matGetDir (C および Fortran)
MAT ファイル内の変数のリスト
C 構文
#include "mat.h" char **matGetDir(MATFile *mfp, int *num);
Fortran 構文
#include "mat.h" mwPointer matGetDir(mfp, num) mwPointer mfp integer*4 num
引数
mfp
MAT ファイル情報へのポインター
num
MAT ファイル内の
mxArray
の数を含む変数へのポインター
戻り値
mfp
が指し示す MAT ファイル内の mxArray
の名前へのポインターを含む内部配列へのポインター。C では、それぞれの名前は NULL
で終了する文字列です。num
出力引数は、内部配列の長さ (MAT ファイル内の mxArray
の数) です。num
がゼロの場合、mfp
には配列は含まれていません。
matGetDir
は、C では NULL
(Fortran では 0
) を返します。matGetDir
が失敗した場合、num
は負の数値に設定されます。
説明
このルーチンは、MAT ファイルに含まれている mxArray
の名前の一覧を提供します。
matGetDir
は mxCalloc
を使用して、文字列の内部配列用にメモリを割り当てます。配列の操作が完了したら、mxFree
を使用してメモリを解放します。
MATLAB® 変数名の最大長は、C ヘッダー ファイル matrix.h
に定義されている長さ mxMAXNAM
になります。
バージョン履歴
R2006a より前に導入