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upfirdn
アップサンプリング、FIR フィルターの適用、ダウンサンプリング
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
xin
と h
のサイズの有効な組み合わせは次のとおりです。
xin
とh
が共にベクトル入力はフィルターと信号が 1 つずつのため、関数で
xin
とh
の畳み込みが行われます。出力信号yout
は、xin
が行ベクトルの場合は行ベクトル、その他の場合yout
は列ベクトルとなります。xin
が行列、h
がベクトル入力は 1 つのフィルターと複数の信号のため、関数では
h
とxin
の各列との畳み込みが行われます。結果として得られるyout
は、xin
と同数の列を持つ行列となります。xin
がベクトルで、h
が行列入力は複数のフィルターと 1 つの信号のため、関数では
h
の各列とxin
の畳み込みが行われます。結果として得られるyout
は、h
と同数の列を持つ行列となります。xin
とh
が、同じ列数をもつ行列入力はフィルターと信号が共に複数のため、関数では
xin
とh
の対応する列の畳み込みが行われます。結果として得られるyout
は、xin
とh
と同数の列をもつ行列となります。
アルゴリズム
upfirdn
では、ポリフェーズ内挿構造が使用されます。ポリフェーズ構造での乗算-加算演算の回数は、約 (LhLx – pLx)/q となります。ここで、Lh と Lx は、それぞれ h(n) と x(n) の長さです。長い信号に対しては、この公式がだいたいの場合正確となります。
upfirdn
では、以下の 3 つの操作が連続して実行されます。
FIR フィルターは通常ローパス フィルターで、firpm
や fir1
などの別の関数を使用して設計しなければなりません。
参照
[1] Crochiere, R. E. "A General Program to Perform Sampling Rate Conversion of Data by Rational Ratios." Programs for Digital Signal Processing (Digital Signal Processing Committee of the IEEE Acoustics, Speech, and Signal Processing Society, eds.). New York: IEEE Press, 1979, Programs 8.2-1–8.2-7.
[2] Crochiere, R. E., and Lawrence R. Rabiner. Multirate Digital Signal Processing. Englewood Cliffs, NJ: Prentice-Hall, 1983.