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ファイルやフォルダーの作成、表示、変更、削除

ファイルやフォルダーの新規作成

現在のフォルダー ブラウザーを使用するか、コマンドを入力して、ファイルやサブフォルダーを現在のフォルダーに追加できます。

現在のフォルダー ブラウザーでのファイルやフォルダーの作成

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで、ファイルまたはフォルダーを作成したいフォルダーに移動します。

    ファイルの作成場所の詳細は、「ユーザー ファイルの保存場所」を参照してください。

  2. 空白場所を右クリックして、コンテキスト メニューから次のいずれかを選択します。

    • [新規フォルダー]

      MATLAB® は、New Folder という名前のフォルダーを作成して、選択します。

    • [新規ファイル]file-type

      file-type には、以下を指定することができます。スクリプト関数クラス列挙モデル (Simulink® がインストールされている場合)、または Zip ファイルこの方法で作成した関数、クラス、または列挙ファイルにはテンプレート情報が含まれ、そのファイルの基本的要素 (関数の引数など) が表示されます。

    MATLAB は、該当する拡張子の untitled という名前の新しいファイルを作成し、選択します。

  3. 新しい名前を入力して、選択した名前を変更します。

    ファイル名は文字で始まらなければならず、文字、数字、アンダースコアの組み合わせを使用できます。

  4. Enter キーを押します。

現在のフォルダー ブラウザーでの MAT ファイルの作成と更新

ワークスペースの変数を使って MAT ファイルを作成または更新するには以下のようにします。

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで、変数を保存する場所に現在のフォルダーを移動します。「ユーザー ファイルの保存場所」を参照してください。

  2. ワークスペース ブラウザーで、保存する変数を選択します。Ctrl キーを押しながら、MAT ファイルに含める他の変数名をクリックします。

  3. 選択した変数をワークスペース ブラウザーから現在のフォルダー ブラウザーにドラッグします。

  4. 変数を現在のフォルダー ブラウザー内でドロップします。

    • MAT ファイルを作成するには、現在のフォルダー ブラウザーの空白部分に変数をドロップします。次にファイル名を入力します。

    • 既存の MAT ファイルを更新するには、変数をそのファイル名の中にドロップします。

      その MAT ファイルに同じ名前の変数がある場合は警告が表示されます。既存の変数を更新するには、[続行] をクリックします。更新しない場合は、[キャンセル] をクリックします。

      警告は非表示にすることができます。[ホーム] タブの [環境] セクションで、[設定][一般][確認ダイアログ] をクリックします。次に、[MAT ファイル内の変数の上書き時の確認] の設定をオフにします。

現在のフォルダー ブラウザーからファイルを開くまたはデータをインポートする」も参照してください。

zip ファイル アーカイブの作成と管理

ファイルをバックアップしたり、ストレージ スペースを節約したり、ファイルの集合を他者に転送するには、zip ファイルを使用してアーカイブを作成します。以降のセクションで説明するように、現在のフォルダー ブラウザーから zip ファイルの内容を作成、表示、および調整できます。

zip ファイルの内容の表示-  ファイルを解凍せずに zip ファイルの内容を表示するには、現在のフォルダー ブラウザーで関連付けられた [+] ボタン(展開) をクリックします。この機能は、以下のことを実行する場合に便利です。

  • 新しく作成された zip ファイルの内容を確認する

  • ファイルを解凍する前に zip ファイルの内容を表示する

  • 特定の項目を zip ファイルから選択して開く

既定の設定では、zip ファイル内のファイルはグレー表示され、MATLAB パスにないことを示します。

    メモ:   MATLAB 外で作成されたアーカイブは、暗号化やパスワードで保護されている場合があります。保護されたアーカイブに MATLAB 内からファイルを追加したり解凍したりすることはできません。

zip アーカイブの作成-  空のアーカイブを作成するか、ファイル、フォルダーまたはその両方を選択して初期のアーカイブを作成することができます。いずれの場合でも、後でファイルを追加することができます。

