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Scattergroup プロパティ

Scattergroup Properties の定義

プロパティの変更

set および get コマンド、あるいはプロパティ エディター (propertyeditor) を使用して、グラフィックス オブジェクトのプロパティを設定したり取得したりできます。

scattergroup オブジェクトの既定のプロパティ値は、定義できないことに注意してください。

scattergroup オブジェクトの詳細は、「プロット オブジェクト」を参照してください。

Scattergroup プロパティの詳細

この節では、プロパティについて説明します。中かっこ { } は既定値です。

Annotation

hg.Annotation オブジェクト (読み取り専用)

凡例の scattergroup オブジェクトの表示を制御します。この scattergroup オブジェクトが Figure の凡例に表示されるかどうかを指定します。

Annotation プロパティをクエリすると、hg.Annotation オブジェクトのハンドルを出力します。hg.Annotation オブジェクトは、LegendInformation と呼ばれるプロパティをもち、このプロパティは hg.LegendEntry オブジェクトを含みます。

hg.LegendEntry オブジェクトを取得すると、その IconDisplayStyle プロパティを設定して scattergroup オブジェクトが Figure の凡例に表示されるかどうかを制御できます。

IconDisplayStyle 値目的
onscattergroup オブジェクトを、その子オブジェクトではなく 1 個のエントリとして凡例に含める。
offscattergroup またはその子を凡例に含めない (既定の設定)
childrenscattergroup の子のみを別のエントリとして凡例に含める

IconDisplayStyle プロパティの設定

これらのコマンドは、ハンドル hobj のあるグラフィックス オブジェクトの IconDisplayStylechildren に設定します。これによって、各子オブジェクトのエントリが凡例に表示されます。

hAnnotation = get(hobj,'Annotation');
hLegendEntry = get(hAnnotation,'LegendInformation');
set(hLegendEntry,'IconDisplayStyle','children')

IconDisplayStyle プロパティの使用

詳細と例は、「凡例のコントロール」を参照してください。

BeingDeleted

on | {off} (読み取り専用)

削除予定のオブジェクトを示すプロパティ。オブジェクトが削除されているかどうかを判定するメカニズム。MATLAB® は、オブジェクトの関数 delete のコールバックが呼び出されると BeingDeleted プロパティを on に設定します (DeleteFcn プロパティを参照)。関数 delete の実行中は、そのプロパティは on に設定されたままになり、その後そのオブジェクトは削除されます。

たとえば、オブジェクトの関数 delete が多くのオブジェクトに作用する他の関数を呼び出すとします。削除されるオブジェクトに対して関数が操作を実行する必要がない場合、前もって、オブジェクトの BeingDeleted プロパティを確認できます。

BusyAction

cancel | {queue}

コールバック キューイング

MATLAB による割り込みコールバックの実行の処理方法を決定します。

"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。"割り込み" コールバックは、"実行中" コールバックに割り込もうとするコールバックです。"割り込み" コールバックの BusyAction プロパティは、MATLAB が割り込みコールバックの実行を処理する方法を決定します。BusyAction プロパティの設定に応じた動作は次のとおりです。

  • 'queue'"実行中" コールバックの実行が終了した後に処理されるように "割り込み" コールバックをキューに入れます。

  • 'cancel' — MATLAB が実行を終了したら "割り込み" コールバックを破棄します。

他のコールバックが "実行中の" コールバックを中断できるかどうかをコールバックの Interruptible プロパティが制御する方法の詳細については、Interruptible プロパティの説明を参照してください。

ButtonDownFcn

文字列 | 関数ハンドル

ボタンを押したときのコールバック関数。ポインターがこのオブジェクト上にあるときにマウス ボタンを押すと実行されます。別のグラフィックス オブジェクト上では実行されません。このタイプのオブジェクトを選択する方法の詳細は、HitTestArea プロパティを参照してください。

修飾キーも押されたかどうかを定義するには、Figure の SelectionType プロパティを参照してください。

このプロパティには以下があります。

  • 有効な MATLAB 式である文字列

  • MATLAB ファイルの名前

  • 関数ハンドル

コールバックを参照する関数ハンドルをこのプロパティに設定します。式は MATLAB のワークスペースで実行します。

関数ハンドルを使用してコールバック関数を定義する方法の詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

