ドキュメンテーション センター

  • 評価版
  • 製品アップデート

最新のリリースでは、このページがまだ翻訳されていません。 このページの最新版は英語でご覧になれます。

Uibuttongroup Properties

ボタン グループ プロパティの説明

プロパティの変更

グラフィックス オブジェクトのプロパティを設定および取得するには、次の 2 とおりの方法があります。

  • 「プロパティ インスペクター」は、オブジェクトのプロパティ値を表示して変更できる対話型のツールです。プロパティ インスペクターは GUIDE から利用できます。あるいは、コマンド ラインで関数 inspect を使用します。

  • 関数 set/get を使用して、プロパティ値の設定およびクエリができます。

Uibuttongroup は、Uipanel から既定のプロパティ値をとります。Uibuttongroup の既定のプロパティ値を設定するには、対応する Uipanel プロパティの既定の設定を設定します。Uibuttongroup の SelectedObject プロパティと SelectionChangeFcn プロパティの既定値は設定できないことに注意してください。

プロパティの既定値の変更方法の詳細は、「既定のプロパティ値の設定」を参照してください。例については、CreateFcn プロパティを参照してください。

Uibuttongroup のプロパティ

この節では、Uibuttongroup オブジェクトに有用なすべてのプロパティを説明し、有効な値をリストします。中かっこ { } で囲まれている値は既定値です。

プロパティ名

説明

BackgroundColor

ボタン グループの背景色

BeingDeleted

削除予定のオブジェクトを示すプロパティ

BorderType

ボタン グループのまわりの境界のタイプ

BorderWidth

ピクセル単位のボタン グループの境界の幅

BusyAction

他のコールバック ルーチンへの割り込み

ButtonDownFcn

ボタンを押したときのコールバック ルーチン

Children

ボタン グループのすべての子オブジェクト

Clipping

ボタン グループの子 Axes、Panel ボタン グループの省略。子のユーザー インターフェイス コントロール (uicontrol) に影響を与えません。

CreateFcn

オブジェクト作成中に実行するコールバック ルーチン

DeleteFcn

オブジェクト削除中に実行するコールバック ルーチン

FontAngle

タイトルのフォント角度

FontName

タイトルのフォント名

FontSize

タイトルのフォント サイズ

FontUnits

タイトルのフォント単位

FontWeight

タイトルのフォントの重み

ForegroundColor

タイトルのフォントの色と 2 次元の境界線の色

HandleVisibility

コマンド ラインと GUI からのハンドルのアクセスのしやすさ

HighlightColor

3 次元枠の強調表示色

Interruptible

コールバック ルーチンの割り込みモード

Parent

Uibuttongroup オブジェクトの親

Position

親 Figure、Panel ボタン グループに対するボタン グループの位置

ResizeFcn

ユーザー指定のサイズ変更ルーチン

Selected

選択されたオブジェクト

SelectedObject

スタイル radiobutton または togglebutton の現在選択されている Uicontrol

SelectionChangeFcn

選択されたラジオ ボタンやトグル ボタンが変更された場合に実行されるコールバック ルーチン

SelectionHighlight

選択された場合に強調表示されるオブジェクト

ShadowColor

3 次元枠のシャドウの色

Tag

ユーザー指定のオブジェクト識別子

Title

タイトル文字列

TitlePosition

ボタン グループに対するタイトル文字列の位置

Type

オブジェクト クラス

UIContextMenu

ボタン グループに提携されたコンテキスト メニュー

Units

位置ベクトルの解釈に使用される単位

UserData

ユーザー指定のデータ

Visible

ボタン グループの可視性。

    メモ:   Uibuttongroup と子の Axes、Uibuttongroup、Uipanel、および Uicontrol の可視化を制御します。これを設定しても、Visible プロパティは変更されません。

BackgroundColor

ColorSpec

uibuttongroup の背景色。背景色を指定する 3 要素 RGB ベクトルまたは MATLAB® の事前定義名の 1 つです。色の指定方法の詳細は、関数 ColorSpec のリファレンス ページを参照してください。