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで以下のいずれかを行います。

    • 空の Zip ファイルを作成する。

      空白場所を右クリックして、コンテキスト メニューから [新規ファイル][Zip ファイル] を選択する。

    • 選択したファイル、フォルダー、またはその両方を含む Zip ファイルを作成する。

      アーカイブしたいフォルダーとファイルを選択して右クリックし、[Zip ファイルを作成する] を選択する。

    いずれの場合でも、MATLAB が、既定の名前 Untitledn.zip (n は整数) のアーカイブを作成します。

  2. 既定のファイル名を入力して、ここで示す listmaster_export.zip など、わかりやすい名前を指定します。

ファイルの zip アーカイブへの追加 も参照してください。

zip ファイルからのファイルの解凍-  現在のフォルダー ブラウザーで zip ファイルから 1 つのファイルを解凍するには、以下のいずれかを実行します。

  • ファイル名をコピーして、現在のフォルダー ブラウザーのフォルダーに貼り付ける

  • ファイルを現在のフォルダー ブラウザーのフォルダーにドラッグする

MATLAB はファイルを解凍して、ドラッグまたは貼り付けた先のフォルダーに保存します。

zip ファイルからすべてのファイルを解凍するには、以下のいずれかを実行します。

  • 現在のフォルダー ブラウザーで zip ファイルをダブルクリックします。

  • zip ファイルを右クリックして、[解凍] を選択します。

MATLAB によって、zip ファイルの全コンテンツが zip ファイルと同じ名前のフォルダーへと解凍されます。

MATLAB は、ファイルの解凍時にフォルダーを作成するため、解凍されたファイルが、同じ名前のファイルを上書きすることはできません。解凍時に同じ名前のフォルダーを上書きしようとすると、MATLAB が確認を要求します。

ファイルの zip アーカイブへの追加-  現在のフォルダー ブラウザーで zip ファイル アーカイブにファイルとフォルダーを追加するには、以下のいずれかを実行します。

  • アーカイブに追加するファイルを選択し、ドラッグする。

  • アーカイブに追加するファイルをコピーして、ファイルの追加先のアーカイブを選択し、ファイルをアーカイブに貼り付ける。

アーカイブに、追加するファイルと同じ名前のファイルまたはフォルダーがある場合、MATLAB ダイアログ ボックスが開きます。ダイアログ ボックスで、アーカイブ内にあるファイルを置き換えるかどうか尋ねられます。

zip アーカイブの内容と zip されていないファイルとフォルダーとの比較-  アーカイブしたファイルとアーカイブされていないファイルとの違いを確認するには、他のファイルとフォルダーと同様に、現在のフォルダー ブラウザーから比較ツールを使用します。

次に例を示します。

  • zip アーカイブを右クリックして、コンテキスト メニューから [比較対象を指定] を選択して、zip アーカイブの内容と比較するフォルダーを指定します。

  • zip アーカイブを展開して、その中のファイルを右クリックし、コンテキスト メニューから [比較対象を指定] を選択します。アーカイブされたファイルと比較するファイルを指定します。

詳細は、「ファイルとフォルダーの比較」を参照してください。

ファイルやフォルダーの作成に使用する関数

ファイルやフォルダーの作成に現在のフォルダー ブラウザーを使用する代わりに、コマンド ウィンドウ内またはスクリプトから関数を実行できます。

目的...使用する関数
フォルダーを作成するmkdir
MATLAB プログラム ファイルのようなテキスト ファイルを作成するedit
MAT ファイルを作成するsave
ファイルのアーカイブを作成するzip, gzip, tar
アーカイブから解凍するunzip, gunzip, untar

ユーザー ファイルの保存場所」も参照してください。

ファイルやフォルダーのコピー、名前変更、削除

現在のフォルダー ブラウザーでのファイルの名前変更

  1. 名前を変更する項目を選択します。

  2. 右クリックで表示されるコンテキスト メニューから [名前の変更] を選択します。

  3. 既存の名前を新しい名前で上書きします。次の場合には警告が表示されます。

    • 新しい名前が無効。有効な名前に変えてください。ファイル名は文字で始まらなければならず、文字、数字、アンダースコアの組み合わせを使用できます。

    • 検索パス上のフォルダー。検索パス上のフォルダー更新時のエラーを参照してください。

  4. Enter キーを押します。

ファイルやフォルダーの名前の変更に使用する関数

関数 movefile を使用します。

現在のフォルダー ブラウザーでのファイルやフォルダーの削除

項目を削除するには:

  1. 削除する項目を選択します。複数の項目を選択するには、以下のいずれかを行います。

    • アイコンの左をクリックし、上下にドラッグして、連続する項目を選択する

    • 連続する項目を選択するには、Shift を押しながらクリックする

    • 連続しない項目を選択するには、Ctrl を押しながらクリックする

  2. 右クリックして、コンテキスト メニューから [削除] を選択します。

現在のフォルダー ブラウザーでファイルやフォルダーを削除したとき、それがシステムから永久に消去されるか、別の場所に移動されるだけかは、プラットフォームに依存します。