CData

ベクトル | m3 列の行列 | ColorSpec

マーカーの色。CDataXDataYData と同じ長さのベクトルの場合、CData の値は、現在のカラーマップの色に線形にマッピングされます。CDatalength(XData)3 列の行列の場合、RGB 値としてマーカーの色を指定します。

CDataSource

文字列 (MATLAB 変数)

MATLAB 変数への CData のリンク。MATLAB 変数にこのプロパティを設定します。既定の設定では、CData を生成するために、ベース ワークスペースで評価されます。

MATLAB は、このプロパティを設定時にのみ再評価します。そのため、式に示されるワークスペース変数を変更しても、CData は変更されません。

オブジェクト データを更新させるには、関数 refreshdata を使用できます。refreshdata は、refreshdata を呼び出す関数のワークスペースで、データの元となる変数が評価されるように指定することもできます。詳細は、refreshdata のリファレンス ページを参照してください。

    メモ:   1 つのデータ ソース プロパティを異なる次元のデータを含む変数に変更すると、すべてのデータ ソース プロパティを適切な値に変更するまでは、関数が警告を生成し、グラフが描画されない可能性があります。

Children

グラフィックス オブジェクトのハンドル番号からなる配列

scattergroup オブジェクトの子オブジェクト。scattergroup オブジェクトを親とする Patch オブジェクト (可視か不可視かにかかわらず) のハンドルを含む配列です。

子オブジェクトの HandleVisibility プロパティが callback または off である場合、そのハンドルはこのオブジェクトの Children プロパティに表示されません。Children プロパティにハンドルを表示するには、ルートの ShowHiddenHandles プロパティを on に設定します。以下に例を示します。

set(0,'ShowHiddenHandles','on')
Clipping

{on} | off

クリッピング モード。MATLAB は、既定の設定でグラフを軸プロット ボックスにクリッピングします。Clippingoff に設定すると、グラフの一部が Axes プロット ボックスの外側に表示されます。この状況は、プロット オブジェクトを作成して holdon にし、軸のスケーリングを固定 (axis manual) してから、大きいプロット オブジェクトを作成した場合に発生します。

CreateFcn

関数ハンドル | 関数ハンドルと追加の引数をもつセル配列 | 文字列 (推奨しません)

オブジェクトの作成中に実行するコールバック関数。MATLAB がオブジェクトを作成するときに実行するコールバックを定義します。既定値は空の配列です。

コールバックはオブジェクトの作成中に指定しなければなりません。以下に例を示します。

graphicfcn(y,'CreateFcn',@CallbackFcn)

ここで、@CallbackFcn はコールバック関数を参照する関数ハンドルで、graphicfcn はこのオブジェクトを作成するプロット関数です。

MATLAB は、オブジェクトの他のプロパティがすべて設定された後で、このルーチンを実行します。既存のオブジェクトにこのプロパティを設定しても効果はありません。

CreateFcn が実行中のオブジェクトのハンドルは、関数 gcbo でクエリできるルートの CallbackObject プロパティを通してのみアクセスできます。

関数ハンドルを使用してコールバック関数を定義する方法の詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

DeleteFcn

関数ハンドル | 関数ハンドルと追加の引数をもつセル配列 | 文字列 (推奨しません)

オブジェクト削除時に実行されるコールバック。このオブジェクトが削除されるときに実行されます (たとえば、オブジェクト、その親の Axes またはそれを含む Figure に delete コマンドを実行した場合)。MATLAB は、オブジェクトのプロパティを破棄する前にコールバックを実行して、コールバック ルーチンがこれらの値をクエリできるようにします。既定値は空の配列です。

DeleteFcn が実行中のオブジェクトのハンドルは、関数 gcbo でクエリできるルートの CallbackObject プロパティを通してのみアクセスできます。

関数ハンドルを使用してコールバック関数を定義する方法の詳細は、「関数ハンドル コールバック」を参照してください。

関連情報については、BeingDeleted プロパティを参照してください。

DisplayName

文字列

凡例で使用される文字列。関数 legendDisplayName プロパティを使用して、凡例で scattergroup オブジェクトにラベルを付けます。既定値は空の文字列です。

  • 文字列引数を関数 legend を使用して指定すると、MATLAB は DisplayName を対応する文字列に設定し、その文字列を凡例で使用します。

  • DisplayName が空の場合は、関数 legend によって ['data' n] 形式の文字列が作成されます。ここで、n は、凡例エントリのリスト内の位置に従ってオブジェクトに割り当てられる数字です。ただし、legend でこの文字列に DisplayName を設定することはできません。

