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起動オプション

MATLAB 起動オプションの指定

MATLAB® プログラムで起動時に特定の操作を実行するよう指示する、起動オプション (コマンド フラグまたはコマンド ライン スイッチとも呼ばれます) を指定できます。すべてのプラットフォームで、オペレーティング システム プロンプトから起動するときにオプションを matlab コマンドへの引数として指定します。たとえば、以下の場合はスプラッシュ スクリーンを表示せずに、MATLAB を起動できます。

matlab -nosplash

Windows® プラットフォームでは起動オプションの前にハイフン (-) またはスラッシュ (/) を付けます。たとえば、-nosplash/nosplash は同等です。

すべてのプラットフォームで、MATLAB 起動ファイルを使用して起動オプションを指定することもできます。「MATLAB 起動ファイルでの起動オプションの指定」を参照してください。

Windows プラットフォームで、MATLAB ショートカットで起動オプションを指定できます。「Windows システムでショートカットに起動オプションを含める」を参照してください。

Windows システムでショートカットに起動オプションを含める

選択した起動オプション (コマンド フラグまたはコマンド ライン スイッチともいいます) を、MATLAB の Windows ショートカットのターゲット パスに追加することができます。オプションの詳細は、「よく使われる起動オプション」を参照してください。

MATLAB ショートカットアイコンで Windows の起動オプションを使用するには、以下の手順に従います。

  1. MATLAB のショートカット アイコンを右クリックし、コンテキスト メニューから [プロパティ] を選択します。MATLAB のプロパティ ダイアログ ボックスの [ショートカット] ペインが開きます。

  2. [リンク先] フィールドに表示される matlab.exe のターゲットパスの後に起動オプションを追加して、[OK] をクリックします。たとえば -r "filename" を追加すると、起動後に MATLAB コード ファイル filename を実行します。

次の例は起動後に results ファイルを自動的に実行するように MATLAB に指示します。ここで results.m は起動フォルダーまたは MATLAB 検索パス上にあります。[リンク先] フィールド内のステートメントは、次のようになります。

C:\Program Files\MATLAB\R2010b\bin\matlab.exe -r "results"

二重引用符内にステートメントを含めます ("statement")。ファイル名のみを使用し、拡張子やパス名は使用しません。たとえば次のコードを実行すると、MATLAB はエラーを出力します。

... matlab.exe -r "D:\results.m"

セミコロンまたはコンマを使用して、複数のステートメントを区切ります。次の例は形式を short に変更してから MATLAB コード ファイル results を実行します。

... matlab.exe -r "format('short');results"

複数のオプションを空白で区切ります。次の例はスプラッシュ スクリーンを表示せずに MATLAB を起動し、MATLAB コード ファイル results を実行します。

... matlab.exe -nosplash -r "results"

MATLAB 起動ファイルでの起動オプションの指定

起動時に MATLAB は自動的に matlabrc.m ファイルを実行します。また、起動ファイル startup.m が存在している場合はそれを実行します。matlabroot/toolbox/local フォルダーに格納されている matlabrc.m ファイルの使用は、MathWorks® およびマルチユーザー システムのシステム管理者に制限されています。

ファイル startup.m は起動時のオプションを指定するものです。たとえば既定の検索パスを変更したり、ワークスペース内に事前に変数を定義しておいたり、または Handle Graphics® オブジェクトの既定の設定を定義したりするものです。指定したフォルダー /home/username/mytoolsstartup.m ファイルに記述して検索パスに追加し、起動時の現在のフォルダーを mytools に変更します。

addpath /home/username/mytools
cd /home/username/mytools

startup.m ファイルを、既定の起動フォルダーまたは現在の起動フォルダーに格納してください。これは MATLAB が最初に検索するフォルダーです。詳細は、「MATLAB 起動フォルダー」を参照してください。

よく使われる起動オプション

次の表は、Windows と UNIX® プラットフォームでよく使用される起動オプションの一覧です。起動オプションの一覧を含む詳細は、matlab (Windows) のリファレンス ページまたは matlab (UNIX) のリファレンス ページを参照してください。

プラットフォーム

オプション

説明

すべて

-c licensefile

LM_LICENSE_FILElicensefile に設定します。このファイルは port@host という形式です。

すべて

-h or -help

MATLAB を起動しないで起動オプションを表示します。

すべて

-logfile "logfilename"

MATLAB からの出力を指定したログ ファイルに自動的に書き込みます。

Windows プラットフォーム

-minimize

デスクトップを最小化して MATLAB を起動します。MATLAB を最後に閉じたときにアンドックされていたデスクトップ ツールまたはドキュメントは起動時に最小化されません。

UNIX プラットフォーム

-nojvm

JVM™ を読み込まないで、MATLAB を起動します。これによってメモリ使用量が最小化され、初期起動スピードも改善されますが、機能が制限されます。nojvm オプションを使用すると、デスクトップだけでなく Java® を必要とするすべてのツールが使用できなくなります。

たとえば -nojvm オプションで MATLAB を起動した場合は設定ダイアログで設定できません。しかし -nojvm オプションを使わずに MATLAB を起動し、設定して MATLAB を終了することは可能です。MATLAB は -nojvm オプションを使った場合においても再起動したときに設定を記憶しています。

すべて

-nosplash

スプラッシュ スクリーンを表示せずに MATLAB を起動します。

すべて

-r "statement"

MATLAB を起動した直後に、指定したステートメントを自動的に実行します。これをバッチ モードで MATLAB を実行するといいます。実行するファイルは MATLAB 起動フォルダーまたは検索パス上になければなりません。パス名またはファイルの拡張子は含めないでください。二重引用符内にステートメントを含めます ("statement")。セミコロンまたはコンマを使用して複数のステートメントを区切ります。

すべて

-singleCompThread

単一の計算スレッドに制限して MATLAB を使用します。既定の設定では、Windows は実行先コンピューターのマルチスレッド機能を利用します。

Perl 変数を起動時に渡す

関数 matlab-r オプションを使用して、Perl 変数 を起動時に MATLAB に渡すことができます。一例として 1入力引数を取る MATLAB 関数 test を使用します。

function test(x)

入力パラメーターとして定数ではなく Perl 変数を渡すには、以下の手順に従います。このコマンドにより MATLAB を起動し、test の入力引数に 10 を与えて実行します。

  1. 以下のような Perl スクリプトを作成します。

     #!/usr/local/bin/perl
     $val = 10; 
     system('matlab -r "test(' . ${val} . ')"');
  2. Perl インタープリターを使用してプロンプトで Perl スクリプトを実行します。

詳細は、matlab (Windows)-r オプションまたは matlab (UNIX) のリファレンス ページを参照してください。

MATLAB からの Java の起動と呼び出し

MATLAB は起動時に librarypath.txtclasspath.txt を使って Java クラス パスを作成します。Java ソフトウェアを MATLAB から呼び出す場合の詳細は、「Java クラス パス」および「ネイティブ メソッド ライブラリの特定」を参照してください。

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