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Function-Call Feedback Latch

関数呼び出しブロック間でデータ信号を含んでいるフィードバック ループを抜け出す

ライブラリ

Ports & Subsystems

説明

Function-Call Feedback Latch ブロックを使用して 1 つまたは複数の関数呼び出しブロック間のデータ信号のフィードバック ループを抜け出します。具体的には、次のいずれかの方法で形成されたループを抜け出します。

  • 関数呼び出しブロックが同一の関数呼び出し信号の分岐に接続された場合

    分岐されたブロックの間のフィードバック信号に Function-Call Feedback Latch ブロックを配置します。その結果、ラッチ ブロックは接続先の関数呼び出しブロックの入力で信号を遅延し、接続先の関数呼び出しブロックはラッチ ブロックのソース関数呼び出しブロックよりも前に実行します。

  • ループが親および子の関数呼び出しブロックを含むとき (子イニシエーターが親の内部にある)

    子と親の間のフィードバック信号に Function-Call Feedback Latch ブロックを配置します。この配置は、親 (FCSS1) から読み出される信号値が子の実行中に変更するのを防止します。つまり、親は子の前の実行 (FCSS2) から値を読み取ります。

ラッチ ブロックを使用することは、接続先 Function-Call Subsystem の Inport ブロックで [関数呼び出しフィードバック信号のために入力をラッチする] チェック ボックスを選択することと同じです。ただし、ダイアログ パラメーターに対するラッチ ブロックの利点は、モジュール形式で接続先の Function-Call Subsystem (またはモデル) を設計してから、それをループのコンテキストの内と外で使用できることです。

Function-Call Feedback Latch ブロックは、関数呼び出しフィードバック ループを抜け出すには、次の理由で Unit Delay ブロックや Memory ブロックよりも適しています。

  • ラッチ ブロックは、ソース関数呼び出しブロックの厳密に 1 回の実行に対してフィードバック信号を遅延します。この動作は、Function-Call Subsystem ブロックが提供されるシミュレーション ステップで複数回実行されることがある場合に対して、Unit Delay ブロックや Memory ブロックの動作とは異なります。

  • Unit Delay ブロックや Memory ブロックとは異なり、ラッチ ブロックは非同期の Function-Call Subsystem を含むループを抜け出すために使用されます。

  • ラッチ ブロックは、生成コードに対するメモリの最適化においてよりよいパフォーマンスを提供します。

サポートするデータ型

Function-Call Feedback Latch ブロックは、以下のデータ型の実数信号または複素数信号を受け入れます。

  • 浮動小数点

  • 組み込み整数

  • 固定小数点

  • boolean

  • 列挙型

さらに、ラッチ ブロックは可変サイズ信号を含まない場合にバス信号を受け入れます。

このブロックは次のものは受け入れません。

  • Function-Call 信号

  • Action 信号

  • 可変サイズ信号

詳細は、Simulink® ドキュメンテーションの「 Simulink でサポートされているデータ型」を参照してください。

パラメーターとダイアログ ボックス

Function-Call Feedback Latch ブロックのダイアログ ボックスは次のように表示されます。

次のモデルで、単一の Function-Call Subsystem 出力はそれ自体の入力として機能します。

マージした信号が Function-Call Subsystem への入力として機能するときにはより複雑なケースが発生します。Merge ブロックに入った信号の 1 つが Function-Call Subsystem でフィードバック ループを形成した場合、ラッチが必要になります。この例では、FCSS2 からの出力信号の 1 つが Enabled Subsystem ブロックの出力と組み合わされてから、FCSS2 の入力端子にフィードバックされます。

特性

直接フィードスルー

なし

サンプル時間

駆動ブロックから継承

スカラー拡張

あり

離散化

あり

多次元化

あり

ゼロクロッシング検出

なし

参考

Function-Call Subsystem ブロック

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