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getTag

指定されたタグの値

説明

tagValue = getTag(t,tagID) は、tagID で指定されたタグの値を、Tiff オブジェクト t に関連付けられた TIFF ファイルから取得します。

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TIFF ファイルを開いて、そのタグの値を複数の方法で取得します。

ファイルの Tiff オブジェクトを作成します。

t = Tiff('example.tif','r');

タグをその名前で指定して、ImageWidth タグのタグ値を取得します。

tagval = getTag(t,'ImageWidth')
tagval = 600

または、タグをその数値識別子で指定します。

tagval1 = getTag(t,256)
tagval1 = 600

タグを指定するもう 1 つの方法は、Tiff.TagID 構造体を使用することです。Tiff.TagID 構造体のフィールド名は、対応するタグの数値識別子を含む有効なタグ名です。たとえば、フィールド Tiff.TagID.ImageWidth に値 256 が含まれます。

tagval2 = getTag(t,Tiff.TagID.ImageWidth)
tagval2 = 600

Tiff オブジェクトを閉じます。

close(t);

入力引数

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TIFF ファイルを表す Tiff オブジェクト。このオブジェクトを作成するには、関数 Tiff を使用します。

Tiff オブジェクトのタグ ID。文字ベクトル、string スカラーまたは数値識別子として指定します。

たとえば、ImageWidth タグの tagId は次のいずれかに指定できます。

  • タグ名 'ImageWidth' を含む文字ベクトルまたは string スカラー

  • TIFF 仕様で定義された ImageWidth タグの数値識別子 256

  • Tiff.TagID 構造体 Tiff.TagID.ImageWidth のフィールド。

Tiff.TagID 構造体のフィールドの名前は、対応するタグの数値識別子を含む有効なタグ名です。たとえば、フィールド Tiff.TagID.ImageWidth に値 256 が含まれます。すべてのタグとその数値識別子のリストを表示するには、コマンド ウィンドウで、Tiff.TagID と入力します。

例: 'ImageWidth'

例: 256

例: Tiff.TagID.ImageWidth

データ型: double | char | string

アルゴリズム

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参照

この関数は、LibTIFF C API の関数 TIFFGetField に相当します。この関数を使用するには、TIFF の仕様とテクニカル ノートに精通していなければなりません。このドキュメンテーションは LibTIFF - TIFF Library and Utilities で参照してください。

バージョン履歴

R2009b で導入