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ファイルやフォルダーの操作

フォルダーの内容の表示

オペレーティング システムのウィンドウと同様に、MATLAB® デスクトップからフォルダーに関する情報を表示できます。ファイルやフォルダーを操作する主なデスクトップ ツールは、現在のフォルダー ブラウザーです。他のデスクトップ コンポーネントと同様に、現在のフォルダー ブラウザーは、ドックするか別のウィンドウとして開くことができます。現在のフォルダー ブラウザーには、現在のフォルダーと、その中のフォルダー階層内のファイルの詳細が表示されます。必要に応じて、列の並べ替えや削除によって、表示する情報を変更できます。

現在のフォルダー ブラウザーは

  • 常に現在のフォルダーとそのサブフォルダーを表示します。

  • MATLAB 内からオペレーティング システムのファイル管理機能にアクセスできます。

  • オペレーティング システムが提供するファイル ブラウザーに似ていますが、MATLAB 特有の機能も備えています。たとえば、現在のフォルダー ブラウザーから、検索パスにフォルダーを追加できます。

以下のセクションでは、現在のフォルダー ブラウザーの機能とその使い方を説明します。

現在のフォルダー ブラウザーの起動

現在のフォルダー ブラウザーを開くには、[ホーム] タブの [環境] セクションで、[レイアウト] をクリックします。次に、[表示] の下で [現在のフォルダー] を選択します。

現在のフォルダー ブラウザーに現在のフォルダーの内容が表示されます。

サブフォルダーをダブルクリックすると、その内容が表示され、そのフォルダーが現在のフォルダーになります。

表示するエントリの数が極端に多い場合は、以下のメッセージが現在のフォルダー ブラウザーに表示されることがあります。

There are too many entries to display.
Click the search button in the address bar to reduce the number of entries.

検索ボタン をクリックすると、アドレス バーは検索フィールドになります。

現在のフォルダー ブラウザー設定

現在のフォルダー ブラウザーの要素を設定できます。[ホーム] タブの [環境] セクションで、[設定][現在のフォルダー] をクリックします。以下のような設定があります。

  • 履歴 — 現在のフォルダー ブラウザーのドロップダウン リストに維持する最近利用したファイルの数。

  • 更新 — MATLAB 外で行われた変更を反映して現在のフォルダー ブラウザーが更新する間隔。

  • パスの表示 — MATLAB がアクセスできないフォルダーやファイルの外観と、それらのステータスを表すツールヒントを表示するかどうかを制御します。

  • ツール バー — ツール バー設定へのリンクがあります。これらの設定により、ツール バーのレイアウトを調整し、現在のフォルダー ブラウザーなどのデスクトップ ツールを制御できます。

  • 隠しファイル — 現在のフォルダー ブラウザーに隠しファイルや隠しフォルダーを表示するかどうかを制御します。

    この設定は Microsoft® Windows® プラットフォームでは利用できません。

ファイル一覧の更新

ファイルやフォルダーが MATLAB 外で作成、削除、変更されると、現在のフォルダー ブラウザーにその変更が自動的に反映されます。ネットワーク上のファイルにアクセスすると、現在のフォルダー ブラウザーが頻繁に更新されて、MATLAB のパフォーマンスが低下する可能性があります。これが問題になるような場合は、現在のフォルダーの [更新] 設定で更新間隔を変更してパフォーマンスの向上を図ってください。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで、[設定][現在のフォルダー] をクリックします。

    既定の設定では、[ファイル システムから自動更新表示] オプションがオンになっていて、3 秒ごとに更新されます。3 秒ごとに、現在のフォルダー ブラウザーは MATLAB 以外のプログラムやツールが行った変更をチェックして反映します。

  2. 応答速度を改善するには、次のどちらかを行います。

    • [自動更新間の秒数] を増加する。

    • [ファイル システムから自動更新表示] のチェック ボックスをオフにする。

  3. [OK] をクリックします。

表示を随時手動で更新するには、次の手順に従います。

  1. 現在のフォルダー ブラウザーのリスト領域で右クリックします。

  2. コンテキスト メニューから [更新] を選択します。

隠れたファイルやフォルダーの表示

既定の設定では、オペレーティング システムが特定のファイルやフォルダーをシステム ファイル ブラウザーやファイル一覧コマンドから隠しています。現在のフォルダー ブラウザーは隠しファイルやフォルダーを表示できます。これを制御する方法は、オペレーティング システムによって異なります。

Microsoft Windows では、Windows の隠しファイルの設定が現在のフォルダー ブラウザーにも適用されます。Windows の設定を行うまたは変更するには、[フォルダー オプション] にアクセスし、隠しファイルとフォルダーを表示するオプションを選択します。