BeingDeleted

on | {off} (読み取り専用)

削除予定のオブジェクトを示すプロパティ。オブジェクトが削除されているかどうかを判定するメカニズム。MATLAB は、オブジェクトの関数 delete のコールバックが呼び出されると BeingDeleted プロパティを on に設定します (DeleteFcn プロパティを参照)。関数 delete の実行中は、そのプロパティは on に設定されたままになり、その後そのオブジェクトは削除されます。

たとえば、オブジェクトの関数 delete が多くのオブジェクトに作用する他の関数を呼び出すとします。削除されるオブジェクトに対して関数が操作を実行する必要がない場合、前もって、オブジェクトの BeingDeleted プロパティを確認できます。

BorderType

none | {etchedin} | etchedout |
beveledin | beveledout | line

uibuttongroup 領域の境界 ボタン。グループ領域をグラフィックに定義するために使用します。刻まれた斜めの境界により、3 次元のような外観を提供します。刻まれた斜めの境界の色を指定するには、HighlightColor プロパティと ShadowColor プロパティを使用します。線の境界は、2 次元です。ForegroundColor プロパティを使用して、色を指定します。

BorderWidth

整数

ボタン グループの境界の幅。 ボタン グループの境界の幅 (ピクセル単位)。既定の境界の幅は、1 ピクセルです。3 次元の境界の幅が 3 より広い場合、角の部分が適切に現れません。

BusyAction

cancel | {queue}

コールバック キューイング

MATLAB による割り込みコールバックの実行の処理方法を決定します。

"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。"割り込み" コールバックは、"実行中" コールバックに割り込もうとするコールバックです。"割り込み" コールバックの BusyAction プロパティは、MATLAB が割り込みコールバックの実行を処理する方法を決定します。BusyAction プロパティの設定に応じた動作は次のとおりです。

  • 'queue'"実行中" コールバックの実行が終了した後に処理されるように "割り込み" コールバックをキューに入れます。

  • 'cancel' — MATLAB が実行を終了したら "割り込み" コールバックを破棄します。

他のコールバックが "実行中の" コールバックを中断できるかどうかをコールバックの Interruptible プロパティが制御する方法の詳細については、Interruptible プロパティの説明を参照してください。

ButtonDownFcn

文字列または関数ハンドル

ボタンを押したときのコールバック ルーチン。ポインターが Uibuttongroup のまわりの境界から 5 ピクセル以内にあるときにマウス ボタンを押すと実行するコールバック ルーチンです。これは、サイズと位置のような対話型でオブジェクト プロパティをクリックしたときに修正する動作を実装するのに有用です (例では selectmoveresize を使用しています)。

このルーチンを文字列として定義する場合、文字列は有効な MATLAB 式またはコード ファイルの名前です。式は、MATLAB ワークスペースで実行します。

Children

ハンドル番号のベクトル

uibuttongroup の子です。 uibuttongroup のすべての子のハンドルを含むベクトルです。しかし、Uibuttongroup は、子が Axes, Uipanel、Uibuttongroup、他の Uicontrol である Uicontrol のスタイル radiobuttontogglebutton のみを管理します。子を並べ替えるために、このプロパティを使用できます。

Clipping

{on} | off

切り取りモードです。 既定の設定では、MATLAB は Uibuttongroup の子の Axes、Uipanel、および Uibuttongroup を Uibuttongroup の四角形に切り取ります。Clippingoff に設定した場合、軸、Uipanel、または Uibuttongroup は、ボタン グループ四角形の外側に表示されます。このプロパティは、子の Uicontrol に影響を与えません。既定の設定ではボタン グループ四角形の外側を表示します。

CreateFcn

文字列または関数ハンドル

オブジェクト作成中に実行するコールバック ルーチン。指定された関数は、MATLAB が Uibuttongroup オブジェクトを作成した場合に実行されます。MATLAB は、CreateFcn コールバックを実行する前に、Uibuttongroup のすべてのプロパティ値を設定するため、これらの値はコールバックに適用されます。関数内で gcbo を使用することで、作成中の Uibuttongroup のハンドルが取得できます。

