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getBlockRateConversion

クラス: slTunable

調整可能ブロックのレート変換メソッドのクエリ

構文

method = getBlockRateConversion(ST,block)
[method,pwfreq] = getBlockRateConversion(ST,block)

説明

method = getBlockRateConversion(ST,block) は、slTunable インターフェイスで調整可能なブロックに現在関連付けられているレート変換メソッドを返します。

[method,pwfreq] = getBlockRateConversion(ST,block) はプリワープ周波数も返します。method'tustin' でない場合、プリワープ周波数は常にゼロとなります。

ヒント

  • ブロックのパラメーター化のサンプリング時間を変換する際に slTunable インターフェイスが使用するレート変換メソッドをクエリするには、getBlockRateConversion を使用します。

    たとえば、離散時間のコントローラーと連続時間プラントをもつ混合レートの Simulink® モデルを調整するために、slTunable を使用する場合があります。looptunesystune などの調整コマンドは連続時間のモデルを調整します。writeBlockValue を使用して、調整したパラメーターを Simulink モデルに書き込む場合、writeBlockValue はこれらの調整したパラメーターを自動的に離散化します。この離散化では、ブロックに関連付けられたブロックのレート変換メソッドが使用されます。

入力引数

ST

Simulink モデルを記述する slTunable インターフェイス

block

STTunedBlocks プロパティにある単一の調整可能なブロックを識別する文字列。ブロックの省略名が、ブロックの絶対パス名の末尾と一致しブロックを明白に識別できる文字列であれば、これによってブロックを指定できます。

出力引数

method

調整可能なブロックに関連付けられた離散化メソッド。以下のいずれかの文字列として返されます。

  • 'zoh' — ゼロ次ホールド メソッド

  • 'tustin' — Tustin メソッド

pwfreq

正のスカラーとして返された、Tustin メソッドのプリワープ周波数。

調整可能なブロックに関連付けられている離散化メソッドがプリワープのないゼロ次ホールドまたは Tustin の場合、pwfreq はゼロです。

Simulink モデル rct_dmcNotch を記述する slTunable インターフェイスを作成します。モデル内の調整可能なブロックに関連付けられているレート変換メソッドをクエリして変更します。

Simulink モデルを開きます。

open_system('rct_dmcNotch')

Tunable Digital Controller サブシステムをダブルクリックして調整可能なブロックを表示します。

オレンジ色で表示された調整可能なブロックを使用して、モデルの slTunable インターフェイスを作成します。

ST = slTunable('rct_dmcNotch',{'Gain','Leadlag','Notch'});

LeadLag および Notch ブロックは離散時間ブロックです。連続時間でこの制御システムを調整し (たとえば looptune または systune) を使用)、調整されたパラメーターを Simulink モデルに書き込む場合があります。その場合、slTunable.writeBlockValue は Simulink ブロックに関連付けられた離散化メソッドを使用して、結果として得られる調整ブロックを自動的に離散化します。Notch ブロックに関連付けられた離散化メソッドをクエリします。

method = getBlockRateConversion(ST,'Notch')
method =

zoh

結果として、Notch ブロックには、現在ゼロ次ホールド (zoh) メソッドが 関連付けられていることが示されます。このブロックはノッチ フィルターを表します。したがって、ノッチ周波数でプリワープと共に Tustin 離散化メソッドを使用すると、より良い離散化結果が得られることがあります。調整されたノッチ周波数を 340 rad/s と仮定します。

wn = 340;
setBlockRateConversion(ST,'Notch','tustin',wn)

このコマンドは、Notch ブロックのレート変換メソッドをノッチ周波数でのプリワープをもつ Tustin メソッドに設定します。これで、slTunable.writeBlockValue はこのメソッドを使用して調整ブロックを離散化します。

この例のより詳細な処理方法は、「Tuning of a Digital Motion Control System」を参照してください。

参考

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チュートリアル

操作のヒント

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