他のプラットフォームでは現在のフォルダー ツールの設定で指定します。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで、[設定][現在のフォルダー] をクリックします。

  2. [隠しファイルとフォルダー] の設定を指定します。

MATLAB がアクセスできないファイルの外観の制御

MATLAB は、検索パスにないファイルや、場合によってはプライベート フォルダーにあるファイルにはアクセスできません。既定の設定では、MATLAB がアクセスできないファイルやフォルダーは、現在のフォルダー ブラウザーでグレー表示になります。さらに、グレー表示のファイルにマウスを置くと、そのファイルにアクセスできない理由がツールヒントに表示されます。この機能を無効にした場合は、すべてのファイルとフォルダーが濃い色で表示され、MATLAB が使用できるかどうかに関するツールヒントは提供されません。

この機能をカスタマイズするには、次の手順に従います。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで、[設定][現在のフォルダー] をクリックします。

  2. この機能を有効にするには [アクセス不可能なファイルを示します] チェック ボックスをオンにし、この機能を無効にするには、チェック ボックスをオフにして手順 5. に進みます。

  3. [テキストとアイコンの透明度] スライダーを動かして透明度を調整します。

    この選択が、現在のフォルダー ブラウザーに表示されるファイルの外観にどのように影響するかをプレビューするには、スライダーの下の領域を確認します。

  4. ツールヒントを有効にするには、[ファイルがアクセス不可能である理由を説明するツールのヒントを表示] をオンにし、無効にするにはオフにします。

  5. [OK] をクリックします。

詳細は、「プライベート関数」と「検索パスの基本」を参照してください。

現在のフォルダー ブラウザーの使い方

現在のフォルダー ブラウザーでは、ファイルやフォルダーの詳細がファイル名とフォルダー名の下の列と、詳細パネルに表示されます。エディターで変更され、まだ保存されていないファイルには、現在のフォルダー ブラウザーで横にアスタリスク (*) が付いています。ブラウザーに表示されるのは、[サイズ][更新日][種類]、および [説明] です。表示された情報は変更できます。また、このツールを使用してファイルやフォルダーに、移動、圧縮、名前変更、作成、削除などの操作を実行できます。

    メモ:   フォルダー名に à、é、ñ、ϋ のようなアクセント文字を使用しないでください。現在のフォルダー ブラウザーでは、この種の文字が含まれたフォルダーを検索したり、それらにファイルを保存したりできません。

列表示のカスタマイズ

列の表示と非表示、順序の変更、および日付形式の調整を、現在のフォルダー ブラウザーで実行できます。

表示する列を指定する方法-  

  1. 任意の列見出しまたは現在のフォルダー ブラウザーで右クリックして をクリックし、[表示] を選択します。

  2. 表示する列を選択します。隠す列をクリアします。

さらに、以下のことも考慮します。

  • アイコン列にタイプに関する情報が十分表示されている場合は、[タイプ] 列を非表示にする

  • 表示されていない列を並べ替えやグループ化の基準にする

    現在のフォルダー ブラウザーで をクリックし、[並べ替え] または [グループ化] を選択します。次に、列を並べ替えまたはグループ化する方法を選択します。

列を変更する方法-  

  • 列の順序を変更するには、列見出しをドラッグして別の位置に移動します。

  • 幅を変更するには、列見出しのエッジをドラッグします。

日付形式の変更方法-  MATLAB はオペレーティング システムの短い日付形式を使用して、現在のフォルダー ブラウザーおよび [コマンド履歴] ウィンドウに日付を表示します。たとえば MM/DD/YYYY から DD/MM/YYYY に日付形式を変更するには、以下のようにします (MM は月の数値、DD は日の数値、YYYY は年の数値)。

  1. オペレーティング システムの短い日付形式を変更します。手順については、オペレーティング システムのドキュメンテーションを参照してください。

  2. MATLAB を再起動するか、または以下の操作を実行して、日付表示を更新します。

    • 現在のフォルダー ブラウザーで、右クリックして、コンテキスト メニューから [更新] を選択する。

      日付が更新され、新しい形式が使用されます。

    • [コマンド履歴] ウィンドウで、右クリックして、コンテキスト メニューから [コマンド履歴のクリア] を選択する。

      ウィンドウがクリアされます。MATLAB は、新しい形式を使用した新しい日付がウィンドウを指定します。

ファイルの説明の表示

現在のフォルダー ブラウザーで説明を表示または非表示にするには をクリックして、[表示][説明] を選択します。

説明はファイルやフォルダーの名前の下に灰色で表示されます。現在のフォルダー ブラウザー ウィンドウの幅が広い場合は、ファイル名と同じ行に説明が表示されます。現在のフォルダー ブラウザーは MathWorks® 製品で使用できるファイルの説明しか表示しません。説明の表示方法は項目のタイプによって異なります。