  • 既存の凡例の文字列を直接編集した場合は、編集した文字列に DisplayName が設定されます。

  • DisplayName プロパティに文字列を指定し、Figure ツール バーを使用して凡例を作成した場合、MATLAB は DisplayName で定義された文字列を使用します。

  • DisplayName 文字列を使用する凡例をプログラミングで追加するには、toggle または show オプションを使用して関数 legend を呼び出します。

詳細と例は、「凡例のコントロール」を参照してください。

EraseMode

{normal} | none | xor | background

消去モード。オブジェクトを描画したり、消去したりする MATLAB の機能を制御します。連続的に動きを表現するアニメーションを作成するには別の消去モードを使用します。つまり、アニメーションではパフォーマンスを向上させたり、希望する効果を得るために、個々のオブジェクトを再描画する方法を制御する必要があります。

  • normal — すべてのオブジェクトを正しく描画するために必要な 3 次元解析を実行して、問題のある表示領域を再描画します。このモードは、最も正確な Figure を表示することができますが、非常に時間がかかります。他のモードは、かなり時間の短縮にはなりますが、完全な Figure を再表示することはできず、精度は低下します。

  • none — オブジェクトは移動したり、削除されても消去されません。EraseModenone を設定して消去した後で画面上でオブジェクトがまだ表示されていても、MATLAB は以前の位置に関する情報を格納しないので、印刷はできません。

  • xor — オブジェクトは、その下の画面の各ピクセルのインデックスとの排他的論理和 (XOR) により、表示と消去が行われます。このモードでは、その下のオブジェクトの色に影響を与えません。しかし、オブジェクトの色はその下の表示の色に依存します。

  • background — Axes の背景の Color でオブジェクトを再描画することで消去します。または、Axes の Color プロパティが none に設定されている場合、Figure の背景の Color を使用して消去します。これは、消去したオブジェクトに隠れていたオブジェクトに影響を与えますが、消去されたオブジェクトは適切に色付けされます。

Axes の背景色を Axes の Color プロパティで設定します。Figure の背景色を Figure の Color プロパティで設定します。

非ノーマルの Erase モードでの印刷

MATLAB は、すべてのオブジェクトの EraseModenormal であるかのように Figure を印刷します。これは、EraseModenonexorbackground のいずれかを設定して作成されたグラフィックス オブジェクトは、画面での表示と印刷用紙での表示が異なって見えることを意味しています。画面上で MATLAB は、色層を数学的に合わせて (たとえば、ピクセルの色とその後ろにあるピクセルの色との排他的論理和を計算する)、最大のレンダリング スピードを得るための 3 次元の並べ替えを無視しています。しかし、これらの技法は、印刷出力には適用されません。

非ノーマル モードのオブジェクトを含んでいる Figure のイメージを作成するには、getframe コマンドまたは他のスクリーン キャプチャ アプリケーションを使用できます。

HandleVisibility

{on} | callback | off

オブジェクト ハンドルへのアクセスのコントロール。オブジェクトのハンドルが、このオブジェクトの親に対する子のリストで表示されるかどうかを決めます。HandleVisibility は、何らかの理由で保護する必要のあるオブジェクトにコマンド ライン ユーザーが誤ってアクセスするのを防ぎます。

  • on — ハンドルは常に表示されます。

  • callback — コールバック ルーチン内から、あるいはコールバック ルーチンにより呼び出される関数から、ハンドルを参照することができます。しかし、コマンド ラインから呼び出される関数からは参照できません。これは、コマンド ライン ユーザーから GUI を保護しながら、コールバック ルーチンがオブジェクトのハンドルにアクセスできるようにするために提供されています。

  • off — ハンドルは常に表示されません。このオプションは、GUI に影響を与える可能性がある (ユーザーの入力した文字列を評価するような) 関数をコールバックが実行する際に使用します。このオプションは、その関数の実行時にハンドルを一時的に隠します。

ハンドルの可視性により影響を受ける関数

ハンドルがその親オブジェクトのリストで Children として可視化できないとき、オブジェクト階層の検索やハンドル プロパティのクエリによってハンドルを取得する関数は、ハンドルを返すことはできません。このような関数には、getfindobjgcagcfgconewplotclaclfclose があります。

