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lastDirectory

現在の IFD がファイルの最後かどうかを確認

説明

tf = lastDirectory(t) は、現在のイメージ ファイル ディレクトリ (IFD) が TIFF ファイルの最後の IFD である場合に true を返します。それ以外の場合、この関数は false を返します。ファイルにイメージが 1 つのみ含まれる場合、現在の IFD が最後の IFD です。

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ファイルの Tiff オブジェクトを作成し、現在のディレクトリがファイルの最後のディレクトリかどうかを判別します。現在のディレクトリが最後のディレクトリである場合、関数 lastDirectory1 を返します。それ以外の場合、この関数は 0 を返します。

t = Tiff('example.tif','r');
lastDirectory(t)
ans = logical
   0

現在のディレクトリをディレクトリ番号 3 に設定し、これがファイル内の最後のディレクトリであるかどうかを確認します。

setDirectory(t,3);
lastDirectory(t)
ans = logical
   1

Tiff オブジェクトを閉じます。

close(t);

入力引数

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TIFF ファイルを表す Tiff オブジェクト。このオブジェクトを作成するには、関数 Tiff を使用します。

アルゴリズム

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参照

この関数は、LibTIFF C API の関数 TIFFLastDirectory に相当します。この関数を使用するには、TIFF の仕様とテクニカル ノートに精通していなければなりません。このドキュメンテーションは LibTIFF - TIFF Library and Utilities で参照してください。

バージョン履歴

R2009b で導入