Main Content

このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。

connectOptions

connect コマンドのオプション

説明

opt = connectOptions は、connect のための既定のオプションを返します。

opt = connectOptions(Name,Value) は、1 つ以上の Name,Value のペア引数により指定されるオプションをもつオプション セットを返します。

すべて折りたたむ

connect コマンドで connectOptions を使用して、相互接続されたモデルで未接続の状態が保持されるようにします。

動的システム モデル sys1sys2sys3 があるとします。これらの動的システム モデルトを組み合わせて、入力 'r' と出力 'y' をもつ相互接続されたモデルを作成します。'r' から 'y' へのパスにおいてダイナミクスに影響しないモデル内の状態が保持されるよう、このオプションを設定します。

opt = connectOptions('Simplify',false);
sysc = connect(sys1,sys2,sys3,'r','y',opt);

入力引数

すべて折りたたむ

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。Name は引数名、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に表示されなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、名前と値をそれぞれコンマを使って区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Simplify',false

未接続の状態の自動消去。true または false として指定されます。

  • trueconnect は、相互接続されているシステムの指定された入力から指定された出力への I/O 伝達関数に影響しない状態を、すべて自動的に消去します。

  • falseconnect は未接続の状態を保持します。このオプションは、たとえば、コンポーネントの既知の初期状態値から、相互接続されたシステムの応答を計算する場合などに便利です。

データ型: logical

出力引数

すべて折りたたむ

connectOptions オプション セットとして返される、connect のオプション。モデルを相互接続する際に、connect の最後の引数として opt を使用します。

バージョン履歴

R2013b で導入

参考