ハンドルの可視性により影響を受けるプロパティ

ハンドルの可視状態が callbackoff を使用して制限されているとき、オブジェクトのハンドルはその親の Children プロパティに現れません。Figure はルートの CurrentFigure プロパティに現れず、オブジェクトはルートの CallbackObject プロパティまたは Figure の CurrentObject プロパティに現れません。また、Axes は親オブジェクトの CurrentAxes プロパティに現れません。

ハンドルの可視性の上書き

HandleVisibility の設定にかかわらず、ルートの ShowHiddenHandles プロパティを on に設定して、すべてのハンドルを可視にできます。これは、HandleVisibility プロパティの値に影響を与えません。findall も参照してください。

ハンドルの妥当性

隠蔽されているハンドルは、有効なままです。オブジェクト ハンドルがわかっている場合、そのプロパティを関数 set および get で設定し、ハンドルに作用する関数に渡すことができます。

    メモ:   1 つのデータ ソース プロパティを異なる次元のデータを含む変数に変更すると、すべてのデータ ソース プロパティを適切な値に変更するまでは、関数が警告を生成し、グラフが描画されない可能性があります。

HitTest

{on} | off

マウス クリックによる選択。散布図を構成するマーカーをマウスでクリックした結果、このオブジェクトが現在のオブジェクト (gco コマンドと Figure の CurrentObject プロパティによって返されるオブジェクト) になれるかどうかを決定します。HitTestoff の場合は、このオブジェクトをクリックすると、その下のオブジェクト (通常はそのオブジェクトを囲んでいる軸) が選択されます。

HitTestArea

on | {off}

範囲のマーカーか面をクリックしてオブジェクトを選択します。以下のいずれかの方法で、プロット オブジェクトを選択します。

  • 散布マーカーをクリックする (既定)。

  • プロット範囲内の任意の場所をクリックする。

HitTestAreaoff の場合、散布マーカーをクリックしてオブジェクトを選択しなければなりません。HitTestAreaon の場合は、プロット範囲内の任意の場所 (すべての散布マーカーを囲んでいる四角形の内側) をクリックすると、このオブジェクトを選択できます。

Interruptible

off | {on}

コールバック ルーチンの割り込み

後続のコールバックがオブジェクトのコールバック関数に割り込もうとしたときに、MATLAB がそのコールバック関数に割り込めるかどうかを制御します。

Graphics オブジェクトの場合、Interruptible プロパティは、ButtonDownFcn プロパティに対するコールバックのみに影響します。"実行中" コールバックは、現在実行しているコールバックです。"割り込み" コールバックは、"実行中" コールバックに割り込もうとするコールバックです。MATLAB は、"実行中" コールバックのオブジェクトの Interruptible プロパティに基づいて両方のコールバックを処理します。

Interruptible プロパティの設定に応じた動作は次のとおりです。

  • 'off' の場合、MATLAB は割り込まずに "実行中" コールバックの実行を終了します。

  • 'on' の場合、以下の条件が適用されます。

    • drawnowfiguregetframewaitfor または pause コマンドが "実行中" コールバックにある場合、MATLAB は既にキューに存在する "割り込み" コールバックを実行してから、現在のコールバックの実行を終了するために戻ります。

    • 上記の関数のいずれも "実行中" コールバックにない場合、MATLAB は割り込まずに現在のコールバックの実行を終了します。

割り込みコールバックのオブジェクトの BusyAction プロパティは、コールバックを無視するかキューに入れるかを決定します。

Interruptible プロパティを on (既定の設定) に設定すると、他のグラフィックス オブジェクトのコールバックは、このオブジェクトから発生するコールバック関数に割り込みできます。

    メモ:   MATLAB は、割り込みが発生したときにプロパティの状態や表示を保存しません。たとえば、gca または gcf コマンドによって返されたハンドルは、別のコールバックが実行されると変更される場合があります。

コールバックに割り込んだ関数が完了した後、コールバックは割り込みにより中断されたところから実行を再開します。詳細は、「コールバックの実行と中断の制御」を参照してください。

LineWidth

サイズ (ポイント数)

線形オブジェクトの幅と塗りつぶした面のエッジ。ポイント数で指定します。1 ポイント = 1/72 インチ。既定の設定は 0.5 ポイントです。

Marker

文字 (表を参照)。

マーカー記号。データ点を表示するマークを指定します。Marker プロパティに、LineStyle プロパティとは独立して値を指定できます。サポートされているマーカー記号の一覧については、次の表を参照してください。

