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ismissing

(非推奨) 欠損値のあるデータセット配列要素の検出

dataset データ型は推奨されません。異種混合データを処理するには、代わりに MATLAB® table データ型を使用します。詳細は、MATLAB table ドキュメンテーションを参照してください。

構文

I = ismissing(ds)
I = ismissing(ds,Name,Value)

説明

I = ismissing(ds) は、データセット配列 ds から欠損値が含まれる要素を特定する logical 配列を返します。既定では、数値変数の場合は NaN、文字変数の場合は ''、categorical 配列の場合は <undefined> がそれぞれ欠損値として ismissing で認識されます。

  • ds2 = ds(~any(I,2),:) は、ds にある完全な観測のみを含む新しいデータセット配列を作成します。

  • ds2 = ds(:,~any(I,1)) は、ds からの欠損値のない変数のみを含む新しいデータセット配列を作成します。

I = ismissing(ds,Name,Value) は、1 つまたは複数の Name,Value のペアの引数が指定された追加オプションにより、欠損値インデックスを返します。

入力引数

ds

dataset 配列

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後ろにする必要がありますが、ペアの順序は関係ありません。

R2021a より前では、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

NumericTreatAsMissing

浮動小数点の ds の変数の欠損値インジケーターとして扱う数値ベクトル。ismissing は、NaN を常に欠損値として認識します。

StringTreatAsMissing

ds の文字変数の欠損値インジケーターとして扱う文字ベクトル、string 配列、または文字ベクトルの cell 配列。ismissing は、'' を常に欠損値として扱います。

出力引数

I

ds 内のどの要素に欠損値が含まれるかを示す logical 配列。Ids と同じサイズで、欠損値のある要素については値が 1 になります。