既存の Uibuttongroup オブジェクトにこのプロパティを設定しても効果はありません。

新規のすべての Uibuttongroup に 既定の CreateFcn コールバックを定義するには、すべての Uipanel に同じ既定の設定を定義しなければなりません。この既定の設定は、uibuttongroup を呼び出すときに別の CreateFcn コールバックを指定してオーバーライドしない限り、適用されます。たとえば、以下のコードを考えます。

set(0,'DefaultUipanelCreateFcn','set(gcbo,...
    ''FontName'',''arial'',''FontSize'',12)')

新規のパネルまたはボタン グループを作成した場合に常に実行される既定の CreateFcn コールバックを作成します。Uipanel または Uibuttongroup のタイトルの既定のフォント名とフォント サイズを設定します。

既定の設定を上書きし、FontNameFontSize プロパティが異なる値に設定されるボタン グループを作成するには、以下と同様なコードと共に Uibuttongroup を呼び出します。

hpt = uibuttongroup(...,'CreateFcn','set(gcbo,...
''FontName'',''times'',''FontSize'',14)')

    メモ:   既定の CreateFcn コールバックを上書きするには、新規のコールバックを与え、指定されたプロパティに異なる値を与える必要があります。これは、プロパティ値が設定された後に、CreateFcn コールバックを実行し、uibuttongroup の呼び出しで設定されたプロパティ値を上書きできるためです。上記の例は、この Uibuttongroup の CreateFcn プロパティの再定義の代わりに、明確に FontSize14 に設定した場合、既定の CreateFcn コールバックは、FontSize をシステム依存の既定の設定に返します。

copyobj または textwrap (関数 copyobj を呼び出す) を CreateFcn 内で呼び出さないでください。Uicontrol オブジェクトをコピーすると、CreateFcn が繰り返し始動します。そのため、Root オブジェクトの RecursionLimit プロパティが超過して、一連のエラー メッセージが表示されるようになります。

関数ハンドルを使用してコールバック関数を定義する方法の詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

DeleteFcn

文字列または関数ハンドル

オブジェクト削除中に実行するコールバック ルーチンUibuttongroup オブジェクトを削除する場合に実行するコールバック ルーチンです (たとえば、削除コマンドを発行する場合や Uibuttongroup をもつ Figure を消去する場合)。MATLAB は、オブジェクトのプロパティを削除する前に、このルーチンを実行するので、これらの値はコールバック関数に使用できます。DeleteFcn が実行中のオブジェクトのハンドルは、関数 gcbo でクエリできるルートの CallbackObject プロパティを通してのみアクセスできます。

FontAngle

{normal} | italic | oblique

タイトルで使用する文字の傾斜。MATLAB は、このプロパティを使用して、ユーザーのシステムで使用可能なフォントの型を選択します。このプロパティを italic または oblique へ設定すると、ユーザーのシステムで利用できる場合、イタリック フォントを選択します。

FontName

文字列

タイトルで使用されるフォント ファミリ。Title を表示するフォント名です。適切に表示したり、印刷するためには、このプロパティはユーザーのシステムがサポートするフォントでなければなりません。既定のフォントはシステムにより異なります。固定幅フォントの名前をハード コードしなくても済むようにするには、FontName を文字列 FixedWidth に設定します。固定幅フォントでは、ASCII 文字エンコードを使用しないシステム上では (日本国内のように)、テキストが適切に表示されないことがあります。この文字列の値は、大文字と小文字を区別しません。

set(uicontrol_handle,'FontName','FixedWidth')

そこで、ルートの FixedWidthFontName プロパティの値を使用します。このプロパティは、エンド ユーザーの環境の startup.m からのロケールに対して適切な値に設定することができます。ルートの FixedWidthFontName プロパティを設定すると、新規フォントを使用して表示したものをすぐに更新することになります。

FontSize

integer

タイトルのフォント サイズです。FontUnits プロパティで指定された単位で Title を表示するフォントのサイズを指定する数です。既定のサイズはシステムにより異なります。

