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ターゲット ハードウェア上で実行されるモデルの調整および監視

エクスターナル モードの使用についての概要

エクスターナル モードを使用して、ターゲット ハードウェア上で実行されているモデルを監視しながらパラメーターを調整することができます。

エクスターナル モードでは、モデル パラメーターを調整して、さまざまなパラメーター値がモデルの結果に与える影響をリアルタイムに評価できます。これにより、目的のパフォーマンスを達成するための最適な値が容易に見つかります。この処理は、"パラメーター調整" と呼ばれています。

エクスターナル モードではパラメーターを変更するたびにモデルを再実行する必要がないため、パラメーター調整を迅速に実行できます。エクスターナル モードを利用することにより、実際のデータや設計対象のハードウェアを使用した、モデルの開発や検証も行えます。このソフトウェアとハードウェアの連携は、単にモデルをシミュレーションするだけでは利用できません。

このワークフローは、エクスターナル モードでパラメーターを調整する場合に通常、必要になるタスクのリストを示します。

  1. ホスト コンピューター上のモデルで、エクスターナル モードを有効にします。

  2. (オプション) 1 つまたは複数の 「sink」 ブロックをモデルに配置します。たとえば、Display ブロックや Scope ブロックを使用してデータを可視化したり、To File ブロックを使用して信号データのログを作成したりします。

  3. Simulink® ソフトウェアで、ターゲット ハードウェア上のモデルを実行するコマンドを入力します。

  4. (オプション) エクスターナル モードでターゲット ハードウェアからホスト コンピューター上のモデル内の Sink ブロックに送信されるデータを観察します。

  5. ホスト コンピューター上のモデルのパラメーター値を変更して適用します。

  6. 調整と結果の観察を行って、最適なパラメーター値を見つけます。

  7. 新しいパラメーター値を保存して、エクスターナル モードを無効にしてからモデルを保存します。

エクスターナル モードでの Simulink モデルの実行

    メモ:   Embedded Coder® または Simulink Coder™ ソフトウェアをお持ちの場合、Model ブロックを含む ("モデル参照" を使用する) モデルでエクスターナル モードを使用できます。

  1. ターゲット ハードウェアをホスト コンピューターに接続します。

    ターゲット ハードウェアのタイプの違いにより、異なるタイプの接続を使用する可能性があります。ターゲット ハードウェアのエクスターナル モード トピックを確認して、使用する接続のタイプを判別します。

  2. モデル ツール バーで、[シミュレーション モード][エクスターナル] に設定します。

  3. モデル ツール バーの [シミュレーション モード] の左側にある [シミュレーション終了時間] パラメーターを設定します。既定値は 10.0 秒です。無限の期間に対してモデルを実行するには、inf を入力します。

  4. [実行] ボタンをクリックします。

    Sink ブロックがモデルに含まれていない場合、MATLAB® コマンド ウィンドウには警告が表示されます。次に例を示します。

    Warning: No data has been selected for uploading. 
    > In C:\Program Files (x86)\MATLAB\R2013a Student1\toolbox\
    realtime\realtime\+realtime\extModeAutoConnect.p>
    extModeAutoConnect at 17
    In C:\Program Files (x86)\MATLAB\R2013a Student1\toolbox\
    realtime\realtime\sl_customization.p>myRunCallback at 149

    この警告は無視してかまいません。また、Sink ブロックをモデルに追加することもできます。

    数分後に、Simulink がボード上でモデルの実行を開始します。

  5. ホスト コンピューター上のモデルのパラメーター値を変更します。

    これに対応する変化をハードウェア上で実行中のモデルで観察します。

    モデルの Simulink Sink ブロックはハードウェアからデータを受け取り、ホスト コンピューターに表示します。

    メモ:   エクスターナル モードは、ボード上で実行するモデルの処理負荷を増大させるため、オーバーランが発生することがあります。

エクスターナル モードの停止

エクスターナル モードで動作するモデルを停止するには、ここに示すように、モデル ツール バーにある黒い四角形の [停止] ボタンをクリックします。

この操作によって、ターゲット ハードウェア上で実行中のモデルの処理が停止し、ホスト コンピューター上で実行中のモデル シミュレーションが停止します。

[シミュレーション終了時間] パラメーターが特定の秒数に設定されている場合、その時間が経過するとエクスターナル モードは停止します。

エクスターナル モードの使用が終了したら、[シミュレーション モード][ノーマル] に戻します。

エクスターナル モード コントロール パネル

エクスターナル モード コントロール パネルを使用すると、エクスターナル モードの次のような動作の追加制御が可能になります。

  • ホスト コンピューター上のモデルとターゲット ハードウェア上で実行中のモデルとを接続または切断する。

  • ターゲット ハードウェア上で実行中のモデルを開始または停止する。

  • バッチのパラメーター値に加えられた変更をターゲット ハードウェア上で実行中のモデルに同時に適用する前に、これらの変更を収集する。

[エクスターナル モード コントロール パネル] ダイアログ ボックスを開くには、モデル ウィンドウで、[コード][エクスターナル モード コントロール パネル] を選択します。

[接続]/[切断] ボタンは、ホスト コンピューター上のモデルとターゲット ハードウェア上で実行中のモデルとを接続または切断します。モデルがターゲット ハードウェア上で実行されていない場合、[接続] をクリックすると、モデルがターゲット ハードウェアで自動的に配布および実行されます。

  • [リアルタイム コードを開始]/[リアルタイム コードを停止] ボタンは、ターゲット ハードウェア上で実行中のモデルを開始または停止します。

  • [バッチ ダウンロード] は、[ダウンロード] ボタンを使用して変更をターゲット ハードウェア上で実行中のモデルに同時に適用する前に、これらの変更を収集できるようにします。

    • [バッチ ダウンロード] が無効になっているときに、ブロックのダイアログ ボックスで [OK] または [適用] をクリックすると、更新されたブロック パラメーター値がブロックからターゲット ハードウェア上で実行中のモデルに送信されます。

    • [バッチ ダウンロード] が有効になっているときに、ブロックのダイアログ ボックスで [OK] または [適用] をクリックすると、更新されたブロック パラメーター値がホスト コンピューターに保存されます。[ダウンロード] をクリックして更新されたすべての値をターゲット ハードウェア上で実行中のモデルに同時に送信する前に、一連の変更を完了することができます。この機能は、パラメーター値を同時に変更しなければならないブロックがモデルに含まれているときに、エラー状況を回避するのに役立ちます。

エクスターナル モード コントロール パネルは、ターゲット ハードウェア上で実行中のモデルに新しいパラメーター値が適用されるまで、[ダウンロード] ボタンの右側に [パラメーターの変更を保留しています...] を表示します。

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