Feval (COM)
オートメーション サーバーで MATLAB 関数を実行
概要
IDL メソッド シグネチャ
HRESULT Feval([in] BSTR functionname, [in] long nargout, [out] VARIANT* result, [in, optional] VARIANT arg1, arg2, ...)
Microsoft Visual Basic クライアント
Feval(String functionname, long numout, arg1, arg2, ...) As Object
MATLAB クライアント
result = Feval(h,'functionName',numout,arg1,arg2,...)
説明
result = Feval(h,'functionName',numout,arg1,arg2,...)
は、h
に接続されたオートメーション サーバーで MATLAB® 関数 functionName
を実行します。関数名は大文字と小文字を区別します。functionName
が入力引数をもたない場合は、代わりに Execute
を呼び出すことを検討してください。
COM 関数は、Microsoft® Windows® システムでのみ使用可能です。
関数が返す出力の数は、1
行 1
列の double
配列 numout
で指定します。サーバーは関数の出力を cell 配列 result
に返します。
関数に渡される入力引数は、最大 32 個まで指定できます。これらの引数は、関数 Feval
の引数リストで numout
に続けて指定します。次の表は、引数を渡す方法を示します。
引き渡しメカニズム | 説明 |
---|---|
値そのものを渡す | 任意の数値または文字の値を渡すには、 a = Feval(h,'sin',1,-pi:0.01:pi); |
クライアント変数を渡す | クライアント内の変数に割り当てられた引数を渡すには、変数名のみを指定します。 x = -pi:0.01:pi;
a = Feval(h,'sin',1,x); |
サーバー変数を参照する | サーバーで定義されている変数を参照するには、変数名の後ろに等号 ( PutWorkspaceData(h,'x','base',-pi:0.01:pi); a = Feval(h,'sin',1,'x='); MATLAB はサーバー変数を再割り当てしません。 |
例
ヒント
関数
Feval
の出力をクライアント ウィンドウに表示するには、戻り値を割り当てます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入