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レポートの設定

"レポート設定" は、"コンポーネント"と呼ばれる一連の MATLAB® オブジェクトであり、レポートのコンテンツと書式を指定しました。

MATLAB Report Generator™ にはレポート エクスプローラーと呼ばれる、レポート設定の作成と編集に使用した設定エディターが用意されています。

設定を作成すると、レポート エクスプローラーまたは MATLAB コマンドを使用して、設定からレポートを生成できます。

設定の階層

レポート設定に含まれる階層構造には、一般的にレポート設定で定義されるレポートの種類の構造が反映されています。

たとえば、レポートには一般的に、タイトル ページと 1 つ以上の章があります。各章には 1 つ以上の節が含まれ、各節には 1 つ以上の段落、図、テーブル、リストなどが含まれます。レポート設定は通常、レポートにあるこれらの構造要素に対応するコンポーネントで構成されています。

レポート設定におけるコンポーネント間の親子関係は、レポートの構造要素間の包含関係に一致します。特に、すべての設定に含まれている "ルート コンポーネント" は、設定内で他のすべてのコンポーネントの先祖として機能します。ルート コンポーネントは設定名のほか、生成するレポートのドキュメント タイプ (HTML、PDF など) や生成するレポートのパスなどのレポート生成オプションも指定します。ルート コンポーネントは一般的に、1 つのタイトル ページ コンポーネントと 1 つ以上の章コンポーネントの親です。章コンポーネントは 1 つ以上の節コンポーネントの親であり、節コンポーネントは 1 つ以上の段落、図、テーブルおよびリスト コンポーネントの親です。

ファイルの設定

Report Generator では "設定ファイル" と呼ばれるファイルに設定を格納します。設定ファイルの名前は、ファイルに格納される設定の名前とそれに続くファイル拡張子の .rpt で構成されます。たとえば、myreport という名前の設定の設定ファイル名は myreport.rpt となります。

レポート設定の作成

レポート設定を作成するには、以下のようにします。

テンプレートを作成すると、それを実行して、テンプレートが定義するレポートのタイプのインスタンスを生成できます。