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Extract Triangular Matrix

入力行列からの下三角部分または上三角部分の抽出

ライブラリ

Math Functions / Matrices and Linear Algebra / Matrix Operations

dspmtrx3

  • Extract Triangular Matrix block

説明

Extract Triangular Matrix ブロックは、M 行 N 列の入力行列の上三角要素または下三角要素から三角行列出力を作成します。ブロックは、長さ M の方向性をもたないベクトル入力を M 行 1 列の行列として扱います。

[抽出] パラメーターに応じて、入力の 2 つの成分が次のように選択されます。

  • Upper — 入力行列の主対角にある要素と主対角より上にある要素を同じサイズの出力行列にコピーします。したがって、出力行列の最初の "行" と入力行列の最初の "行" が同一になります。出力行列の主対角より下の要素はゼロです。

  • Lower — 入力行列の主対角にある要素と主対角より下にある要素を同じサイズの出力行列にコピーします。したがって、出力行列の最初の "列" と入力行列の最初の "列" が同一になります。出力行列の主対角より上の要素はゼロです。

パラメーター

抽出

出力にコピーする行列の成分。上三角部分または下三角部分のいずれかです。

シミュレーション実行方法

コード生成 (既定) — 生成された C コードを使用してモデルをシミュレートします。シミュレーションの初回実行時、Simulink® は対象ブロックの C コードを生成します。この C コードは、モデルが変更されない限り以降のシミュレーションで再利用されます。このオプションを使用すると、シミュレーションの起動時間は長くなりますが、シミュレーションの速度は [インタープリター型実行] よりも速くなります。

インタープリター型実行 — MATLAB® インタープリターを使用してモデルをシミュレートします。このオプションを使用すると、シミュレーションの起動時間は短くなりますが、シミュレーションの速度は [コード生成] よりも遅くなります。

サポートされているデータ型

端子サポートされているデータ型

A

  • 倍精度浮動小数点

  • 単精度浮動小数点

  • 固定小数点 (符号付きおよび符号なし)

  • boolean

  • 8、16、32 ビット符号付き整数

  • 8、16、32 ビット符号なし整数

U

  • 倍精度浮動小数点

  • 単精度浮動小数点

  • 固定小数点 (符号付きおよび符号なし)

  • boolean

  • 8、16、32 ビット符号付き整数

  • 8、16、32 ビット符号なし整数

L

  • 倍精度浮動小数点

  • 単精度浮動小数点

  • 固定小数点 (符号付きおよび符号なし)

  • boolean

  • 8、16、32 ビット符号付き整数

  • 8、16、32 ビット符号なし整数

拡張機能

固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。

バージョン履歴

R2006a より前に導入