loadobj
オブジェクトの読み込み過程をカスタマイズ
構文
b = loadobj(a)
説明
b = loadobj(a)
は、a
のクラスが loadobj
メソッドを定義する場合、関数 load
によって呼び出されます。関数 load
は、MAT ファイルから読み込まれた値として b
を返します。
MAT ファイルから読み込む際にクラスのオブジェクトが特別な処理が必要になる場合は、loadobj
メソッドを定義します。saveobj
メソッドを定義する場合、loadobj
メソッドを定義してオブジェクトを目的の状態に戻します。
MAT ファイルに保存したオブジェクトまたは構造体の引数として受け取れるように、関数 loadobj
を静的メソッドとして定義します。
サブクラスのオブジェクトを読み込む場合、関数 load
はサブクラスの loadobj
メソッドのみを呼び出します。loadobj
メソッドがスーパークラスで定義されると、サブクラスはこのメソッドを継承します。ただし、継承されたメソッドは必要な操作を実行してサブクラスのオブジェクトを読み込むことができます。スーパークラスの loadobj
メソッドをオーバーライドすることを考慮してください。
クラス階層内のスーパークラスが loadobj
メソッドを定義する場合、サブクラスの loadobj
メソッドは、サブクラスのオブジェクトとスーパークラスのオブジェクトを適切に読み込む必要があります。スーパークラスの loadobj
(または他のメソッド) をサブクラスの loadobj
メソッドから呼び出すことにより、読み込みが適切に実行されることを確認してください。
入力引数
|
入力引数
スカラー オブジェクトまたは構造体を扱えるように |
出力引数
バージョン履歴
R2006a より前に導入