 マーカー指定子の表

MarkerEdgeColor

ColorSpec | none | {auto}

マーカー エッジの色。マーカーの色または塗りつぶされたマーカー (円、正方形、菱形、星形五角形、星形六角形、4 種類の三角形) のエッジの色。

  • ColorSpec — 使用する色を定義します。

  • none — 色を設定しません。塗りつぶされていないマーカーは、透明です。

  • autoCData プロパティと同じ色を使用します。

MarkerFaceColor

ColorSpec | {none} | auto

閉じた形状のマーカーの塗りつぶし色。閉じた形状のマーカー (円、正方形、菱形、星形五角形、星形六角形、4 種類の三角形) を塗りつぶす色です。

  • ColorSpec — ユーザー定義の色。

  • none — マーカーの内部に透明な部分を作成し、それを通して、背景が見えます。

  • auto — 塗りつぶす色を Axes の Color プロパティに設定します。Axes の Color プロパティが none の場合、塗りつぶす色を Figure の Color に設定します。

Parent

親 Axes、hggroup、hgtransform のハンドル

オブジェクトの親。オブジェクトの親のハンドルです。親は通常、オブジェクトを含んでいる Axes、hggroup、hgtransform オブジェクトです。

グラフィックス オブジェクトの親オブジェクトの詳細は、「他のオブジェクトを含むことができるオブジェクト」を参照してください。

Selected

on | {off}

オブジェクトの選択状態。このプロパティを on に設定すると、SelectionHighlight プロパティも on (既定の設定) であれば、MATLAB は選択ハンドルをオブジェクトの隅と中央に表示します。たとえば、このプロパティを on に設定するように ButtonDownFcn コールバックを定義すると、このオブジェクトが選択されたことを示すことができます。プロット編集モードでオブジェクトが手動で選択される場合にも、このプロパティは on に設定されます。

SelectionHighlight

{on} | off

選択するとハイライトされるオブジェクト

  • on — MATLAB は、4 個のエッジ ハンドルと 4 個のコーナー ハンドルを描画して、選択された状態を示します。

  • off — プロット編集モード時を除いて MATLAB はハンドルを描画せず、オブジェクトは手動で選択されます。

SizeData

正方形ポイント

正方形ポイントのマーカー サイズ。散布図内のマーカーの領域 (ポイント単位)。1 インチは 72 ポイントであるため、1 平方インチの領域をもつマーカーを指定するには、72^2 の値を使用します。

SizeDataSource

文字列 (MATLAB 変数)

SizeData を MATLAB 変数にリンクします。MATLAB 変数にこのプロパティを設定します。既定の設定では、SizeData を生成するために、ベース ワークスペースで評価されます。

MATLAB は、このプロパティを設定時にのみ再評価します。そのため、式に示されるワークスペース変数を変更しても、SizeData は変更されません。

オブジェクト データを更新させるには、関数 refreshdata を使用できます。refreshdata は、refreshdata を呼び出す関数のワークスペースで、データの元となる変数が評価されるように指定することもできます。詳細は、refreshdata のリファレンス ページを参照してください。

    メモ:   1 つのデータ ソース プロパティを異なる次元のデータを含む変数に変更すると、すべてのデータ ソース プロパティを適切な値に変更するまでは、関数が警告を生成し、グラフが描画されない可能性があります。

Tag

文字列

ユーザー指定のオブジェクトのラベル。ユーザー指定のラベルをもつグラフィックス オブジェクトを識別する方法を提供します。既定値は空の文字列です。

Tag プロパティと関数 findobj を使用して、プロット階層内の特定オブジェクトを操作します。

たとえば、Areaseries オブジェクトを作成し、Tag プロパティを設定します。

t = area(Y,'Tag','area1')

特定タイプのオブジェクトにアクセスする場合、関数 findobj を使用して、オブジェクトのハンドルを見つけます。次のステートメントは、Tag プロパティが area1 であるオブジェクトの FaceColor プロパティを変更します。

set(findobj('Tag','area1'),'FaceColor','red')
Type

文字列 (読み取り専用)

グラフィックス オブジェクトのタイプグラフィックス オブジェクトのクラスを識別する文字列。このプロパティを使用して、プロット階層内にある特定のタイプのすべてのオブジェクトを見つけます。Stemseries オブジェクトの場合、Type は 'hggroup' です。以下のステートメントは、現在の Axes のすべての Hggroup オブジェクトを検出します。

t = findobj(gca,'Type','hggroup');
UIContextMenu

Uicontextmenu オブジェクトのハンドル

コンテキスト メニューとオブジェクトの関連付け。オブジェクトの親 Figure 内で作成した Uicontextmenu オブジェクトのハンドル。コンテキスト メニューを作成するには、関数 uicontextmenu を使用します。MATLAB はオブジェクト上で右マウス ボタンをクリックしたときに、コンテキスト メニューを表示します。既定値は空の配列です。

