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getSimulationTime

周波数応答推定のシミュレーションの最終時間

    説明

    tfinal = getSimulationTime(input) は、入力信号 input を使用して周波数応答推定の処理中に実行された Simulink® シミュレーションの最終時間を返します。input を変更して最終シミュレーション時間を短縮すると、周波数応答の推定にかかる時間を短くできます。

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    sinestream の入力信号を作成します。

    input = frest.Sinestream('Amplitude',1e-3,...
                             'Frequency',logspace(1,3,50),...
                             'SamplesPerPeriod',40,'FreqUnits','Hz');

    sinestream 信号 input は、10 ~ 1000 Hz の対数的に等間隔な 50 個の周波数を含みます。各周波数は 1 周期に 40 回サンプリングされます。

    この信号を使用した推定の最終シミュレーション時間を計算します。

    tfinal = getSimulationTime(input)
    tfinal = 4.4186
    

    tfinal は、この入力信号を使った任意のモデルの周波数応答推定によって、そのモデルが 4.4186 秒間シミュレートされることを示します。

    入力引数

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    frestimate 関数で周波数応答推定を行うための入力信号。以下のいずれかのオブジェクトとして指定します。

    コマンド ラインで入力信号を作成するか、モデル線形化器アプリを使用して作成した信号をエクスポートできます。

    出力引数

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    指定した入力信号を使用して周波数応答推定時に実行されたシミュレーションの最終時間。スカラー値として返されます。

    代替機能

    アプリ

    モデル線形化器アプリを使用して周波数応答を推定する際に入力信号のシミュレーション時間を表示できます。そのためには、[MATLAB ワークスペース] または [線形解析ワークスペース] セクションで入力信号を選択します。アプリで [変数プレビュー] セクションにシミュレーション時間が表示されます。

    Input signal selected in the MATLAB Workspace section at the top of the Model Linearizer data browser. The simulation time is highlighted in the Variable Preview section at the bottom of the data browser.

    バージョン履歴

    R2012a で導入