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recycle

削除ファイルをリサイクル フォルダーへ移動するオプションの設定

説明

status = recycle は、関数 delete を使用して削除されたファイルの現在のリサイクル状態を返します。statusoff の場合、関数 delete はファイルを永久的に削除します。statuson の場合、delete はファイルを別の場所に移動します。その場所はプラットフォームによって異なります。

  • Windows® — ごみ箱。

  • macOS — ゴミ箱。

  • Linux® プラットフォーム — システムの一時フォルダー内の接頭辞 MATLAB_Files_ の付いたサブフォルダー。関数 tempdir によって返されます。

メモ

macOS の場合、ネットワーク ドライブから削除されるファイルには recycle オプションが適用されません。

previousState = recycle(state) は、MATLAB® のリサイクル オプションを、指定した状態 (on または off) に設定します。返された previousState 値は、ステートメント実行前のリサイクルの状態です。

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ファイル リサイクルが off の状態から開始します。現在のリサイクル状態を検証します。

state = recycle
state =

off

ファイル リサイクルを On に切り替えます。次に既存のファイルを削除し、ごみ箱または一時フォルダーに移動します。

recycle('on');
delete('myfile.txt')

入力引数

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リサイクル オプションの状態。'on' または 'off' として指定します。

代替機能

基本設定を使用して、MATLAB のリサイクル オプションを設定することもできます。これを行うには、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [基本設定] をクリックします。[MATLAB][一般] を選択します。次に、[ファイルの削除] セクションの使用できるオプションから選択します。既定では、[完全に削除] オプションが選択されています。

拡張機能

スレッドベースの環境
MATLAB® の backgroundPool を使用してバックグラウンドでコードを実行するか、Parallel Computing Toolbox™ の ThreadPool を使用してコードを高速化します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入