FontUnits

inches | centimeters | normalized |
{points} |pixels

タイトルのフォント サイズの単位。Normalized 単位は、FontSize を Uibuttongroup の高さの比として解釈します。Uibuttongroup のサイズが変更されると、MATLAB はそれに応じて画面の FontSize を変更します。pixelsinchescentimeterspoints は、絶対単位です (1 ポイント = 1/72 インチ)。

FontWeight

light | {normal} | demi | bold

タイトルの文字の重み。MATLAB は、このプロパティを使用して、ユーザーのシステムで使用可能なフォントの型を選択します。このプロパティを bold へ設定すると、ユーザーのシステムで利用できる場合、MATLAB はフォントに太字を使用します。

ForegroundColor

ColorSpec

タイトルのフォントと 2 次元の境界線に使用される色です。フォントまたは線の色を指定する 3 要素の RGB ベクトルまたは MATLAB の事前定義名の 1 つ。色の指定方法の詳細は、関数 ColorSpec のリファレンス ページを参照してください。

HandleVisibility

{on} | callback | off

オブジェクト ハンドルへのアクセスのコントロール。このプロパティは、オブジェクト ハンドルが、その親オブジェクトのリストで、Children として可視であることを決めます。ハンドルがその親オブジェクトのリストで、子として可視できないとき、オブジェクトの階層を検索したり、ハンドルのプロパティをクエリしてハンドルを取得する関数は、ハンドルを返しません。このような関数には、getfindobjgcagcfgconewplotclaclfclose があります。いずれも、親 Figure の CurrentObject プロパティで可視なハンドルではありません。隠蔽されているハンドルは、有効なままです。オブジェクト ハンドルがわかっている場合、そのプロパティを関数 set および get で設定し、ハンドルに作用する関数に渡すことができます。

  • HandleVisibilityon であるとき、ハンドルは常に見える状態です。

  • HandleVisibilitycallback に設定すると、コールバック ルーチン内から、あるいはコールバック ルーチンにより呼び出される関数から、ハンドルを参照することができます。しかし、コマンド ラインから呼び出される関数からは参照できません。つまり、コマンド ライン ユーザーから GUI を保護すると同時に、コールバック ルーチン内からはオブジェクト ハンドルに完全にアクセスできるようにします。

  • HandleVisibilityoff に設定すると、ハンドルが常にアクセスできなくなります。これは、コールバック ルーチンが GUI に影響を与える可能性のある (ユーザーの入力した文字列を評価するような) 関数を実行するときに必要となる可能性があります。そのため、その関数の実行中に、それ自身のハンドルを一時的に隠蔽します。

      メモ:   Uibuttongroup に管理される Uicontrol のスタイル radiobuttontogglebutton は、ボタン グループの外側からアクセスされません。このようなラジオ ボタンとトグル ボタンの HandleVisibilityoff または callback に設定することで、予期しないアクセスを防ぐことができます。

HandleVisibility の設定にかかわらず、ルートの ShowHiddenHandles プロパティを on に設定して、すべてのハンドルを可視にできます。これは、HandleVisibility プロパティの値に影響を与えません。

HighlightColor

ColorSpec

3 次元枠の強調表示色です。ハイライト色を指定する 3 要素 RGB ベクトルまたは MATLAB の事前定義名の 1 つ。色の指定方法の詳細は、関数 ColorSpec のリファレンス ページを参照してください。

Interruptible

off | {on}

コールバック ルーチンの割り込み

後続のコールバックがオブジェクトのコールバック関数に割り込もうとしたときに、MATLAB がそのコールバック関数に割り込めるかどうかを制御します。

ユーザー インターフェイス オブジェクトの場合、Interruptible プロパティは、次のプロパティのみに対するコールバックに影響します。

  • ButtonDownFcn

  • KeyPressFcn

  • KeyReleaseFcn

  • WindowButtonDownFcn

  • WindowButtonMotionFcn

  • WindowButtonUpFcn

  • WindowKeyPressFcn

  • WindowKeyReleaseFcn

  • WindowScrollWheelFcn

"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。"割り込み" コールバックは、"実行中" コールバックに割り込もうとするコールバックです。MATLAB は、"実行中" コールバックのオブジェクトの Interruptible プロパティに基づいて両方のコールバックを処理します。

