nbinrnd
負の二項分布の乱数
構文
RND = nbinrnd(R,P)
RND = nbinrnd(R,P,m,n,...)
RND = nbinrnd(R,P,[m,n,...])
説明
RND = nbinrnd(R,P)
は、対応する成功回数 R
と、1 回の試行での成功の確率 P
によって負の二項分布から選ばれた乱数の行列です。R
および P
は、同じサイズのベクトル、行列または多次元配列で、RND
のサイズとも同じになります。R
または P
のスカラー入力は、他の入力と同じ次元の定数配列に展開されます。
RND = nbinrnd(R,P,m,n,...)
または RND = nbinrnd(R,P,[m,n,...])
は、m
x n
x ... の配列を生成します。R
、P
パラメーターにはそれぞれ R
と同じサイズのスカラーまたは配列を使用できます。
負の二項分布の最も簡単な動機付けは、それぞれの試行で成功する一定の確率が P
である連続ランダム試行の場合です。指定された成功回数 R
を観測するために実行しなければならない "追加の" 試行回数は、負の二項分布です。ただし、負の二項分布のより一般的な解釈に従って、nbinrnd
では R
が、非整数を含む任意の正の値であってもかまいません。
例
欠陥確率 0.01 の工程のシミュレーションを行うとします。3 つの欠陥品を見つけるのに、品質保証検査官は何個の検査を行うでしょうか。
r = nbinrnd(3,0.01,1,6)+3 r = 496 142 420 396 851 178
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入