disableimplicitsignalresolution
信号を明示的に決めるためにモデルを変換する
構文
retVal
= disableimplicitsignalresolution('model
')
retVal
= disableimplicitsignalresolution('model
', displayOnly
)
説明
は、モデルを入力し、暗黙的に信号オブジェクトとして関連付けられるすべての信号と状態をレポートし、明示的に関連付けが必要な信号と状態のみを関連付けるためにモデルに変換します。レポートと変更箇所はそのモデル自体に制限され、ライブラリ リンクのブロックは含まれません。 retVal
= disableimplicitsignalresolution('model
')
この関数を実行する前に、関連するすべての Simulink® データ オブジェクトがベース ワークスペース、またはモデルがリンクされる先のデータ ディクショナリで定義されていることを確認してください。この関数は、他の場所で定義されたデータ オブジェクトを無視します。
この関数は model
をスキャンし、信号オブジェクトとして暗黙に解決される信号や状態へのハンドル構造体を返し、model
に対して次の操作を行います。
Simulink 信号オブジェクトを決めるすべての出力端子とブロックの状態を調べる。
信号オブジェクトを今後解決するために、これらの端子とブロックを修正する。
モデルの
SignalResolutionControl
パラメーターを'UseLocalSettings'
に設定する (GUI:[明示的のみ])。SignalResolutionControl
が既に'UseLocalSettings'
または'None'
に設定されている場合、この関数は何の動作も行わず、警告が返されます。任意の Stateflow® 出力データが Simulink 信号オブジェクトを決める場合は以下になります。
Stateflow チャート内からの信号オブジェクトの階層的なスコーピングをオフにする
Stateflow チャートの出力信号を明示的にラベル付けする
この信号の信号オブジェクトを今後解決する。
disableimplicitsignalresolution
によって行われた変更は、モデルを永久に変更します。既定の displayOnly
で、または false
を指定して関数を呼び出す前に、モデルをバックアップするようにしてください。
は、retVal
= disableimplicitsignalresolution('model
', displayOnly
)displayOnly
が false
の場合、disableimplicitsignalresolution(
と等価です。 model
)
displayOnly
が true
の場合、この関数は暗黙的に信号オブジェクトとして解決される信号と状態のハンドル構造体を戻しますが、モデルは変更されません。
入力引数
|
Boolean。モデルを変更するかどうかを指定します。
既定値: |
|
モデル名またはハンドル |
出力引数
|
以下を含む MATLAB® 構造体
|
バージョン履歴
R2007a で導入