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Extract Triangular Matrix
入力行列からの下三角部分または上三角部分の抽出
ライブラリ
Math Functions / Matrices and Linear Algebra / Matrix Operations
dspmtrx3
説明
Extract Triangular Matrix ブロックは、M 行 N 列の入力行列の上三角要素または下三角要素から三角行列出力を作成します。ブロックは、長さ M の方向性をもたないベクトル入力を M 行 1 列の行列として扱います。
[抽出] パラメーターに応じて、入力の 2 つの成分が次のように選択されます。
Upper
— 入力行列の主対角にある要素と主対角より上にある要素を同じサイズの出力行列にコピーします。したがって、出力行列の最初の "行" と入力行列の最初の "行" が同一になります。出力行列の主対角より下の要素はゼロです。Lower
— 入力行列の主対角にある要素と主対角より下にある要素を同じサイズの出力行列にコピーします。したがって、出力行列の最初の "列" と入力行列の最初の "列" が同一になります。出力行列の主対角より上の要素はゼロです。
パラメーター
- 抽出
出力にコピーする行列の成分。上三角部分または下三角部分のいずれかです。
- シミュレーション実行方法
コード生成
(既定) — 生成された C コードを使用してモデルをシミュレートします。シミュレーションの初回実行時、Simulink® は対象ブロックの C コードを生成します。この C コードは、モデルが変更されない限り以降のシミュレーションで再利用されます。このオプションを使用すると、シミュレーションの起動時間は長くなりますが、シミュレーションの速度は[インタープリター型実行]
よりも速くなります。インタープリター型実行
— MATLAB® インタープリターを使用してモデルをシミュレートします。このオプションを使用すると、シミュレーションの起動時間は短くなりますが、シミュレーションの速度は[コード生成]
よりも遅くなります。
サポートされているデータ型
端子 | サポートされているデータ型 |
---|---|
A |
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U |
|
L |
|
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入
参考
関数
ブロック
- Autocorrelation LPC | Cholesky Factorization | Extract Diagonal (Simulink) | Forward Substitution | LDL Factorization | LU Factorization