    0.9706    1.9572    2.4854    3.8003    4.1419    5.4218

入力引数

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一様分布の下限端点。スカラー値、またはスカラー値の配列として指定します。

複数の分布から乱数を生成するには、配列を使用して ab を指定します。ab の両方が配列である場合、サイズが同じでなければなりません。a または b のいずれかがスカラーである場合、unifrnd はもう一方の引数と同じサイズの定数配列にスカラー引数を拡張します。r の各要素は、a および b 内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。

例: [0 -1 7 9]

データ型: single | double

一様分布の上限端点。スカラー値、またはスカラー値の配列として指定します。

複数の分布から乱数を生成するには、配列を使用して ab を指定します。ab の両方が配列である場合、サイズが同じでなければなりません。a または b のいずれかがスカラーである場合、unifrnd はもう一方の引数と同じサイズの定数配列にスカラー引数を拡張します。r の各要素は、a および b 内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。

例: [1 1 10 10]

データ型: single | double

各次元のサイズ。整数の引数として個別に指定します。

a または b のいずれかが配列である場合は、必要なスカラー拡張後の ab の共通次元に一致する次元 sz1,...,szN を指定しなければなりません。sz1,...,szN の既定値は共通次元です。

  • 単一の値 sz1 を指定した場合、r はサイズ sz1sz1 列の正方行列になります。

  • いずれかの次元のサイズが 0 または負である場合、r は空の配列になります。

  • 2 次元を超える場合、unifrnd はサイズ 1 の後続次元を無視します。たとえば、unifrnd(–3,5,3,1,1,1) は、下限端点が -3 で上限端点が 5 である一様分布に従う乱数から成る 3 行 1 列のベクトルを生成します。

例: 2,3

データ型: single | double

各次元のサイズ。整数の行ベクトルとして指定します。

a または b のいずれかが配列である場合は、必要なスカラー拡張後の ab の共通次元に一致する次元 sz を指定しなければなりません。sz の既定値は共通次元です。

  • 単一の値 [sz1] を指定した場合、r はサイズ sz1sz1 列の正方行列になります。

  • いずれかの次元のサイズが 0 または負である場合、r は空の配列になります。

  • 2 次元を超える場合、unifrnd はサイズ 1 の後続次元を無視します。たとえば、unifrnd(–3,5,[3 1 1 1]) は、下限端点が -3 で上限端点が 5 である一様分布に従う乱数から成る 3 行 1 列のベクトルを生成します。

例: [2 3]

データ型: single | double

出力引数

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一様乱数。スカラー値、または sz1,...,szNsz のいずれかによって指定された次元数のスカラー値の配列として返されます。r の各要素は、a および b 内の対応する要素によって指定された分布から生成された乱数です。

代替機能

  • unifrnd は連続一様分布専用の関数です。Statistics and Machine Learning Toolbox™ には、さまざまな確率分布をサポートする汎用関数 random もあります。random を使用するには、UniformDistribution 確率分布オブジェクトを作成し入力引数として渡すか、確率分布名とそのパラメーターを指定します。分布専用の関数 unifrnd は汎用関数 random より高速です。

  • rand を使用して、区間 (0,1) の一様分布に従う数値を生成します。

  • 乱数を対話的に生成するには、乱数発生用ユーザー インターフェイス randtool を使用します。

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入