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actxcontrol

(削除予定) Figure ウィンドウ内に Microsoft ActiveX コントロールを作成

actxcontrol は将来のリリースで削除される予定です。詳細については、互換性についての考慮事項を参照してください。

説明

c = actxcontrol(progid) は、Figure ウィンドウ内に ActiveX® コントロールを作成します。コントロールのプログラム識別子 (progid) は、作成されるコントロールのタイプを決定します値については、コントロール ベンダーにより提供されるドキュメンテーションを参照してください。返されるオブジェクト c は、コントロールの既定のインターフェイスです。

MATLAB® は Figure に ActiveX サーバーを挿入できないため、ActiveX サーバーを progid に対し使用することはできません。ActiveX サーバーの使用方法の詳細については、actxserver を参照してください。

c = actxcontrol(progid,Name,Value) は名前と値のペアの引数を使用してコントロールを作成します。

入力引数

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プログラム識別子。string または文字ベクトルとして指定します。プログラム識別子は、コントロール ベンダーまたはサーバー ベンダーのドキュメンテーションから取得します。

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: actxcontrol('progid','position',[0 0 200 200],'parent',gcf)

コントロールの位置を整数ベクトルで指定する MATLAB 位置ベクトル。'position' と整数ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。この書式は、[left, bottom, width, height] (ピクセル数を使用) です。

親の Figure、モデルまたはコマンド ウィンドウ。'parent' とハンドルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。この機能は、関数 uifigure で作成された Figure でサポートされていません。

イベント ハンドラーの名前。'callback' と、string または文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペア、あるいは文字ベクトルの cell 配列として指定します。すべてのイベントに同じハンドラーを使用するには、単一の名前を指定します。特定のイベントを処理するには、イベント名とイベント ハンドラーの対で構成された cell 配列を指定します。

ファイル名。'filename' と、以前に保存されたコントロールの初期条件を含む string または文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

設計時にライセンスを要求するライセンス許諾 ActiveX コントロールを作成するためのライセンス キー。'licensekey' と、string または文字ベクトルで構成されるコンマ区切りのペアとして指定します。

制限

  • COM 関数は、Microsoft® Windows® システムでのみ使用可能です。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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R2019b: actxcontrol は削除予定

actxcontrol は削除される予定です。

App Designer を使用したアプリ開発の場合、代替機能を使用するようにコードを更新してください。使用可能な代替機能の一覧については、Recommendations for MATLAB Apps Using Java & ActiveX を参照してください。