プラットフォーム現在のフォルダー ブラウザーでのファイルやフォルダーの削除動作

Microsoft® Windows® プラットフォーム

Windows システムの設定に従ってファイルはごみ箱に移動します。システムによっては、ごみ箱に入るのはローカル ファイルのみで、ネットワーク上のファイルはごみ箱に入りません。

システムの設定で削除されたファイルが再利用可能になっている場合にファイルを永久に削除するには、Shift + Del キーを押します。

Linux® プラットフォーム

動作を指定できます。
  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで、[設定][一般] をクリックします。

  2. [ファイルの削除] オプションを設定します。

ファイルを一時フォルダーに移動するには、tempdir を実行して場所を確認します。

システムの設定では削除されたファイルが再利用可能になっている場合、ファイルを永久に削除するには、Shift + Del キーを押します。

Apple Macintosh プラットフォーム

Macintosh システムのファイルをゴミ箱に入れる設定に従います。

ファイルやフォルダーの削除に使用する関数

目的...使用する関数
ファイルの削除delete
フォルダーの削除rmdir

rmdir を使用して削除したフォルダーは復元できません。

既定の設定では、関数 delete で削除したファイルは復元できません。別の場所に移動するようにするには、[ファイルの削除] を次の手順で設定します。

  1. [ホーム] タブの [環境] セクションで、[設定][一般] をクリックします。

  2. [ファイルの削除] オプションを設定します。

ファイルを永久に削除するように設定すると、delete の実行速度が速くなります。

関数 delete を使用するときにシステム設定をオーバーライドするには、関数 recycle を使用します。

削除されたファイルが保管される場所は、次の表に示すようにプラットフォームによって異なります。

プラットフォーム関数 delete で削除されたファイルの保管場所

Microsoft Windows プラットフォーム

ごみ箱。システムによっては、ごみ箱に入るのはローカル ファイルのみで、ネットワーク上のファイルはごみ箱に入りません。

Linux プラットフォーム

関数 tempdir によって返された場所にある MATLAB_Files_<day>-<mo>-<yr>_<hr>_<min>_<sec> フォルダー。

たとえば、関数 tempdir/tmp を戻す場合、日付が 2009 年 11 月 9 日の午後 2:09:28 になっているファイルを削除すると /tmp/MATLAB_Files_09-Nov-2009_14_09_28 に移動します。

Apple Macintosh プラットフォーム

ゴミ箱

削除されたファイルはユーザーが除去するまでこれらの場所に残っています。削除済みのファイルを除去するには、Windows プラットフォームの [ごみ箱を空にする] のようなオペレーティング システムの機能を使用します。

ファイルやフォルダーのコピーと移動

現在のフォルダー ブラウザーでは標準の GUI 機能を利用してファイルやフォルダーをコピーしたり移動したりできます。たとえば、Windows エクスプローラーのように、ファイルをクリックして別のフォルダーや別のアプリケーションにドラッグします。

ファイルやフォルダーのコピーや移動に関数を使う場合は、関数 copyfile と関数 movefile を使用します。

ファイルやフォルダーのプロパティの変更

ファイルやフォルダーのプロパティ (読み書きの権限など) を変更するには、関数 fileattrib を使用します。

ファイルの表示と実行

現在のフォルダー ブラウザーからファイルを開くまたはデータをインポートする

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで、開くまたは読み込むファイルを右クリックします。

  2. コンテキスト メニューから、そのファイルを開くまたはインポートするためのオプションを選択します。

    • [開く] — そのファイル タイプに適切な MATLAB ツールを使用してファイルを開きます。たとえば、このオプションによって MAT ファイルはワークスペース ブラウザーに読み込まれます。

    • [GUIDE 内で開く] — FIG ファイルを Figure ウィンドウではなく GUIDE で開きます。

      詳細は、「GUIDE を開く」を参照してください。

    • [テキストとして開く] — ファイル タイプが別のアプリケーションまたはツールと関連付けられている場合でも、ファイルをエディターでテキスト ファイルとして開きます。

      たとえば、タブ区切りデータ ファイル (.dat) をワークスペースにインポートして、データ点を追加したい場合などに便利です。ファイルをエディターでテキストとして開き、追加してファイルを保存します。

