splinetool
スプライン近似法の実験
説明
例
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ヒント
次の図には、3 次スプライン内挿と、余弦関数にノイズを加えて作成されたサンプル データ上の平滑化スプラインとを比較している、スプライン ツールが示されています。
近似法の選択
ツールでサポートされる近似法およびオプションを以下に示します。
近似法 | オプション |
---|---|
3 次内挿スプライン | 端点条件の型と値を調整します。 |
平滑化スプライン | 3 次 (次数 4) スプラインまたは 5 次 (次数 6) スプラインを選択します。許容誤差または平滑化パラメーター (あるいはその両方) の値を調整します。誤差と粗さ測定の重みを調整します。 |
最小二乗近似 | 次数を 1 から 14 の間で変更します。既定の次数は 4 で、3 次近似スプラインを返します。多項式区分の数を変更します。節点を追加および移動して近似を向上させます。誤差測定の重みを調整します。 |
スプライン内挿 | 次数を 2 から 14 の間で変更します。既定の次数は 4 で、3 次スプライン内挿を返します。指定されている既定の節点が不十分である場合は、それらを移動して近似を変更できます。 |
グラフのプロット
同じデータの複数の近似を生成し、比較できます。近似の 1 つは、太いラインの幅を使って常に "現在の" としてマークされます。次の表示を使用できます。
データ グラフ。次の内容が表示されます。
データ
[近似のリスト] に表示するために選択された近似
現在の節点シーケンスまたは現在のブレーク シーケンス
現在の近似の補助グラフ (表示される場合)。このグラフは、[表示] メニューのいずれかの項目を選択して表示することができます。以下のいずれかが表示されます。
1 階微分
2 階微分
誤差
既定では、誤差は指定されたデータ値とデータ サイトの近似値との差を表します。特に、近似が内挿の場合、誤差はゼロ (丸めを除く) になります。ただし、関数を指定してデータ値を指定すると、表示される誤差は関数と現在の近似との差になります。これは、データ グラフの y ラベルを関数の名前に変更した場合も行われます。
メニュー オプションの試行
[ファイル] > [Figure に出力] メニューで、グラフに注釈を付けたり、印刷することができます。
[ファイル] > [データのエクスポート] と [ファイル] > [スプラインのエクスポート] メニューをそれぞれ使用して、データと近似をワークスペースにエクスポートし、さらに使用または解析できます。
[ファイル] > [コード生成] メニューで、元のデータ、現在表示されているいずれかのグラフまたはすべてのグラフから、生成に使用できる関数ファイルを作成できます。このファイルでは、現在のグラフの生成に使用されるコマンドの書き込みレコードも提供されます。
さらに実験する前に、[複製] ボタンを使用して、現在の近似を保存できます。この保存した近似を後でクリックすると、ツールによって、保存された近似の作成に使用されたデータを含むすべてのデータが以前のまま復元されます。この保存した近似は、他の近似で作業している間にデータを編集した場合でも保持されます。
グラフ内を右クリックするか、[編集] メニューの適切な項目を選択することで、データ、節点、ブレークを追加、削除または移動することができます。
[ツール] メニューを使用して、グラフ内のグリッドまたは凡例を切り替えることができます。
バージョン履歴
R2006a より前に導入