pcode
コンテンツを不明瞭化した実行可能ファイルの作成
構文
説明
pcode(
は、検索パス上の item
).m
ファイルまたはフォルダー内のコードを難読化し、拡張子が .p
の P コード ファイルを生成します。たとえば、item
が mytest.m
という .m
ファイルである場合、結果のファイルは mytest.p
です。item
がフォルダーの場合は、そのフォルダー内のすべてのスクリプト ファイルや関数ファイルが難読化され、現在のフォルダーに保存されます。P コード ファイルは、.m
ファイルへの変更後でも、対応する .m
ファイルより優先的に実行されます。
メモ
セキュリティについての考慮事項: 関数 pcode
は、独自の難読化されたコード形式で MATLAB® プログラム ファイルを生成します。機密コードやデータを保護するため、複数の方法を組み合わせることを検討してください。詳細については、ソース コードを保護するためのセキュリティについての考慮事項を参照してください。
pcode(
は、より複雑な難読化アルゴリズムを使用して P コード ファイルを作成します。この方法で難読化されたファイルは、MATLAB R2022a 以降でのみ実行されます。item
,"-R2022a")
pcode(
は、既定のレガシ アルゴリズムを使用して P コード ファイルを作成します。item
,"-R2007b")
pcode(
は、コンマ区切りリストで指定された各 item1,item2,...,itemN
).m
ファイルまたはフォルダーから P コード ファイルを作成します。
pcode(___,"-inplace")
は、入力と同じフォルダー内に P コード ファイルを作成します。前述の構文にある任意の入力引数の組み合わせの後に、"-inplace"
を指定します。
ソース ファイルが名前空間フォルダーまたはクラス フォルダー内にある場合、pcode
は同じ名前空間またはクラス構造体を作成し、結果として得られた P コード ファイルを格納します。