    • [MATLAB の外部で開く] — オペレーティング システムでそのファイルのタイプに関連付けられているアプリケーションやツールを使用してファイルを開きます。

      たとえば、.mat は MATLAB データ ファイルと Microsoft Access™ ファイルの拡張子です。[開く] はそのファイルを MATLAB ワークスペースに読み込みますが、[MATLAB の外部で開く]Microsoft Access でファイルを開きます。ファイル関連付けについての詳細は、「Windows プラットフォーム上でのファイルと MATLAB との関連付け」を参照してください。

ファイルを開かずにファイルの情報を表示する方法は、「ファイルを開かずにファイル詳細を表示する」を参照してください。

関数を使用してファイルを開きデータをインポートする方法

目的...使用する関数
変数エディターでファイルや変数を開くopen
MAT ファイルからワークスペースに変数を追加するload
データ ファイルをインポートするimportdata
インポート ウィザードを使用してデータ ファイルをインポートするuiimport
システムのクリップボードにアクセスするclipboard

参考-  

コマンド ウィンドウでファイルと関数を開く

コマンド ウィンドウから関数、ファイル、変数、または Simulink モデルを開くには、コマンド ウィンドウで名前を選択し、右クリックしてから [選択を開く] を選択します。

MATLAB は、ユーザーに代わって、関数 open を実行して、適切なツールに選択した項目を開きます。具体的には以下のようになります。

  • エディターでテキスト ファイルを開く

  • Figure ウィンドウ内に Figure ファイル (.fig) を開く

  • 変数エディターで変数を開く

  • Simulink 内にモデルを開く

名前が競合した場合にどのようなアクションが発生するかについては、open のリファレンス ページを参照してください。選択した項目に関連する機能が存在しない場合、[選択を開く]edit を呼び出します。

現在のフォルダー ブラウザーからの MATLAB プログラム ファイルの実行

便宜上、現在のフォルダー ブラウザーから MATLAB のスクリプトや関数を実行できます。スクリプト ファイルは入力引数を受け入れたり値を返したりせず、直接実行できます。プログラムが、入力引数を必要としたり出力引数を返す関数の場合は、引数を定義する "実行設定" を定義できます。「関数での実行設定の使用」を参照してください。プログラム ファイルは次の方法で実行します。

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで、実行するファイルがあるフォルダーに現在のフォルダーを移動します。

  2. ファイル名を右クリックしてコンテキスト メニューを開きます。

  3. (オプション) 使用するファイルの実行設定を定義した場合は、コンテキスト メニューの [実行設定] からそれを選択します。[設定の編集] を選択して編集または作成します。

  4. コンテキスト メニューから [実行] を選択します。

現在のフォルダー ブラウザーのツール バーを [実行] ボタン でカスタマイズした場合、ファイルを選択してから、[実行] ボタンをクリックします。このボタンには、定義した関数実行設定のドロップダウン リストが含まれています。詳細は、「よく使用する機能へのアクセス」を参照してください。

関数での実行設定の使用-   入力引数を必要とする関数を実行する場合、[実行] コンテキスト メニューまたはツール バーのボタンから実行すると、正しく機能しない可能性があります。関数に実行設定を定義して、それらを必要とする関数の既定の入力引数を指定します。実行設定を作成するには、次の手順に従います。

  1. 現在のフォルダー ブラウザーで関数名を右クリックし、[実行設定][設定の編集] を選択します。

  2. 実行設定に名前を付けます。

  3. [MATLAB 式] パネルで関数を実行する式を入力します。

  4. 設定をテストする場合は、[実行] をクリックします。

  5. 設定を保存してダイアログ ボックスを終了するには、[閉じる] をクリックします。

実行設定を使用して関数を実行すると、関数の引数が設定の指定に従って設定されます。1 つの関数に複数の設定を作成できます。作成した設定はユーザー設定と一緒に保存されます。実行設定を使用するには、次の手順に従います。

  1. 関数名を右クリックし、[実行設定]configuration name を選択します。

  2. 関数は、選択した設定に従って実行し、次回このコンテキスト メニューを使用するときにその設定が選択されます。

実行設定の使い方の詳細は、「関数のエディターでの実行」を参照してください。

外部コマンド、スクリプト、プログラムの実行

感嘆符 (!) は "シェル エスケープ" であり、その後に続く入力行がオペレーティング システムへのコマンドであることを示します。感嘆符 (!) を使用すると、MATLAB を終了せずに他のプログラムやユーティリティを実行することができます。たとえば、UNIX® プラットフォームでは、次のコードを実行すると vi エディターが呼び出され、yearlystats.m という名前のファイルが開かれます。

