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IDE を使用したエンジン アプリケーションのコンパイル

IDE の構成

統合開発環境 (IDE) に MATLAB® がサポートしているコンパイラが含まれている場合、その IDE を使用してエンジン アプリケーションをビルドできます。サポートしているコンパイラの最新の一覧については、「Supported and Compatible Compilers」Web ページを参照してください。

エンジン アプリケーションは、「エンジン アプリケーションの必須ファイル」で説明しているように、エンジン ライブラリ libeng、MX 行列ライブラリ libmx、およびサポートしているインクルード ファイルを使用します。mex コマンドを使用したビルドの際、MATLAB はこれらのファイルを検索するように設定されています。IDE でビルドを実行する場合、これらのファイルが検索されるように IDE を設定しなければなりません。これらの設定は、IDE によって異なります。製品のドキュメンテーションを参照してください。

この節では、Microsoft® Visual Studio® などの IDE でのビルド方法に関する情報を提示します。この情報は包括的なのもではなく、IDE の使用方法を理解していることを前提にしています。詳細は、製品のドキュメンテーションを参照してください。「MEX コマンドを使用したエンジン アプリケーションのコンパイル」の内容は、この節を理解するのに役に立ちます。この情報を使用して、サンプル アプリケーションをビルドし、プロセスが機能することを確認します。その後、エンジン オプション ファイルの情報により IDE を設定します。

MathWorks は、個別の IDE の設定について、テクニカル サポート ソリューションを提供しています。Microsoft Visual Studio を使用する場合は、1-78077S を参照してください。Macintosh Xcode の使用方法は、「1-4CKF73」を参照してください。

エンジン アプリケーションの必須ファイル

エンジン インクルード ファイルの指定

ヘッダー ファイルには、関数宣言と、API ライブラリでアクセスするルーチンのプロトタイプが含まれています。これらのファイルは、Windows® と UNIX® の両方のシステムで同じです。エンジン アプリケーションは以下のファイルを使用します。

  • engine.h — エンジン ルーチンの関数プロトタイプ

  • matrix.hmxArray 構造体の定義および行列アクセス ルーチンの関数プロトタイプ

IDE では、プリプロセッサのインクルード パスを次の MATLAB コマンドによって返される値に設定します。

fullfile(matlabroot, 'extern', 'include')

エンジン ライブラリの指定

共有ライブラリ libeng および libmx が必要です。ファイルの名前は、次の表に示すようにプラットフォームごとに異なります。

オペレーティング システム別のライブラリ ファイル名

Windows[a]Linux®Macintosh (Intel®)
libeng.dlllibeng.solibeng.dylib
libmx.dlllibmx.solibmx.dylib

[a] These files are located in the folder fullfile(matlabroot,'extern','lib',computer('arch'),'microsoft').

これらのライブラリの名前を IDE 構成に追加します。ライブラリ パスを次の MATLAB コマンドによって返される値に設定します。

fullfile(matlabroot,'bin',computer('arch'))

詳細は、IDE 製品のドキュメンテーションを参照してください。たとえば、テクニカル サポート ソリューション 1-78077S を参照してください。

libeng に必要なライブラリ ファイルの指定

libeng ライブラリには、追加のサードパーティ ライブラリ ファイルが必要です。MATLAB では、これらのライブラリを使用して、MAT ファイルでの Unicode® 文字のエンコードとデータ圧縮をサポートします。

これらのライブラリ ファイルは、libmx ライブラリと同じフォルダー内になければなりません。以下の表に記載のプラットフォーム別のコマンドを使用して、これらのライブラリを確認してください。ファイルの確認後、「エンジン ライブラリの指定」の指示に従い、IDE を更新してください。

ライブラリ依存のコマンド

WindowsLinuxMacintosh

Dependency Walker についての以下の指示を参照

ldd -d libeng.sootool -L libeng.dylib

Windows システムでは、ライブラリ依存関係の検索にサードパーティ製品である Dependency Walker を使用します。Dependency Walker は、32 ビットまたは 64 ビット版の Windows モジュールをスキャンして、すべての依存モジュールの階層ツリー ダイアグラムをビルドする無料のユーティリティです。検出されたモジュールごとに、そのモジュールによってエクスポートされるすべての関数と、それらの関数のうち他のモジュールによって呼び出されるものがリストされます。Dependency Walker ユーティリティは以下の Web サイトからダウンロードできます。

http://www.dependencywalker.com/

Dependency Walker の使用方法は、テクニカル サポート ソリューション「1-2RQL4L」(http://www.mathworks.co.jp/support/solutions/data/1-2RQL4L.html) を参照してください。

libeng.dll ファイルを [Depends] ウィンドウにドラッグ アンド ドロップします。「エンジン ライブラリの指定」の指示に従い、依存ライブラリを特定し、IDE 設定に追加します。

ICU データ ファイルの指定

適切な ICU データ ファイルがインストールされていることを確認します。ICU ファイルの名前は以下のとおりです。

icudtver.dat

ここで、ver はバージョン固有の整数です。ICU ファイルのパスは以下のとおりです。

fullfile(matlabroot,'bin',computer('arch'))

IDE を更新するには、「エンジン ライブラリの指定」の説明に従います。

    メモ:   ユーザーのアプリケーションで Unicode テキストを直接操作する必要がある場合は、IBM Corporation の Web サイト (http://icu.sourceforge.net/download) から International Components for Unicode (ICU) の最新バージョンがオンラインで入手できます。

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