  • MATLABプログラム ファイル — 説明はヘルプ コメントの先頭行で、H1 行とも呼ばれます。

  • Simulink® モデル — 説明は [モデル プロパティ] ダイアログ ボックスの [説明] ペインに表示されるものと同じです。現在のフォルダー ブラウザーを使うと、Simulink ソフトウェアを起動せずにモデルの説明を表示できます。

  • フォルダー — 説明はそのフォルダーの Contents.m のコメントの 1 行目です。

自分のファイルやフォルダーに説明を付ける方法は、「プログラムへのヘルプの追加」を参照してください。

ファイルを開かずにファイル詳細を表示する

ファイルを選択し、現在のフォルダー ブラウザーの右下にある上矢印ボタンをクリックして、ファイルを開かずにファイル詳細を表示します。詳細パネルが展開されます。

ファイルとフォルダーの詳細-   ファイルまたはフォルダーを選択するとき、可能な場合は、詳細パネルにそのファイルまたはフォルダーの詳細情報が表示されます。たとえば、MATLAB コード ファイルを選択すると、詳細パネルにはそのファイルに含まれているメイン関数またはローカル関数が表示されます。

イメージ ファイルの詳細-   JPEGJPGBMPWBMPPNG、またはGIF イメージを選択するとき、詳細パネルにはイメージのサムネイルが表示され、幅と高さがピクセル単位で一覧されます。インポート ウィザードを開くには、サムネイルをダブルクリックします。

保存されていないファイルの変更を表示する-  エディターで現在開いているファイルで、保存されていない変更内容があるファイルを選択すると、そのファイル名の後にアスタリスク (*) が表示されます。現在のフォルダー ブラウザーの列には、保存されていないファイルの内容が反映されます。たとえば、ファイルを開いてスクリプトから関数に変更し、H1 行を変更すると、現在のフォルダー ブラウザーで、アイコン、タイプ名および説明が更新されます。

詳細パネルのプレビューも、ディスク上の内容ではなく、保存されていないファイルの内容が反映されます。たとえば、以下の例では、PropertyTwo は変更された MyClass.m にありますが、ディスク上の MyClass.m ファイルにはありません。

MATLAB プログラム ファイル内の要素の表示とアクセス-  .m 拡張子のファイルを選択すると、詳細パネルにはこれらの要素が一覧されます。

  • ローカル関数

  • セル

  • プロパティ

  • メソッド

エディターでファイルを開くには、詳細パネルのその要素の先頭までスクロールし、その要素をダブルクリックします。

MAT ファイル変数の読み込みと表示-  詳細パネルを使って、選択された MAT ファイル内のすべての変数の名前、クラス、および値を表示できます。ワークスペースに変数を読み込むには、詳細パネルで変数を選択して、ワークスペース ブラウザーにドラッグします。MAT ファイルを格納しているフォルダーは、検索パス上になくても、この方法で読み込むことができます。

MATLAB プログラム ファイルのヘルプの表示

現在のフォルダー ブラウザーから、.m 拡張子があり、現在のフォルダー内または検索パス上にあるファイルのヘルプを表示できます。

  1. ファイルを右クリックします。

  2. コンテキスト メニューから [ヘルプの表示] を選択します。

    リファレンス ページがあれば、ヘルプ ブラウザーで開きます。それ以外の場合は、ファイルの先頭にヘルプ コメントがあれば、ヘルプ ブラウザーに表示されます。

ファイルやフォルダー並べ替えとグループ化

MATLAB で使用するファイルやフォルダーを整理、検索、管理するときに、並べ替えやグループ化を行います。

既定の設定では、並べ替え順は [名前] 順、グループ化はオフになっています。

並べ替えとグループ化は任意の順序で使用できます。

選択されている並べ替え順とグループ化に関係なく、現在のフォルダー ブラウザーではフォルダーとファイルが分離されます。

項目の並べ替え-  表示される項目の順序を変更するには、列で並べ替えます。

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで をクリックして、[並べ替え] を選択します。

  2. 並べ替えの基準にする列見出しを選択します。

または、並べ替える列の見出しをクリックします。並ぶ方向を逆にするには、見出しをもう一度をクリックします。

項目のグループ化-  関連する項目をまとめて表示するには、グループ化します。

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで をクリックして、[グループ化] を選択します。

  2. [タイプ] を選択して、[サイズ] または [変更日] を選択します。

グループにはラベルが付いています。グループ単位で項目を非表示にするには、ラベルの隣の折りたたみボタン (–) をクリックします。

グループ化をオフにするには、現在のフォルダー ブラウザーで をクリックして、[グループ化][グループ化の停止] を選択します。

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