Interruptible プロパティの設定に応じた動作は次のとおりです。

  • 'off' の場合、MATLAB は割り込まずに "実行中" コールバックの実行を終了します。

  • 'on' の場合、以下の条件が適用されます。

    • drawnowfiguregetframewaitfor または pause コマンドが "実行中" コールバックにある場合、MATLAB は既にキューに存在する "割り込み" コールバックを実行してから、現在のコールバックの実行を終了するために戻ります。

    • 上記の関数のいずれも "実行中" コールバックにない場合、MATLAB は割り込まずに現在のコールバックの実行を終了します。

割り込みコールバックのオブジェクトの BusyAction プロパティは、コールバックを無視するかキューに入れるかを決定します。

Interruptible プロパティを on (既定の設定) に設定すると、他のユーザー インターフェイス オブジェクトのコールバックは、このオブジェクトから発生するコールバック関数に割り込みできます。

    メモ:   MATLAB は、割り込みが発生したときにプロパティの状態や表示を保存しません。たとえば、gca または gcf コマンドによって返されたハンドルは、別のコールバックが実行されると変更される場合があります。

コールバックに割り込んだ関数が完了した後、コールバックは割り込みにより中断されたところから実行を再開します。詳細は、「コールバックの実行と中断の制御」を参照してください。

    メモ:   割り込みコールバックが DeleteFcn または CreateFcn コールバックの場合、あるいは Figure の CloseRequest または ResizeFcn コールバックの場合、オブジェクトの Interruptible プロパティの値にかかわらず、コールバックの実行を中断します。中断中のコールバックは、drawnowfiguregetframepausewaitfor ステートメントの次の実行を開始します。オブジェクトの ButtonDownFcn または Callback ルーチンは、この節で以前に説明した規則に従って処理されます。

Parent

ハンドル

Uibuttongroup の親。uibuttongroup の親 Figure、uipanel、または uibuttongroup のハンドルです。このプロパティを新規の親のハンドル番号に設定すると、uibuttongroup オブジェクトを他の figure、uipanel、または uibuttongroup に移動できます。

Position

四角形の位置

親と比較した Uibuttongroup のサイズと位置。このプロパティに定義された四角形は、親の Figure ウィンドウ、Uipanel、Uibuttongroup 内にボタン グループのサイズと位置を指定します。Position を以下のように指定します。

[left bottom width height]

leftbottom は、親オブジェクトの左下隅から Uibuttongroup オブジェクトの左下隅への距離です。widthheight は、タイトルを含む Uibuttongroup 四角形の次元です。すべての単位は、Units プロパティで指定されているものを使います。

ResizeFcn

文字列または関数ハンドル

コールバック ルーチンのサイズ変更。MATLAB は、ユーザーが Uibuttongroup をサイズ変更した場合や Figure の Resize プロパティが on に設定された場合、あるいは GUIDE 内で "Resize behavior" オプションが Other へ設定された場合は常に、このコールバック ルーチンを実行します。Uibuttongroup の Position プロパティをクエリして、新しいサイズと位置を判断することができます。コールバック ルーチンの実行中に、サイズを変更される Figure のハンドルは、ルートの CallbackObject プロパティを通してのみアクセス可能です。このプロパティは、関数 gcbo を使用してクエリできます。

ResizeFcn を使用して、MATLAB の Position/Units のパラダイムで直接サポートされていない GUI のレイアウトを保持できます。

たとえば、ピクセル単位で一定の高さにあり、Figure の上端で常に Figure の幅に一致するオブジェクトをもつ GUI のレイアウトを考えます。以下の ResizeFcn はこれを満たします。Tag'StatusBar' で 20 ピクセルの高さにあり、Figure と同じ幅で、Figure の上端に取り付けられた Uicontrol を保持します。Uicontrol のハンドルを取得するために、Tag プロパティを使用し、Figure のハンドルを取得するために関数 gcbo を使用していることに注意してください。Figure の Units に関連付けられた防衛的プログラミングにも注意してください。この Units は、コールバックが正しく動作するためにピクセルを単位としている必要がありますが、コールバックが終了すると以前の値に戻ります。

u = findobj('Tag','StatusBar');
fig = gcbo;
old_units = get(fig,'Units');
set(fig,'Units','pixels');
figpos = get(fig,'Position');
upos = [0, figpos(4) - 20, figpos(3), 20];
set(u,'Position',upos);
set(fig,'Units',old_units);

