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Axis パラメーターの設定

Axis のスケーリングと目盛り

MATLAB® のグラフを作成すると、軸の範囲と目盛りの間隔は自動的にプロットされたデータに基づいて選択されます。しかし、以下の関数を使用して、軸の範囲と目盛りに対して独自の値を指定することもできます。

  • axis — 現在の Axes オブジェクト (最後に作成された Axes または 最後にクリックされた Axes オブジェクト) に影響を与える値を設定します。

  • axes — (Axis ではありません) 指定された特性をもつ新規 Axes オブジェクトを作成します。

  • getset — 既存の Axes の幅広いプロパティを照会し、設定することができます。

  • gca — 現在の Axes のハンドル (識別子) を出力します。Figure ウィンドウに複数の Axes がある場合、現在の Axes は最後に作成されたグラフ、またはマウスで最後にクリックされたグラフです。以下の 2 節は、詳細な情報と例を示します。

3 次元表示を操作する方法の詳細は、『3 次元可視化』ドキュメンテーションの 「視点の概要」 を参照してください。

軸の範囲と目盛り

既定では、軸の範囲は、プロットされるデータの範囲を含むように選択されます。この範囲は、関数 axis を使って手動で範囲を指定することができます。4 つの要素からなるベクトルで新規範囲を定義し、axis を呼び出します。

axis([xmin,xmax,ymin,ymax])

最小値は、最大値より小さくなければなりません。

半自動での範囲設定

軸の範囲の最小/最大の一方だけを自動スケーリングし、他方を指定する場合、自動スケーリングする範囲について MATLAB 変数 Inf または -Inf を使用します。たとえば、下図は既定のスケーリングを使用しています。

既定の範囲を次のグラフと比較してください。これは、x 軸の最大範囲を設定し、最小範囲を自動スケーリングしています。

axis([-Inf 5 2 2.5])

軸の目盛り

(線形グラフに対して) 等間隔の目盛りが生成されるように、目盛りの位置はデータ範囲に基づいています。Axes の XTickYTick プロパティを設定することによって、さまざまな目盛りを指定できます。目盛りは値が増加するベクトルとして定義します。値と値の間は等間隔にする必要はありません。

たとえば、前の例において、次のようにグラフの y 軸の目盛りを設定すると、

set(gca,'YTick',[2 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5])

y 軸には指定した目盛りのみがグラフに描画されます。

軸の範囲外の目盛り値を指定すると、それらは表示されません (すなわち、軸の目盛りの指定では、軸の範囲を変更できません)。

例 - 目盛りとそのラベルの指定

軸の目盛りの位置や、各目盛りに付けるラベルの表示は調整することができます。たとえば、以下の正弦関数のプロットは、より意味のある値を x に付け直したものです。

x = -pi:.1:pi;
y = sin(x);
plot(x,y)
set(gca,'XTick',-pi:pi/2:pi)
set(gca,'XTickLabel',{'-pi','-pi/2','0','pi/2','pi'})

これらの関数 (xlabelylabeltitletext) は、軸のラベルを追加し、y = sin(-pi/4) のグラフ上の位置を示す矢印を描画します。

xlabel('-\pi \leq \Theta \leq \pi')
ylabel('sin(\Theta)')
title('Plot of sin(\Theta)')
text(-pi/4,sin(-pi/4),'\leftarrow sin(-\pi\div4)',...
     'HorizontalAlignment','left')

既存のプロット上に Line プロパティを設定する

plot で作成した Line オブジェクトのハンドルをまず見つけ、次に Color プロパティを設定して、ライン色を紫色に変更します。findobj と、MATLAB のライン色の既定値は青いライン (RGB 値 [0 0 1]) であるという事実を使用します。同じステートメントで、LineWidth プロパティを 2 ポイントに設定します。

set(findobj(gca,'Type','line','Color',[0 0 1]),...
    'Color',[0.5,0,0.5],'LineWidth',2)

TeX 文字列を使って、ギリシャ文字を作成します。

縦横比の設定

既定では、Figure ウィンドウと同じ縦横比をもつ四角形の Axes にグラフを表示します。これによって、プロットに利用できる空間の最適な使用が図られます。関数 axis で、縦横比を制御することができます。

以下に例を示します。

t = 0:pi/20:2*pi;
plot(sin(t),2*cos(t))
grid on

これは、既定の縦横比 (axis normal と同じ) でグラフを作成します。

  • axis square — 現在の軸の領域を正方形にします。

  • axis equal — 各方向のデータ単位が同じになるように各軸の縦横比を設定します。

  • axis equal tight — 各方向のデータ単位が同じになるように縦横比を設定し、軸の境界をデータの最小値と最大値に設定します。

    メモ:   axis を使用して縦横比を書式変更するには、Axes が既に存在しており、プロットを含んでいなければなりません。すなわち、実際の xy または z の範囲をもたない Axes を事前に書式変更することはできません。これを解決するには、axis で Axes を事前に書式変更し、データをプロットする前に hold on コマンドを発行します。

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