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javachk

Java 機能のサポートに基づくエラー メッセージ

説明

MSG = javachk(feature) は、指定された Java® 機能が現在の MATLAB® セッションで利用できない場合に、一般的なエラー メッセージを返します。

また、javachk(feature,component) は、指定された component の名前をエラー メッセージに表示します。

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Java コマンドを呼び出す前に Java が使用可能であるかどうかをテストするには、次のステートメントを使用します。エラーがない場合、関数 isempty が true になります。

if isempty(javachk('jvm'))
   scalar = java.lang.Double(5);
end

javachk エラー メッセージのコンテキストを設定するには、関数 javachk にオプションのテキスト パラメーターを追加します。

次のステートメントを使用して、スクリプト myFile.m を作成します。このスクリプトは、Java を呼び出してフレームを作成する前に、Java が使用可能かどうかをチェックします。

error(javachk('awt','myFile'))
myFrame = java.awt.Frame;
myFrame.setVisible(1)

MATLAB を Linux® システム プロンプトから起動します。

matlab -nojvm

スクリプトを実行します。

myFile

Java を使用できない場合、MATLAB に次のエラーが表示されます。ソースは myFile スクリプトであると特定されています。

Error using myFile (line 1)
myFile is not supported because:
Java is not currently available.

入力引数

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Java 機能。次の値の 1 つとして指定します。

'awt'

Java Abstract Window Toolkit (AWT) コンポーネントの UI コンポーネントが利用可能です。

'desktop'

MATLAB 対話型デスクトップが実行中です。

'jvm'

Java 仮想マシン ソフトウェア (JVM®) が実行中です。

'swing'

Swing コンポーネント (Java Foundation Classes の Java lightweight UI コンポーネント) が利用可能です。

エラー メッセージで表示する識別子。文字ベクトルまたは string として指定します。

データ型: string | char

出力引数

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エラー メッセージ。以下のフィールドを含む構造体として返されます。機能が利用可能な場合、javachk は空のフィールドをもつエラー構造体を返します。

メッセージ。文字ベクトルとして指定します。

識別子。文字ベクトルとして指定します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

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