ResizeFcn コールバック内で Figure の Position を変更できますが、ResizeFcn はその結果として再度呼び出されません。

PaperPositionMode プロパティが manual に設定され、サイズ変更関数の定義が完了している場合は、print コマンドによって ResizeFcn が呼び出されることに注意してください。print コマンドにサイズ変更関数を呼び出されないようにするには、PaperPositionModeauto に設定します。

関数ハンドルを使用してコールバック関数を定義する方法の詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

Selected

on | off (読み取り専用)

選択されたオブジェクト。 このプロパティは、ボタン グループが選択されているかどうかを示します。このプロパティが on の場合、MATLAB は SelectionHighlight プロパティも on であれば、選択ハンドルを表示します。たとえば、このプロパティを設定するために、関数 ButtonDownFcn を定義すると、ユーザーはマウスでオブジェクトを選択できます。

SelectedObject

スカラーのハンドル番号

管理されたコンポーネントのグループで、現在選択されているラジオ ボタンまたはトグル ボタンの Uicontrol。現在、選択されているコンポーネントを決めたり、ラジオ ボタンまたはトグル ボタンの 1 つの選択を初期化するために、このプロパティを使用します。既定の設定では、SelectedObject は、追加される最初の Uicontrol のラジオ ボタンまたはトグル ボタンに設定されます。何も選択しない場合は、[] に設定します。SelectionChangeFcn は、このプロパティがユーザーに設定された場合は実行されません。

SelectionChangeFcn

文字列または関数ハンドル

選択されたラジオ ボタンやトグル ボタンが変更された場合に実行されるコールバック ルーチン。このルーチンが関数ハンドルとして呼び出された場合、Uibuttongroup は 2 つの引数をそれに渡します。最初の引数 source は、Uibuttongroup のハンドル番号です。2 番目の引数 eventdata は、以下の表で示されるフィールドを含むイベント データ構造体です。

イベント データ構造体フィールド

説明

EventName

'SelectionChanged'

OldValue

このイベントの前に選択されたオブジェクトのハンドル番号。選択されなかった場合は [] です。

NewValue

現在選択されているオブジェクトの名前。

ラジオ ボタンまたはトグル ボタンのセットをもつボタン グループがあり、ラジオ ボタンまたはトグル ボタンが選択されたときに即座に動作させる場合は、個々のトグル ボタンの関数 Callback にではなく、ボタン グループのコールバック関数 SelectionChangeFcn 内に、ラジオ ボタンとトグル ボタンを制御するコードを含める必要があります。

プッシュ ボタンのような他のコンポーネントの選択時の動作を設定する場合、そのコンポーネントの Callback コールバックは、ボタン グループの SelectedObject プロパティから選択されたラジオ ボタンまたはトグル ボタンのハンドルを取得できます。

SelectionHighlight

{on} | off

選択するとハイライトされるオブジェクト。Selected プロパティが on に設定されると、MATLAB は、4 個のエッジ ハンドルと 4 個のコーナー ハンドルを描画して、選択された状態を示します。SelectionHighlightoff の場合、MATLAB はハンドルを描画しません。

ShadowColor

ColorSpec

3 次元枠のシャドウの色。 ShadowColor は、シャドウの色を指定する 3 要素の RGB ベクトル、または MATLAB の事前定義名の 1 つです。色の指定方法の詳細は、関数 ColorSpec のリファレンス ページを参照してください。

Tag

文字列

ユーザー指定のオブジェクト識別子。Tag プロパティは、ユーザー指定のラベルをもつグラフィックス オブジェクトを識別する方法を提供します。任意の文字列で Tag を定義できます。

