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イメージのトリミング

メモ

イメージ ビューアー アプリを使用して、対話形式でイメージをトリミングすることもできます。詳細については、イメージ ビューアー アプリを使用したイメージのトリミングを参照してください。

イメージの四角形の部分を切り抜くには、関数 imcrop を使用します。imcrop を使用すると、トリミング領域のサイズと位置を指定して、マウスを使う対話形式かプログラミングによってトリミング領域を指定できます。

この例は、対話形式の構文を示しています。この例では、MATLAB® ワークスペースにイメージを読み取り、imcrop を呼び出してイメージを引数として指定します。imcrop が Figure ウィンドウにイメージを表示し、トリミングする四角形がイメージに描かれるのを待ちます。ポインターをイメージ上に移動すると、ポインターの形状が十字形 に変わります。ポインターをクリック アンド ドラッグして、トリミングする四角形のサイズと位置を指定します。マウスを使用して、トリミングする四角形の移動やサイズ調整ができます。トリミングする四角形に満足したら、ダブルクリックしてトリミング操作を実行するか、四角形の内側を右クリックしてコンテキスト メニューから [イメージのトリミング] を選択します。imcrop はトリミングしたイメージを J に返します。

I = imread("circuit.tif")
J = imcrop(I);

Crop Image tool displaying a blue rectangle over the region to be cropped and a context menu with options such as "set color" and "fix aspect ratio".

また、imcrop を呼び出すときに、トリミングする四角形のサイズと位置をパラメーターとして指定することもできます。トリミング対象の四角形を 4 要素の位置ベクトル、[xmin ymin width height] として指定します。

この例では、imcrop を呼び出してトリミングするイメージ I と、トリミングする四角形を指定します。imcrop はトリミングしたイメージを J に返します。

I = imread("circuit.tif");
J = imcrop(I,[60 40 100 90]);

参考

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