Bipolar to Unipolar Converter
バイポーラ信号を範囲 [0,M-1] のユニポーラ信号に割り当てる
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Utility Blocks
説明
Bipolar to Unipolar Converter ブロックは、バイポーラ入力信号をユニポーラ出力信号に割り当てます。入力が集合 {-M+1, -M+3, -M+5,..., M-1} の整数で構成される場合 (M は [M-ary number] パラメーター)、出力は 0 と M-1 の間の整数で構成されます。このブロックは、入力値が集合 {-M+1, -M+3, -M+5,..., M-1} にある場合にのみ機能するように設計されています (M は [M-ary number] パラメーター)。入力値がこの整数の集合の外側にある場合、出力が有効でない可能性があります。
下の表はブロックのマッピングが [Polarity] パラメーターによってどのように変わるかを示しています。
極性パラメーター値 | k の入力値に対応する出力値 |
---|---|
Positive | (M-1+k)/2 |
Negative | (M-1-k)/2 |
パラメーター
- M-ary number
バイポーラまたはユニポーラのアルファベットでのシンボル数。
- Polarity
値が
[Positive]
の場合、アルファベットによるシンボルの相対的順序を維持します。値が[Negative]
の場合、アルファベットによるシンボルの相対的順序を反転させます。- Output Data Type
ブロックの出力で生成されるバイポーラ信号の型。
ブロックは、次の出力データ型をサポートします。
Inherit via internal rule
Same as input
double
int8
uint8
int16
uint16
int32
uint32
boolean
パラメーターが既定の設定である
[Inherit via internal rule]
に設定されている場合、ブロックは入力データ型に基づいて、出力データ型を決めます。入力信号が浮動小数点 (
[single]
または[double]
) の場合、出力のデータ型は入力のデータ型と同じになります。入力データ型が浮動小数点でない場合は、次のようになります。
[M-ary number] パラメーターに基づいて、出力データ型は [0 M-1] の範囲を含むために必要な、理想的な符号なし整数出力語長となり、次のように計算されます。
理想的な語長 = ceil(log2(M))
ブロックは、計算された理想的な語長に最適な最小語長 (ビット) に基づいて、出力データ型を符号なし整数に設定します。
メモ
語長の制約に関連する[ハードウェア実行] ペイン (Simulink)ペインでの選択は、このブロックによる出力データ型の決定に影響しません。
例
入力が [-3; -1; 1; 3]、[M-ary number] パラメーターが 4
で [Polarity] パラメーターが [Positive]
の場合、出力は [0; 1; 2; 3] です。[Positive] パラメーターを [Negative]
に変更すると、出力は [3; 2; 1; 0] に変わります。
[M-ary number] の値が 28 の場合、ブロックは uint8 を出力します。
[M-ary number] の値が 28+1 の場合、ブロックは uint16 を出力します。
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入