関数 findobj を使用して、与えられた Tag プロパティ値をもつオブジェクトの位置を検出できます。これにより、ユーザーは、オブジェクト ハンドルをグローバル変数として定義せずに済みます。たとえば、次の関数呼び出しは、Tag の値として 'FormatTb' をもつ (指定した複数の Figureの) すべての子のハンドル番号を返します。

h = findobj(figurehandles,'Tag','FormatTb')
Title

文字列

タイトル文字列。 ボタン グループのタイトルに表示されるテキストです。TitlePosition プロパティを使用して、タイトルの位置を指定できます。

文字列値が文字列のセル配列または埋め込まれた文字行列のセル配列として指定される場合、セル配列内のはじめの文字列または埋め込まれた文字行列のみが表示され、残りは無視されます。垂直なスラッシュ ('|') 文字は、改行として解釈されず、その代わりに Uibuttongroup のタイトルに表示されるテキストを表示します。

defaultremovefactory へのプロパティ値を設定し、「既定値を定義する」に記述される効果を作成します。Title をこれらの値のいずれかに設定するには、文字の前にバックスラッシュ文字を置く必要があります。たとえば以下のようになります。

hp = uibuttongroup(...,'Title','\Default');
TitlePosition

{lefttop} | centertop | righttop |
leftbottom | centerbottom | rightbottom

"タイトルの位置"。 このプロパティは、タイトル文字列の位置を uibuttongroup を基準に決定します。

Type

文字列 (読み取り専用)

オブジェクト クラス。このプロパティは、グラフィックス オブジェクトの種類を識別します。Uibuttongroup オブジェクトの場合、既定のプロパティが uipanels から派生するため、Type は常に文字列 'uipanel' です。

UIContextMenu

ハンドル

Uibuttongroup に関連したコンテキスト メニュー。このプロパティに Uicontextmenu オブジェクトのハンドル番号を割り当てます。Uibuttongroup を右クリックすると常に、MATLAB はコンテキスト メニューを表示します。コンテキスト メニューを作成するには、関数 uicontextmenu を使用します。

Units

inches | centimeters | {normalized} |
points | pixels | characters

"尺度の単位"。MATLAB は、Position プロパティを解釈するためにこれらの単位を使用します。ボタン グループ自体に対して、単位は親の Figure ウィンドウ、Panel、ボタン グループの左下隅から計算されます。ボタン グループの子はボタン グループの左下隅から計算されます。

  • Normalized 単位は、ボタン グループまたは Figure ウィンドウの左下隅を (0,0) に写像し、右上隅を(1.0,1.0) に写像します。

  • pixelsinchescentimeterspoints は、絶対単位です (1 ポイント = 1/72 インチ)。

  • Character 単位は、既定のシステム フォントを使用した文字です。1 文字の幅は、文字 x の幅で、1 文字の高さはテキストの 2 行のベースライン間の距離です。

Units 値を変更した場合、Units の設定値が既定値であることを前提としている他の関数に影響を及ぼさないように、計算終了後に元の既定値に戻すことを推奨します。

UserData

行列

ユーザー指定のデータUibuttongroup オブジェクトと関連付ける任意のデータです。MATLAB は、このデータを使用しませんが、関数 set と関数 get を使用してアクセスできます。

Visible

{on} | off

Uibuttongroup の可視性。既定の設定では、Uibuttongroup オブジェクトは可視です。'off' に設定すると、Uibuttongroup とボタン グループのすべての子オブジェクトは表示されません。ボタン グループがこのように非表示の場合は、そのプロパティのクエリおよび設定ができます。

    メモ:   Uibuttongroup の Visible プロパティの値によって、Axes、ボタン、Uipanel、他の Uibuttongroup などの子コンポーネントを表示できるかどうかが決まります。ただし、ボタン グループを非表示にすることで子コンポーネントが隠れてしまった場合でも、ボタン グループの Visible プロパティを変更することで、子コンポーネントの Visible プロパティの設定が変更されることはありません

この情報は役に立ちましたか?