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零点-極解析
関数 zplane
では、線形システムの極と零点がプロットされます。たとえば、-1/2 で零点を持ち、 および で複素数極対を取る単純なフィルターは、次のようになります。
zer = -0.5; pol = 0.9*exp(j*2*pi*[-0.3 0.3]');
このフィルターの極-零点プロットの表示には、zplane
を使用します。システムが極-零点形式の場合は列ベクトル引数を指定します。
zplane(zer,pol)
他のツールにアクセスするには、fvtool
を使用します。まず、極と零点を伝達関数の形式に変換し、次に fvtool
を呼び出します。
[b,a] = zp2tf(zer,pol,1); fvtool(b,a)
ツール バーの [極-零点プロット] ボタンをクリック、メニューから [解析]、[極-零点プロット] を選択、または以下のコードを入力してプロットを表示します。
fvtool(b,a,'Analysis','polezero')
伝達関数形式のシステムに zplane
を使用する場合は、行ベクトル引数を指定します。この場合、zplane
は関数 roots
を使用して分子係数と分母係数を求め、その結果の零点と極をプロットします。
zplane(b,a)
システムの零点-極表現と伝達関数表現の詳細については、離散時間システム モデルを参照してください。