UserData

配列

ユーザー指定のデータ。このオブジェクトに関連付けるデータ (セル配列および構造体など)。既定値は空の配列です。MATLAB はこのデータを使用しませんが、set コマンドや get コマンドを使用するとこのデータにアクセスできます。

Visible

{on} | off

オブジェクトおよびその子オブジェクトの可視性

  • on — オブジェクトとオブジェクトのすべての子は、子オブジェクトの Visible プロパティが off に設定されていない限り、表示されます。

  • off — オブジェクトは表示されません。ただし、オブジェクトは存在するので、プロパティの設定やクエリはできます。

XData

配列

散布マーカーの X 軸座標。関数 scatter は、XData 配列の各 x 軸の位置に個々のマーカーを描画します。関数 scatter の呼び出し構文の入力引数 X は、値を XData に割り当てます。

XDataSource

文字列形式の MATLAB 変数

XData を MATLAB 変数にリンクします。このプロパティをベース ワークスペースで評価される MATLAB 変数に設定して、XData を生成します。既定値は空の配列です。

set(h,'XDataSource','xdatavariablename')

MATLAB では、このプロパティを設定するときに refreshdata を呼び出す必要があります。オブジェクトの XDataSource として使用されたワークスペース変数を変更しても、オブジェクトの XData 値は変更されませんが、関数 refreshdata を使用するとオブジェクト データを更新できます。関数 refreshdata は関数 refreshdata を呼び出す関数のワークスペースでデータの元となる変数が評価されるように指定することもできます。

    メモ:   1 つのデータ ソース プロパティを異なる次元のデータを含む変数に変更すると、すべてのデータ ソース プロパティを適切な値に変更するまでは、関数が警告を生成し、グラフが描画されない可能性があります。

YData

スカラー | ベクトル | 行列

散布マーカーの Y 軸座標。関数 scatter は、YData 配列の各 y 軸の位置に個々のマーカーを描画します。

関数 scatter の呼び出し構文の入力引数 Y は、値を YData に割り当てます。

YDataSource

文字列形式の MATLAB 変数

YData を MATLAB 変数にリンクします。このプロパティをベース ワークスペースで評価される MATLAB 変数に設定して、YData を生成します。既定値は空の配列です。

set(h,'YDataSource','Ydatavariablename')

MATLAB では、このプロパティを設定するときに refreshdata を呼び出す必要があります。オブジェクトの YDataSource として使用されたワークスペース変数を変更しても、オブジェクトの YData 値は変更されませんが、関数 refreshdata を使用するとオブジェクト データを更新できます。関数 refreshdata は関数 refreshdata を呼び出す関数のワークスペースでデータの元となる変数が評価されるように指定することもできます。

    メモ:   1 つのデータ ソース プロパティを異なる次元のデータを含む変数に変更すると、すべてのデータ ソース プロパティを適切な値に変更するまでは、関数が警告を生成し、グラフが描画されない可能性があります。

ZData

ベクトル

Z 座標。グラフの z 座標を定義するベクトル。XDataYData は、同じ長さで同じ行数でなければなりません。

ZDataSource

文字列形式の MATLAB 変数

ZData を MATLAB 変数にリンクします。このプロパティをベース ワークスペースで評価される MATLAB 変数に設定して、ZData を生成します。既定値は空の配列です。

set(h,'ZDataSource','zdatavariablename')

MATLAB では、このプロパティを設定するときに refreshdata を呼び出す必要があります。オブジェクトの ZDataSource として使用されたワークスペース変数を変更しても、オブジェクトの ZData 値は変更されませんが、関数 refreshdata を使用するとオブジェクト データを更新できます。関数 refreshdata は関数 refreshdata を呼び出す関数のワークスペースでデータの元となる変数が評価されるように指定することもできます。

    メモ:   1 つのデータ ソース プロパティを異なる次元のデータを含む変数に変更すると、すべてのデータ ソース プロパティを適切な値に変更するまでは、関数が警告を生成し、グラフが描画されない可能性があります。

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