!vi yearlystats.m

そして、外部プログラムが終了、またはユーザーがこのプログラムを終了すると制御は MATLAB に戻ります。たとえば、Windows プラットフォームにおいて次のように行の末尾に & を加えた場合、

!dir &

別のウィンドウに出力が表示されるか、アプリケーションがバックグラウンド モードで実行されます。次に例を示します。

!excel.exe &

Microsoft Excel® ソフトウェアが開き、制御がコマンド ウィンドウに戻るため、MATLAB 言語ステートメントの実行を継続できます。

感嘆符 (!) コマンドへの入力として渡すことができる引数リストの最大長は、オペレーティング システム内に保持される制約により決定されます。たとえば、Microsoft Windows XP オペレーティング システムを実行している場合は、感嘆符コマンドに入力される引数リストの長さは、8,189 文字を超えることはできません。

結果とステータスを返す外部プログラムの実行については、オンライン ヘルプの関数 unixdossystem のリファレンス ページを参照してください。

    メモ:    特定の環境変数を使ってオペレーティング システム コマンドを実行するには、すべてのコマンドを system 呼び出しの範囲内で収めてください。コマンドは、DOS では & (アンパサンド)、UNIX プラットフォームでは ; (セミコロン) を使って分割します。これは、MATLAB ! (感嘆符)、dosunix、および system 関数に適用されます。他の方法として、MATLAB を起動する前に環境変数を設定する方法があります。

Macintosh プラットフォームでは、MATLAB から (Apple の) AppleScript を直接実行できません。ただし、Apple Mac OS X の関数 osascript を MATLAB 関数 unix または ! (感嘆符) から実行することにより、AppleScript を MATLAB から実行できます。

システム パス上にない UNIX プログラムの実行

UNIX プログラムを格納しているフォルダーが、UNIX システム パス上になくても、そのパスが MATLAB から見えていれば、MATLAB からそのファイルを実行できます。MATLAB から見えるシステム パスを判断するには、コマンド ウィンドウに次のように入力します。

getenv('PATH')

これ以降の節で説明するとおり、現在の MATLAB セッションまたは以降の MATLAB セッションに対して有効に作用し続ける変更をシステム パスに加えることができます。

現在の MATLAB セッションに対するシステム パスの変更-  以下のいずれかを行います。

  • MATLAB の現在のフォルダーを、実行したいプログラムのフォルダーに変更します。

  • コマンド ウィンドウを使用して、次のコマンドを発行します。

    path1 = getenv('PATH')
    path1 = [path1 ':/usr/local/bin']
    setenv('PATH', path1)
    !echo $PATH 

MATLAB を再起動すると、フォルダーは MATLAB から見えるシステム パス上には存在しなくなります。

現在のシェル セッション内での MATLAB セッションでのシステム パスの変更-  シェルからシステム パスにフォルダーを追加するには、以下の手順に従います。

  1. MATLAB を停止します。

  2. 使用しているシェルに応じて、システム コマンド プロンプトで次のいずれかを入力します。ただし、myfolder は実行するプログラムを格納しているフォルダーです。

    • bash または関連シェルを使用している場合、以下のように入力します。

      export PATH="$PATH:myfolder"
      
    • tcsh または関連シェルを使用している場合、以下のように入力します。

      setenv PATH "${PATH}:myfolder"
      
  3. MATLAB を起動します。

  4. MATLAB コマンド ウィンドウで以下のように入力します。

    !echo $PATH
    

現在のシェル セッション内で MATLAB を再起動しても、フォルダーは MATLAB から見えるシステム パス上に残ったままです。ただし、シェル セッションを再起動してから MATLAB を再起動すると、フォルダーは MATLAB から見えるシステム パス上には存在しなくなります。

MATLAB の全セッションでのシステム パスの変更-  シェルおよび MATLAB セッションで有効に作用し続ける調整を行うには、「MATLAB 起動ファイルでの起動オプションの指定」で説明しているように、以下のコマンドを MATLAB スタートアップ ファイルに追加します。

path1 = getenv('PATH')
path1 = [path1 ':/usr/local/bin']
setenv('PATH', path1)
!echo $PATH 
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