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isdeployed

コードがデプロイ モードで実行されているのか、あるいは MATLAB モードで実行されているかを判定

説明

x = isdeployed は、関数が MATLAB® Runtime を使用してデプロイ モードで実行されている場合は logical 1 (true) を、MATLAB セッションで実行されている場合は 0 (false) を返します。

デプロイ モードで実行されるアプリケーションは、MATLAB 関数とデータのコレクションで構成されており、MATLAB Compiler™ を使用して、MATLAB セッション外で MATLAB Runtime ライブラリを使用して実行されるソフトウェア コンポーネントにパッケージ化されています。

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関数 which を使用するか、ctfroot を基準としたファイルの場所を指定して、パッケージ化されたアプリケーションに含まれるファイルにアクセスできます。

extern_app.exe などのファイルを MATLAB Compiler プロジェクトに追加します。

isdeployed を使用して、コードがデプロイ モードで実行されているかどうかをチェックします。次に、関数 which を使用してファイルへのパスを取得します。

if isdeployed
    locate_externapp = which(fullfile('extern_app.exe'));
end
関数 which は、デプロイ可能なアーカイブ内にある限り、ファイル extern_app.exe へのパスを返します。

詳細については、パッケージ化されたアプリケーションでのファイルへのアクセスを参照してください。

デプロイ アプリケーションのパスはコンパイル時に固定され、変更できません。isdeployed を使用して、デプロイ後にアプリケーションが addpath などのパス変更関数を使用しようとしないようにします。

if ~(ismcc || isdeployed)
    addpath(mypath);
end

関数 doc を使用してデプロイ アプリケーションからヘルプ ブラウザーを開くことはできません。代わりに、ヘルプ クエリを MathWorks® の Web サイトにリダイレクトしてください。

if ~isdeployed
    doc(mfile);
else 
   web('https://www.mathworks.com/support.html');
end

%#exclude プラグマを指定して isdeployed を使用することで、デプロイ不可能な関数 edit に関するコンパイル時警告を抑制します。

if ~isdeployed
    %#exclude edit
    edit('readme.txt');
end

このプラグマにより、コンパイル時の依存関係の分析でこの関数が除外されます。

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入