bitor
2 つの fi
オブジェクトのビット単位 OR
構文
c = bitor(a,b)
説明
c = bitor(a,b)
は、fi
オブジェクト a
および b
のビット単位の OR
を返します。出力は以下のように決まります。
どちらかの入力配列の対応するビットの値が
1
である場合、出力配列c
の要素には値1
が割り当てられます。両方の入力配列の対応するビットの値が
0
である場合、出力配列c
の要素には値0
が割り当てられます。
a
および b
に関連付けられた numerictype
プロパティは同じでなければなりません。両方の入力にローカル fimath が含まれる場合、ローカル fimath のプロパティは同じでなければなりません。numerictype
が符号付きである場合、格納された整数のビット表現は 2 の補数表現です。
a
および b
は、いずれかがスカラーでない場合は、同じ次元にする必要があります。
bitor
は、固定小数点データ型の fi
オブジェクトのみをサポートします。
例
次の例では、fi
オブジェクト a および b のビット単位の OR
を検出します。
a = fi(-30,1,6,0); b = fi(12, 1, 6, 0); c = bitor(a,b) c = -18 DataTypeMode: Fixed-point: binary point scaling Signedness: Signed WordLength: 6 FractionLength: 0
a、b および c の 2 進数表現を調べることにより、結果を確認できます。
binary_a = a.bin binary_b = b.bin binary_c = c.bin binary_a = 100010 binary_b = 001100 binary_c = 101110
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入