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ellipap
楕円アナログ ローパス フィルターのプロトタイプ
説明
例
入力引数
出力引数
アルゴリズム
関数 ellipap
では、参考文献[1]に記述されているアルゴリズムが使用されます。このアルゴリズムは、ellipke
により第 1 種の完全楕円積分を計算し、ellipj
によりヤコビ楕円関数を計算します。この関数では、楕円フィルターの通過帯域エッジ角周波数 ω0 が、結果が正規化されるように 1 に設定されます。通過帯域エッジ角周波数とは、通過帯域のエッジの周波数で、フィルターは 10-Rp/20 の振幅応答をもちます。
因数分解した零点-極形式の伝達関数は、次のようになります。
楕円フィルターは、バタワース フィルターやチェビシェフ フィルターより鋭いロールオフ特性を示しますが、通過帯域と阻止帯域の両方で等リップルをもちます。一般的に、4 つの標準的なフィルター タイプの中では、楕円フィルターが与えられた性能仕様を最小次数で満たします。
参照
[1] Parks, T. W., and C. S. Burrus. Digital Filter Design. New York: John Wiley & Sons, 1987, chap. 7.
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入