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iptremovecallback

コールバック リストから関数ハンドルを削除

説明

iptremovecallback(obj,callback,ID) は、グラフィックス オブジェクト obj のコールバックのリストから識別子が ID のコールバックを削除します。

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3 つのコールバックを Figure に追加し、これらを対話形式で試行します。MATLAB® が Figure 上でマウスの動きを感知するたびに、関数 f1f2、および f3 がこの順番に呼び出されます。

h = figure;
f1 = @(varargin) disp("Callback 1");
f2 = @(varargin) disp("Callback 2");
f3 = @(varargin) disp("Callback 3");
id1 = iptaddcallback(h,'WindowButtonMotionFcn',f1);
id2 = iptaddcallback(h,'WindowButtonMotionFcn',f2);
id3 = iptaddcallback(h,'WindowButtonMotionFcn',f3);

コールバック f2 を削除します。マウスを Figure 上に再度移動します。MATLAB が Figure 上でマウスの動きを感知するたびに、関数 f1f3 のみが呼び出されます。

iptremovecallback(h,'WindowButtonMotionFcn',id2);

入力引数

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グラフィックス オブジェクト。figure、axes、uipanel、または image グラフィックス オブジェクトのハンドルとして指定します。

グラフィックス オブジェクト obj のコールバック プロパティ。文字ベクトルとして指定します。グラフィックス オブジェクトのコールバックのリストについては、Figure プロパティAxes プロパティパネル プロパティ、およびイメージ プロパティを参照してください。

データ型: char

関数 fun のコールバック識別子。正の整数として指定します。この識別子は、関数をコールバック リストに追加したときに、iptaddcallback で返されるものです。

バージョン履歴

R2006a より前に導入